タロ人会 第80夜
僕が毎回通っている「内幸町タロ人会」。
三遊亭鬼丸師匠が二ツ目の頃からやっている勉強会も兼ねた独演会で、名人会と言うのも何だし、名人をモジってタロ人会。
2000年に始まったこの会が、本日80回目。
実に20年の節目ですな。
いつもは事前にお知らせされてるゲストは「ご存じシークレット」という触れ込みだったので、ワクワクしながら
前座は三遊亭好の助師匠。演目は「宮戸川」。
快調な滑り出し。一気に客席が温まりましたな。
鬼丸師匠の一席目は「御神酒徳利」。
この、本人の意志に反してポンポンと進む噺は聴いてて小気味よいですな。「暗算が得意」の下げは実に見事でした。
中入りを挟んでゲストの登場なのですが…
これがビックリ、なんと三遊亭好楽師匠!
会場がどよめきました(笑)
鬼丸師匠とのエピソードを枕に、ネタは「風呂敷」。やはり流石好楽師匠でしたな。
テンポ、間、すごく良かった。
というか前座が好の助師匠の時点で、ゲストに察しがついてもよかったですね(全く気づかなかった)。
鬼丸師匠の二席目、トリのネタは「十年定食」。
なんとこれ、さらば青春の光のコントを落語にアレンジした噺なんです。
あの二人の独特の掛け合いを見事落語に落とし込んでいましたね…スゲー面白かった。
こんだけ、濃い内容で2000円…安っ!
正直、過去イチで面白いタロ人会だったかもしんないです…(これまではやっつけだって師匠も言ってましたし笑)
次回は年明けて1月。
次もめっちゃ期待。