冬の到来を語らう書

9月末以来の更新になってしまった。
すなわちこのnoteを秋はほぼ丸々書かなかったことになる。
が、それは怠惰によるものでは無い・・・と思う、多分。

以下言い訳。
というのもこの2か月は循環器内科ローテーションであり、それはそれは忙しかったのである。
忙しいと兎に角目の前の日々を過ごすのに精いっぱいで、立ち止まって振り返ったり、周りに目を見やったりすることがかなり無くなってしまう。
結果としてこのnoteに書こうと思うような思案も沸くことが無く、この更新頻度の有様になってしまったわけである。
今は忙しかった科と忙しい科の狭間のローテで比較的余裕があるので、また思案が少し生まれたわけで、結果今日の更新になった、という流れである。

・・・とはいえ循環器内科ローテはとても充実したものであった。当院の忙しさはまだもっと最前線のに比べれば多少余裕はあるほうなのかもと思うが、それでもその忙しさの中で結構充実したものを得られたのも事実である。
どうしよう、循環器内科に惹かれる自分は事実だが、実際に3年目に選択してそれ以降やっていけるのかについてはさっぱり自信が無い。
そもそも3年目にどこに行くべきなのかも皆目見当がつかない。
なんだか社会人になった途端五里霧中の霧がもっと深くなった。
職業としての悩みは絶えず、私生活としても悩みは深い。
自身の精神性は残念ながら高校生の頃からさっぱり成長していないのに、周りの環境はどんどん変わっていく、周りの人間もどんどん変わっていく。
どんどん鬱々としてなんだか負のスパイラル。
季節も冬になり始め、日の落ちる時間も早く、気温はどんどん下がっていく。
そんな「冬の到来」である。

最近、SNSを見ていると楽しい話題よりもなんだか嫌な気分になる話題の方が多い気がする。カラーバス効果なのかもしれないが。
ヤンデル先生もSNSを辞めてしまわれた。寂しい。
自分も世界も明るい話がどうも無い、不安と後悔の日々。
冬の到来であっても、雪の白さのような明るい話題はあっても良いのでは。

冷たい夢に乗り込んで
宇宙に消えるヴォイジャー
いつでも人々を変えるものに
人々は気づかない

松任谷由実 VOYAGER ~日付のない墓標

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