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HOSO FC の活動と忘年会(BONEN MEETING 2024)

集団に打ち解けることが苦手なまま生きてきたけれど、いま唯一所属しているコミュニティがあります。

HOSO FC(サッカーライターの細江克弥さんを会長とする、ほとんどプレーしない草サッカークラブ)といいます。

細江さんはセリエA(イタリアのサッカーリーグ)の中継で解説業もされている方なので、メンバーの多くはカルチョ(イタリア語でサッカーのこと)が好きで集まっています。海外サッカーにおいてはプレミアリーグ(イングランドのサッカーリーグ)が人気を独占している現状においては、ある意味ニッチな集まりでもあります。

「ほとんどプレーしない」と説明されているものの、まめにフットサルが開催されていて、一部の方々は頻繁にボールを蹴っているようです。今年はたしかぼくも一度だけ行きました。

▼これはそのときに書いた文章。

でも、上の記事に書いているように体を動かす習慣のないものですから、フットサルは年に一回行けたらがんばった方……というくらいの大ごと。

そんな出不精にとってメインとなっているコンテンツは、月に一度のメンバー内ラジオです。基本的に細江さんの一人喋りですが、毎回お便りを募っていたり、リアルタイムでもコメントができたり、双方向のコミュニケーションが発生します。

面と向かうよりネットワークを介した方が、口頭より文字の方が安心できるぼくにとっては、居心地のいい時間です。もちろんサッカーの話もしますが、年齢や職業もばらばらであるメンバー個々人の人生の話にまで及びがちなのがまた楽しい。


さて、先日そのHOSO FCの忘年会(BONEN MEETING 2024)がありました。

貸し会議室に30人くらい集まって、お菓子を食べながら3時間くらいのイベント。会場は東京ですが、遠方に住まれているなどの理由で来られない人のために、同時配信もしていました。大阪の方ではメンバー同士で集まって見ていたみたいです。

恒例になりつつありますが、メンバーの方のお勤め先で製造されているみかんジュースで乾杯しました。とてもおいしい。いつもありがとうございます。

メインの企画は、出席者全員へのインタビューです。聞き手はもちろん会長の細江さん。ライターという職業は、それこそまさにこの手のプロです。なるほどさすがの「聞く力」を目の当たりにすることができて、非常に密度の高い時間でした(なにせ30人連続インタビューですし)。

閉じたコミュニティならではの込み入った話も多く、さらにみなさんに対して興味を抱きました。noteにご自身のことを書いたりしてほしいな、読みたいな。

そして、もれなくお話がうまい。加えてとても堂々とされている。つまりやはり自分は口下手であがり症なのだと、相対的に再確認することとなりました。「視線をどこにやればいいんだろう」とか「マイクの距離はどのくらいが適切なんだろう」とか、瑣末なことに気を取られるせいもあって、脳の残り部位で質問に向き合う状態でした。いつもそうですが。

その結果、「最近よかった映画」を訊かれたのに、好きでなかった映画を答えてしまいました。大変感じが悪いですね。

感心と反省を繰り返している間に定刻は近づいてきます。最後には、(クリスマスが近いということもあり)プレゼント交換の時間がありました。それぞれ「家にあるいらないもの」を持ち寄り、くじで当たった物をもらうというやつ。

引いた札と同じ数字が割り振られた紙袋を覗いてみると、コーヒー豆と本が入っていました。鹿児島県霧島市にあるヴォアラ珈琲(聞いたことある!)のニカラグアと、イタリアのコーヒー屋さんガイド『Bar d'Italia del Gambero Rosso 2008』(実際に行ったお店に付箋やマーク付き!)です。コーヒー大好き!本テンション上がる!嬉しい!ありがとうございます!

ちなみにぼくは、もう持っているのに重複して買ってしまった文庫本を3冊出しました。

そんなこんなで楽しい忘年会(BONEN MEETING 2024)はあっという間に終了。みなさんが協力して会場を片付けている隙に、余ったお菓子(ギンビス アスパラガスビスケット)をかばんに詰めます。

解散後には数人で中華料理屋に移動して、お酒を飲みながらJリーグの話で盛り上がりました。みんな詳しくてすごい。誰かと共有する機会があると、日頃のサッカー観戦もより楽しくなるのかもしれないなあ。


なお、HOSO FCは有料のメンバーシップですが、会費の一部を使って下記の「全国のジュニアサッカーチームに新品のビブスセットをプレゼントしよう」という企画が実施されています。自分の支払ったお金が目に見えて社会に還元されるのは嬉しいですね。

▼去年の忘年会(BONEN MEETING 2023)の感想。このときもコーヒー豆をいただいたので、2年連続でした。

ほどよい距離感、ほどよい温度感、ほどよい情報の密度で繋がっていられるこのコミュニティに、来年もひきつづき居場所を求めて参ります。よろしくお願いします。


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