人によって想像できる範囲が違うらしい
昨日、母が体調を崩しました。
コロナではなかったので恐らく風邪とのことですが、熱があり、とてもきつそうでした。
そんな状況での兄の発言から、私にとっては想像できることが、兄にはできないみたいだということが分かりました。
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兄は食事に対していくつかのこだわりを持っていて、「この日は絶対に魚を食べる」という日があります。
どうしてもやらないといけないときは自分で焼くこともありますが、基本的には母にやってもらっています。
（食べる時間も我々とずれているので、兄が食べるタイミングに兄の分だけを焼くスタイルです。）
昨日は仕事帰りの父に夜ご飯を買ってきてもらうことにし、兄に「なに食べたい？」と聞きに行きました。
すると兄は、
「（お母さんに）魚を焼いてもらうのは難しいってことですか？」
と言いました。
え〜〜〜っっっ！！！
さっきお母さんと話したよね！？
熱があるって聞いたよね！？
しんどそうだった
よね！？
私からしたら、
母は熱がある
= 食事の用意はできない
とすぐに結びつきます。
少し想像すればわかることだと思っています。
でも兄にとっては、そのように想像することはできなかったようです。
母に熱があることと食事の用意ができないことは別軸というか、そこに繋がりがあると思わないのかもしれません。
まあ私が勝手に推測しているだけなので、実際のところはわかりませんが…
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かつての私は、兄の発言に対して
「想像したらわかるでしょ！なんでわかんないの？」
と思っていました。
でも今は、自分と兄の違いを観察するようになりました。
私にとっては当たり前のことが、兄にとっては当たり前ではないのかもしれない。
反対に、兄にとっての当たり前は、きっと私の当たり前ではない。
今までは、自分のものさしだけで兄の言動を測ってしまっていました。
でもだんだんと、兄には兄のものさし（基準や考え方）があると理解できるようになりました。
今は、兄のものさしがどんな形で、どんな目盛になっているのかを知れることが楽しいです。
とはいえ、「それくらい分かってよ」と思ってしまうこともまだまだあって。
人との違いを理解し受け容れるというのは、すごく難しいことだと実感しています。
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