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【読書記録】2024年9月

今月の読書記録です。

2024年が始まるときに立てた「年間60冊」という目標が早速未達となりそうで焦ってます。あと1/4年間、頑張ります。

エッセイ

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林正恭

芸能人がちょろっと書いて知名度で売るみたいなタイプの本は正直好きではないものの、若林さんの別のエッセイを以前読んでみて悪くなかったのと、人に勧められたので読んでみた。あるあるの恥ずかしい出来事を赤裸々に書いており、かえって人間としての自信が感じられる文章だった。
特に気に入っているのは、「広告のない街を見たい」とキューバ旅行の理由を説明したエピソード。繊細な人だと感心されることを期待したら、「そういう人、よくいます!」と返されてしまったという。人間の感性の独特さはこういったわかりやすい場面では出てこず、もっと身近で日常的で、どうでもいいところにこそ現れるものだと思う(という内容を作者が書きたかったかどうかは別として)。

ビジネス

『暗記する戦略思考』高松智史

私は発散が苦手なので、この本のように実際のビジネスケースを提示し発散の仕方をインプットできる書籍は有意義だった。一方で、発散するための観点(網羅性担保のための観点?)は学べるものの、各論点について思考を詳細化する頭の使い方は学べないので、他の方法で練習が必要。


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