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語れることと語れないこと


言葉の難しさと力

ぼくたちは日々、いろんなことを語り合ってるよね。友達との会話だったり、家族との話だったり。でも、ね、言葉にするのはいつだって簡単じゃないんだ。特に、自分の感じてることや思ってることを正直に伝えるのは難しい。

たとえば、ぼくが「幸せになりたい」と思っているとしよう。これは、すごく普通のことで、誰もが願うことだよね。でも、この思いを他の人に話したとき、どう聞こえるかっていうのは、実は難しいんだ。なぜなら、みんな自分のことで精一杯だから。ぼくが幸せを願うのはいいけど、それを声に出すと、他の人は「ああ、彼は自分のことしか考えてないんだな」と感じるかもしれない。

世界にはいろんな人がいて、みんなそれぞれの幸せを追い求めてる。でも、自分の幸せを話すとき、それが自己中心的に聞こえないように気をつけなきゃいけないんだ。なぜなら、話すことで、相手がどう感じるか、っていうのが大事だから。自分の幸せを願うのは自然なことだけど、それをどう伝えるか、っていうのは、いつも考えるべきポイントなんだ。

言葉って、ね、ただの音じゃない。それには感情が込められていて、相手に影響を与える力がある。だから、自分の思いをどう表現するか、っていうのは、すごく大切なことなんだよ。

「大金持ちになる方法」をみんなに喋るのは矛盾してる⁉

それに、大金持ちになる方法とかもそう。もし本当にそんな方法があったとしても、それをみんなに教えたら、その方法の価値がなくなっちゃう。だから、そういうことは語れないんだよね。みんながやったら意味がなくなることを、わざわざ教えるのは矛盾してるんだ。

もし、ほんとうに簡単に大金持ちになれる方法があったとしたら、それはすごく貴重な情報だよね。でも、そんな秘密の方法をみんなに教えちゃったら、どうなると思う?その方法はもう特別なものじゃなくなってしまう。だって、みんなが同じことをやったら、その方法はもう有効じゃなくなるんだよ。

たとえば、ある特定の投資方法があって、それがすごく儲かるとしよう。でも、その方法をみんなが知ってしまったら、市場が変わってしまって、もう同じようには儲からなくなる。それって、ちょっとアイロニックだよね。だから、そういう「みんながやったら意味がなくなること」を教えるのは、本当は矛盾しているんだ。

これは、ただのお金の話じゃなくて、もっと大きなことを示しているんだ。何か特別なことを知ってるとき、それをどう使うかっていうのが大事。みんなに教えると、その価値が変わることもあるんだよ。だから、知識や情報っていうのは、どう共有するか、っていうのがとても重要なんだ。

忖度のはじまりと「誰にも言えない気持ち」

そう考えると、「語れること」と「語れないこと」があるってことがわかるよね。ぼくたちはよく「共感」を求めて話すけど、共感されないことはなかなか話せない。

ぼくたちはよく話をするけど、その中で「共感」を求めてるんだよね。友達との話題だったり、家族との会話だったり、みんなどこかで共感を得たいと思ってる。でもね、共感されないことを話すのは難しいんだ。たとえば、他の人が理解できないような夢や願いを持っているとしよう。それを話しても、共感を得られなければ、なんだか寂しい気持ちになることもあるんだよ。

だから、ぼくたちは「話すべきこと」と「話さないほうがいいこと」をいつも考えなきゃいけない。誰かと話すとき、その人がどう感じるか、どんな反応をするか、これがとても大切なんだ。ぼくたちは言葉を通じてつながりを感じたいけど、それがいつも上手くいくとは限らない。だから、話す前にちょっと立ち止まって、どう伝えるべきか、どういう反応が返ってくるかを考えることが重要なんだよ。こうやって忖度がはじまるんだね。

言葉には力があるから、それをどう使うかっていうのが、人との関係を築く上でとても大切だって大人たちは言うよね。ぼくたちは共感を求めて話すけど、共感されないことを話すのは勇気がいることなんだ。

でもね、それなら、誰にも共感されないような気持はいったいどうやって話したらいいんだろうね?

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