ビラ配りで出会ったアイドルがTIFに連れて行ってくれた話
みなさんこんにちは、甘栗です。
今日は私の推しメンの1人である、I MY ME MINEの茉白そらさんの卒業ライブです。
アイドルの卒業って何回経験してもつらくて、何とも言えん気持ちになるんですよね。
いつも笑顔で送り出したいと思っているけど、号泣してしまうので、今日は笑って最後楽しみたいと思います。
怒られるかな、と思ってずっと書かなかったnote、最後だから、許されるかな。
私が茉白そらに出会ったのは、2021年5月、その時は、まだI MY ME MINEとしてではなく、前のグループで、別の名前で、アイドルをしていました。
いつも通り、秋葉原を歩いていると、ビラを配っているアイドルさんがすごい視線を送ってきました。
そして、
「甘栗さんですよね?」
と。
私は有名オタクでもなんでもないし、この子に会うのはきっと初めてだし、何で私のこと知ってるの????となってビラを見たら、Twitterでたまに流れてきて、いいねをする女の子だと、気づきました。
でも、会ったこともないオタクに、似てる人かもしれないのに、名前で声をかけるの、大分強心臓なやつだな。と。
それから、ちょこちょこライブに顔を出すようになりました。
四谷の小さなライブハウスで毎回お客さんは10人にも満たなかったけど、なんかそれが楽しかった。
知ってる人が誰もいなくて。
私はパフォーマンス重視のオタクだったから、正直ライブは物足りないところもあったけど、なんか見ちゃうものがあって、毎週四谷に通った時期もあった。
そして、そのグループは特段売れることもなく、2022年12月に、推しメンが卒業した。
そのあともアイドルをやりたい!と言っていたのは知っていたから、特段落ち込むことはなかった。
そして、2023年4月、I MY ME MINEに、茉白そらとして、加入。お披露目ライブは、他のアイドルにお熱だったせいで、物販芸人だった。
もちろんその時は他のメンバーよりも列が短くてすぐにチェキを撮れた。
その後、ライブに行ってパフォーマンスを見たら、前のグループにいた時とは比べ物にならないくらい、よかったけれど、それでも新メンバー感は拭えなかった。
それくらい、既存メンバーのパフォーマンス、特にダンスが良かった。
正直、努力ができる子という印象は持っていなかったから、すぐにやめてしまうのではないかと思った。
だからここまで活動休止とかもなく続けて来れた事が、本当にすごいなと。ライブ本数も多いしね。
だんだんとパフォーマンスが上手くなって、自信を持ったステージをできるようになるのを見るのは、楽しかった。
I MY ME MINEというアイドルも、私が好きな振りコピ、コール湧き系のアイドルだったから、本当に楽しかった。
「恋はプリズム」という曲が好きです。
推しメンと指さしながら、ジャンプできるのが楽しいです。
今日が最後かぁ、レスくれるかなぁ。
加入してすぐに、TIF2023への出演が発表された。
すぐに有給をとって、チケットを取った。
私は2018年から地下アイドルのオタクをしているけれど、TIFに行った事がなかった。推しているグループがTIFに出ていなかったから。
いつも知り合いがTIFに行っているのを羨ましく眺めていた。
だからすごくうれしかった。
でも少し不安だった。TIFのステージに立ってる推しメンが想像できなかった。
そして当日を迎えて、キラキラとステージに立つ推しメンを見て、感動しました。まさか、茉白そらがTIFに連れて行ってくれるとは出会った時、思っていなかったから。
あの時出会ったのは運命なのかな、とも思うけど、私は運命とか言いたくない。だって彼女が努力して掴んだステージなので。
欲を言うとスカイステージが良かったけど、まあ階段登るの大変だし、良かったか、、、
それからもたくさんの大きいステージの景色を見せてくれて、特に印象に残ってるのはZepp新宿のワンマン。
お客さんでパンパンのZepp見て、改めてすごいグループに入ったな。と。
そして茉白そらのパフォーマンスも、本当に良くなったなと感じた。
元々の歌とダンスなんてあってなかったようなもんだし、0からでここまで追いついたの、本当に頑張ったなぁ。としみじみ。
今年はTIFに出れなくって悔しかった。きっと私の何倍も、そらちは悔しかったよね。
それから、私はたくさんのアイドルを推していたから、あまり現場に行く頻度は高くなかったけど、それでもたくさんの思い出を作れたと思う。
お互いに言葉にするのが下手くそ同士だから、素直になれなかったけど、大好きだったし、可愛いと思ってたし、努力だって本当はもっとすごいねって口に出して言いたかった。
初めてTIFに連れて行ってくれたアイドルが茉白そらでよかった。
そらちのライブにたくさん行ってた時の私は、死んだような顔をしていて、コールなんてものもうたなくなってて、アイドルオタク辞めようとしてたのに、なんとか繋ぎ止めてくれてありがとう。
そらちのオタクできて楽しかったよ。最初は慣れなかったそらちって呼び方も、もう大分慣れてきたよ。
最後の特典会でも、やっぱり素直にはなれなかったけど、私たちらしく、最後を迎えられたなって。
これからもお互い笑って過ごそうね。
またステージで会えたらいいなとオタクは願ってしまうけれど、そらちらしくこれからも元気で過ごしてね。
大好きだよ。
2024.12.17 甘栗