一人っ子の母の一人娘
一人っ子は一人っ子と波長が合う。
っていうか、割り切り方に共感をもてるって言った方がしっくりくるかもしれない。
3人子供がいれば知り合うママの数もそれなりに多い。
幼稚園の頃のママ友から子供が中学生になった今、定期的に連絡を取り合っている友達は片手で足りる。
気づけばその友達も何故か一人っ子率が高い。
話はずれたが私のおかんも一人っ子でそのおかんから生まれた私も一人っ子。似た者親子なのでわがまま合戦だ。
おとんと離婚しようかと悩んでると私に相談した時には、それは相談ではなく本人の中では決まっていたし、のちに出来たら彼を家に入れるのもこちらの言い分は聞いても貰えなかった。
報連相、常に報のみ。「既に」なのだ。
1人で判断する事が当たり前なので相談はほとんどない。
昔はそんなおかんが宇宙人に思えたし、一緒にいるのも嫌だったし、周りの事考えないでこちらが振り回されてる感覚しななかったが最近は一緒にいる機会が多くなった。
歳をとって互いに丸くなったのかもしれないが、なんとなく共感できる部分も多くなってきたというか。
一人の時間が必要だっていうのは意外にも私の場合ここ数年で気がついた。
母としての私だけじゃなく、個人としての私も大事にしなくてはならない。
それは見方が変わればワガママに受け止められかねないなと。
おかんは私の歳になる前からそれに気づいていただけなのかもしれない。
ひとりは寂しい。けどひとりでいたい。
うちの三兄弟にこの話をしても通じないだろうな。
わかるわかると言いながらわかってない長男。
へぇー、そうなんだ。の次男。
全く理解できないという末っ子。
きっと、3人からしたら私も宇宙人なんだろうな。