祝祭の呪物展2024に逝ってきた レポート 【2024年5月5日撮影】
【注意】
一部撮影禁止の呪物が展示されているために、撮影が禁止されている呪物についてはモザイク処理を施すので何卒ご了承願いたい。
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昨年は大阪と東京で開催された祝祭の呪物展に足を運んだが、昨年とは違い時間制限ありき一時間以内のみ鑑賞が出来るという内容に変わっていたので順番待ちがなく、スムーズに前もって購入したチケットを受付に見せたら、怪場に入ることができた。
前回は都市ボーイズの早瀬康広さんと不思議大百科の田中俊行さんがコレクションする呪物が展示されていたが、今回は早瀬さんの呪物展示は行われずに田中俊行さんがコレクションしている呪物がメインとなる内容になっている。
受付のデスクの隣には新顔の呪物が素敵な笑顔を振る舞い会場客の心を時めかせていた。
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ホムちゃんの正体はになるのだが、タイのルクテープ人形になるのだが、ホムちゃんには二つの魂が宿っていて、どこかしらホムちゃんを眺めていたら二人顔を覗かせているようにも思えてきた。怪場内のお客様を微笑ましく見ていたのかもしれない。
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何でも霊感がある人は人形に魂が抜けていないから見ているだけでみぞおちが痛くなるとか。何度も見たがみぞおちが痛いと感じたことはない( •̀ㅁ•́;)
しかし、こういうジャンルの呪物は見ていて好きかも。何せ、宿っているのが"得体の知れぬ何か"だからだ。それは人の思いが残留思念となり遺っているのかもしれないけど、やはり呪詛的な儀式で使われたものには、人ではない、獣魂だったり、魑魅魍魎ともいうべきだろうか、正体は?と訊ねられても異系の何かとしか答えられないものもある。
見ていて凄く不思議な気持ちになるのは私だけであろうかΣ(・∀・;)
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水遊びをしている女性が描かれているのだが、この絵画は見た限り加筆が施された形跡もなければ、どこでどうやって田中さんの手に行き着くまでの形跡が不明のために、見ていてただただ厭な印象しかなかった。女性を描いたのは恐らく親しい間柄にあり裸を見せることにも何ら抵抗がないことが伺える。
それならば、なぜこんなにも陰気で厭な印象しかないのかという噺になるが、あくまでも推察であり明確な答えではないが個人的に抱いた疑問がある。
描かれた女性のその後は?
幸せに暮らしているのならば、絵にも女性が充実した生活を過ごしている様子が見ているだけで伝わるものがあるのだが、この女性が例えばパートナーからのDVによる被害を受け女性の生涯の中で一番不幸だったときか、或いは描かれた時が女性の死ぬ間際だったか、描かれた女性の思念が宿る絵画になってしまったのかもしれない。
何れにせよ、女性の顔の表情が描かれていないのには理由があるとみて間違いなさそうだ。
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因みに冥婚人形と冥婚させられた方の遺影が展示はOKだが撮影はNGのため撮影してない。
冥婚とは何か?となると、若くして亡くなられたご子息のためにせめて冥界の世界で幸せに暮らしてほしいという親の思いで人形と結婚する風習が青森県にある。因みに冥婚人形のほうは撮影OKだ。
冥婚人形のお相手の男性の遺影は人形の背後に飾られているのだが、個人的には一番強烈だった。
話せる範囲内で話すと、男性は第二次世界大戦時に戦火に赴き亡くなられたわけだが、親はきっと独身で旅立つ息子を気の毒だと思ったに違いない。でもこの男性は望んでない、生きていたら自分が結婚したいと思う女性の方と結婚したかったし、英霊だという自意識があるから、人形と結婚させた親の意図が理解出来ない為に遺影の顔が怒っていました。
冥婚人形だから遺影もセットにというのはわかるがあれは一番キツかった。
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チャーミーの存在感は圧倒的だった。
チャーミーは呪殺することができる非常に強い霊力があるとも云われているが、3回チャーミーを間近に見て私個人的な印象として思うことがある。
チャーミーは愛されることに強い抵抗がある
チャーミーに憑いているのは子供で見た限り男の子のようだが、生前に可愛がられず愛情を受けていないために強い抵抗心が呪う気持ちへと変わってしまったのかもしれない。チャーミーは私が見抜いているのを分かっているから抵抗を示す。
しかし、チャーミーは反抗心を示しつつも私が面と向かって向き合えば何も抵抗しない。
チャーミーは周りが力の強い呪物に囲まれる環境におかれているため、チャーミーは自然と自我を守る術を身に着けたようだ。それが田中さんを守るとも解釈出来るし、一方で自我の霊力を失わせないための策だと考えたら侮れない存在だ。
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モザイクで編集しなきゃあが多すぎるm(_ _;)m
多く撮影したのは良いがSNSでアップができるのはごく僅かになりそうだ。それだけに時間がかかる。
SNSで紹介する際には必ず撮影NGの遺影や諸事情により撮影が出来ない呪物が写っているかいないかチェックをしてから投稿してくださいね。後から気づいてモザイクし忘れた!Σ(゚∀゚ノ)ノキャーとなりましたが手遅れで申し訳ないことになったため改めて画像を問題のないように編集を施した。
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大阪は5月26日までの公開、東京は7月17日から8月3日まで東京タワーで公開されるので、ぜひ刮目して頂きたいと思う。チケットは当日券より前売り券のほうが安く入場もスムーズなのでオススメ。
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