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東京都美術館から、上野をぶらぶら

乗っけから己の無知無学を晒け出す事になりますが、「東京都美術館」という美術館が存在する事を昨日初めて知りました。昨日行った美術館に置いてあったチラシを見て、気になったんです。という訳で昨日の今日、行ってきました上野の東京都美術館。

https://www.tobikan.jp/


上野駅の美術館口? どこから撮ってるでしょうか


手前にデカい木があって全景が写しづらい


こんだけでっかくミロって書いてあるのにまだ会期前

今回見に来たのはミロ展ではなく(会期前だから見られないよね)、「出張!江戸東京博物館」という謎の催し物。かつて好きでよく通っていた江戸東京博物館だが、今は長い休眠状態の最中で、非常に寂しい思いをしている。そんな時にこのチラシを見かけ、逸る気持ちが抑えられなかったのだ(大袈裟)。


観覧無料です

江戸博は建物からして巨大な施設な上、展示物も相当大規模で、それをそのまま他の施設で公開するのはまず無理でしょう。だから絵画や複製画が中心だろうと思っていましたが、思ったより模型展示も多く用意されてましたね。


復元された江戸当時のそば屋台。担いで運んでました

そんな中で今回気になったのが「ハイパー江戸博」というスマホアプリの展示。江戸博は2026年まで閉館してるので、世間から忘れ去られないようにスマホ世代にもアピールしていこうという思惑があるんでしょう。ただ、「え? そっちなの?」って感じの、明後日の方向に力が入ってる。デモ画面だけでも結構面白そうだったので興味ある人は検索してみて下さいな。


楽しめるか楽しめないかは、あなた次第です!

あと、今回の展示会場が上野にあるという事から、特集展示として「移りゆく上野の風景」のコーナーが1フロア用意されていたし、結構なボリュームの紙冊子が無料で配布されていた。こんなに大盤振る舞いでいいの?


画像資料も多く収録されておりました


上野の花見の様子、三枚綴りの木版画

で、この上野関連の展示を見てたら、そういや俺不忍池ちゃんと見た事ねえかもって思って、会場を出たその足で不忍池に向かいました。祝日だからだろうか観光客、見物客でかなり混雑していた。そして、当たり前っちゃ当たり前だけど冬なので池の蓮は全部枯れてました。


いつ頃が見頃なんだろ? 夏前辺りだろうか(無知)


弁天様の正面は提灯だらけ


後ろから見た弁天様の様子

俺は基本車移動をしないので、都内の移動も電車の乗り継ぎが基本。するとちょっとした距離でも電車で乗り継いでしまい、「実際の場所の距離感」が全然分かんないって時が結構あります。この上野周辺なんてまさにそんな場所の気がする。

下手に数百メートル間隔で地下鉄駅があり、山手線や総武線もあり、他路線の駅間がどっちにどの程度か把握出来てない。なので今回は不忍池を出てからしばらく歩いて移動してみる事にした。そして分かった事。マジで駅間が近い。

乗り換え、タクシー、徒歩。どれでもどうとでもなるし、どれもそこそこ煩わしい。もちろん便利なんだけどね。「この路線が止まったら数キロに渡って移動手段なし」みたいなとこもザラにある事と比べたら、選択肢が多過ぎて判断困るのがこの都心部の特徴よね。そういう意味で、新しい発見もあったが、何より疲れた・・・


明神男坂、かなり急