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ゼノブレイド2 黄金の国イーラ 所感

 ゼノブレイド2のDLC、バットエンドが確定してるのでかなり憚られましたがエンディングは迎えました。

やっぱつれぇわ…

 ただ本編と違ってシナリオも操作も酷くて進めたくないとかじゃなくて楽しいからこそ終わりがくるのがきつい。当分は起動させたくないですが4が出るんであればその時にイーラは起動させるかもしれない。

シナリオ 過程は微笑ましい

 終着点は決まってるので良いか悪いかで言えば悪い。しかし本編のシナリオ上ラウラが生きてても駄目ですし、シンが味方になるのも駄目なので道中にピックアップするんであればかなり良かった。ラウラが一生懸命に真面目に生きてる姿、シンの優しい姿、希望があったんだなあって、

登場人物 シンと2の中心人物以外は良い

本編での主観も入ってるので偏ってますが

 マルベーニやメツ、ヒカリに関しては株が上がることがない。マルベーニとメツに関しては憎めない悪キャラかもしれないが本編での後付けで冷静に考えると擁護は難しい。ヒカリもシンが本編での「何を涼しい顔でいる?無関係でいられると思うなよ」は本当にその通りであり、味方なのかもしれないがメツやマルベーニ以上にどうしようもない。天の聖杯であり力が強大なのはわかる、メツやマルベーニが起こした事なので仕方がない。が彼らはそういう役なのだが本編でのヒロインは何をしたかと言うと自分からは特になく500年眠り、レックスと共に導かれる立場、シンが「小賢しいな」と発言するのも納得でありヒロインで天の聖杯という特別の立場にいながら特別な事を起こさないと残念な存在とみている。
 完全な文句になるがヒカリだけが本編を通してハッピーエンドになるのは納得がいかない。

埋め合わせだろうが個人的にはこのシーンは嫌い。

ラウラは主人公でありストレスになる言動が無いのが良い。優しくて真面目そのシンプルな所が良くシン、カスミがラウラを慕う事もよくわかる。
サタヒコも登場は少ないが出会いがあったからこそシンがラウラを託す所、サタヒコの特攻シーンの回想でこみ上げるものがあった。
シンは裏主人公と言われるが本編を通じて納得できる。ラウラのブレイドとして誕生してからラウラの人生を支えてくれたキャラでありヒカリのいう「誰よりも強く 誰よりも優しく そしてー誰よりも戦いが嫌いだった」
って言うのも振り返りで見ると本当にその通りなのが良い。

ラウラの最期の言葉とシンのその後は正解だったのか

 本編でシンがラウラとの死の別れ際の「あなたに忘れられるのが 絆が消えるのが さびしいよ」の言葉、メツとの最終決戦の前でも回想が入り言葉は呪いと放ちますが、個人的にはメツの意見も正解だとは思いますが、メツはあくまでも第3者であり、あれだけの絆があって共にいれるやり方があるのであれば間違えではないと断言する。自分もどちらの立場でもそうなる。結果的にはシンも苦しんだし、ラウラも悲しいと思う方向にいってしまったが争いのない世界を創り出せない生物そのものが悪く、シンとラウラは被害者なのだ。

戦闘システム ドライバーとブレイドを活かした楽しい戦闘

 本編だとドライバーのみの操作でキャラが多くてもドライバーである5人しか操作できず宝の持ち腐れ状態でしたがイーラはブレイドも操作できる。
本編と比べたらキャラ数は少ないが9体も動かせるんであれば十分。スイッチアーツもかっこよく、ブレイドコンボも繋がり、属性球も一発目から付き、そのおかげでチェインアタックも楽しくやれます。戦闘が楽しいとは予想してなくて改善程度だと考えてたので嬉しい誤算でした。(なぜ本編で出来なかったのか…)

BGM グラフィック 時代感に合わせて◯

 500年前と設定に合わせてるのでメカメカしい機械などもなくBGMも壮大に盛り上がることもないがその落ち着いたBGMがマッチしてる。
グラフィックに関しては本編よりおそらく解像度が上がってるのか綺麗に見えた500年前の世界なら本編と比べると色とりどりでもないので鮮やかには見えないかもしれないですが…

個人的に気になる所も記載しときます。

マップ操作 宝箱関連 擁護不可能

 本編を軸に作られてるので仕方ないですが相変わらずマップが見にくい、宝箱を開けたときに飛び散るのは無理、高い所かつ狭い道に宝箱があり開けたら案の定下に落ちていったときはアホかと思った。

サブクエストのゴミ集め

 どこかのサブクエでゴミ集めをするイベントがあったのですがいちいちロードがはいった、少しとはいえ一々ロードが入るのは悪い意味で気になった。

サタヒコ出番少なくね?

 最初がピーク。旅を一緒にしたからこそ本編での振る舞いですがもう少し出番があっても良いと思った。

キャンプでの会話

 ボイス付きが良かったなあ…

まとめ

 始める前まではバットエンド確定してるので精神的にはかなりやりたくなかったのですが戦闘システムとラウラの存在のおかげでそれが覆った。ボリュームが少ないので最終決戦前の警告が出たときにもう終わり?となるほど名残惜しく感じた。本編が正直苦痛しかなかったがイーラのおかげで1部キャラも見直したし本編通じて悪くなかったかなと思う。


守らせてほしかった…

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