#一日一本あいうえお作文チャレンジ 第一集

文章力向上のためにTwitterで始めた「 #一日一本あいうえお作文チャレンジ 」という作詩遊びのまとめです。

あ行~わ行を一周する度に上げていきます。

ルール

・一日に一回、あいうえお作文で詩を作る
・あ行から始めてループさせる
・飽きるか思いつかなくなるまで続ける
・意味は多少バラバラでもいい
・同じ言葉の書き出しは使用しない


12月15日 あ行

明日やるよばかり
言ってた自分を
うるさく叩け
絵になるだろう?さあ
起き上がれ

・備考
初回なので、まずは何かを始める自分に叱咤する内容からスタート。
特にテーマ決めなどはしていないので、しばらくは取っ散らかってる内容が目立つ……


12月16日 か行

過去の俺
昨日の自分
くちょったれな全部を
蹴倒す
金色夜叉となれ

・備考
言葉遊びもへったくれもねえ!
初日に引き続きとにかく自分のケツを叩きたい旨で書いてるるものの、
「こ」の無理やり感がひどい……

12月17日 さ行

さて我らオタクという生き物は
賞賛求めて物を言う
すなわち物言えぬ頃
世間に孤独を見し者は
粗末なリリック見られて酔う

・備考
何か物事を始めて軽く浮かれポンチになりかけた自分を皮肉り戒めたもの。
そもそも文章力・語彙力の強化を目的としているのでこれは自己顕示欲を満たして誰かに褒められるためのものじゃないんですよ、と。

12月18日 た行

たとえ実りがなくとも
挑戦だ
突っ込んでいくことを怠けていたら
底辺止まりも
当然だ

・備考
後から見ても慌てていたのかな?と思うくらい薄っぺらい……
言葉遊びを盛り込んだり語彙力を発揮したり、含みを持たせているわけでもなく、ただ、普遍的な言葉を連ねてしまっており、特にた行で応用性の高いワードをほとんど潰してしまっているのが致命的。

12月19日 な行

何してたっけと目を覚ます
日光際限なく
塗りたくられる
涅槃に至るその日まで我が生き恥は
のっぴきならない

・備考
この回から、テーマや使いたい語句をあらかじめ定めておこうと決める。
「涅槃」という言葉を使うのがねらいなのと、ちょうど日光で目を覚まして夢の内容を忘れた朝だったのでちょうどいいかなと。

12月20日 は行

弾けるほどに胸を焦がしても
非情なことに想いは露と消える、それでも
不思議なことに
屁でもないさと笑ってる
本心を曝け出せれば、後悔なんてないのさ

・備考
この辺りからテーマを明確に持ち始める。
今回は「推しへの恋」
好きだという気持ちを隠したくない、たとえどんなに報われなくても、恋だった時間を尊く思いたい、という願いで綴りました。

12月21日 ま行

学ぶことは終わらない
未知に挑む人生だ
無窮の空に広がる神秘を
目指す気概さえあればいつかすべてを
網羅できるはず

・備考
テーマはダイレクトに「学び」
このチャレンジを始めてから類語辞典を引いたり、「詩の書き方」で色々読み漁るようになり、改めて「人生において学びとは終わらないもの」だと痛感したつらさと喜びを綴ったもの。

12月22日 や行+わ

やってくるのが
雪の嵐でも
夜の闇でも臆せず
渡るのさ、この危うい橋を

・備考
や行とわ行の扱いに悩んだので、とりあえず合体させることに。
テーマは「橋」
作詩を志して色々と見えてきたロードマップを、野ざらしの橋にたとえたもの。
たとえ橋が折れても、渡ろうと決めた勇気だけは絶対に力になると信じて。

12月23日 ら行

楽に生きられないこの世を
律する
ルールには
礼くらい尽くすさ
ろくでなしでもさ

・備考
テーマは「法」
この日は一人でいるときの自己嫌悪に陥っていて、いかに自分が社会に適合するのが難しい存在かと考えてしまってました。
そんな自分がどうやって生きてきたかを思い返すとますますつらくなるのですが、少なくとも「法・ルールへの敬意」だけは忘れなかったからこそ人の道だけは外れずにいられたことを同時に思い出したのでそのままの勢いで書いてます。

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