【今年の夏は"自己流"で行事を再現?】全国の大学生に聞いた今年の夏、どう過ごす?
全国500名の大学生と一緒に「エンタメ×若年層」事業をつくるAmaductioNが独自に調べた、学生へのアンケートをもとにした調査レポートを記事にしていきます。
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今回は、AmaductioNの大学生コミュニティを対象にアンケートを実施しました。
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回答期間:2020年6月11日〜17日
回答数 :140件(男性29件/女性111件)
対象者 :全国の大学生、大学院生
こんにちは!
AmaductioN大学生総研ライターの まほり です。
もうすぐ、夏休みです。
大学生の夏休みといえば、1~2ヶ月と長期で、その間に旅行やサークルの合宿を楽しんだり、留学や資格の勉強など将来への投資をするものです。
しかし、今年の大学生の夏休みの過ごし方は、外出自粛ムードで例年とは大きく異なるものになりそうです。
大学生は、今年の夏休みの過ごし方についてどのように考えているのでしょうか?
夏の定番、少人数・自己流で実現?
まずは全国の大学生に、「今年の夏にしたいこと」を聞きました。早速結果を見てみましょう。
結果はこのようになりました。では、さらに詳しく見ていきましょう。
■1位の「旅行に行く」については
・外出自粛ムードの影響で遠出は躊躇われるが、大学生のうちにいろんなところに出かけていろんなものを見てみたいので、3~4人でレンタカーを借りて近場に日帰りで友人と出かける予定。
・本来であれば夏休み直前に家族旅行の計画を立てるが、親は親で会社から遠出を控えるようにというような通達もあるようで今年は話が進んでいない。せっかくの機会なので一人旅でもしてみようかと思う。
・後期もオンライン授業が続くと学生はそもそも出かけてはいけないような風潮になりそうだが、個人的には逆にどこにいても授業を受けられるというのはチャンスだと思う。
実際に地方の実家に戻って授業に参加している同級生もいるし、長期で出かけることもできるかもしれない。
という意見がありました。
大学生がこの夏に旅行に行きたいと思っていた場所は、こちらの記事でも紹介しています。
■2位の「花火を見に行く」について
・浴衣を着て花火大会に行き、出店で食べ物を買う…、その様子をSNSにアップするのが夏の恒例行事だったので、花火を見ないと夏が来たという実感が湧かないのではと心配。
・開催中止を発表している花火大会も多く訪れるのは実現しなそうなので、友人と近場の公園で手持ち花火を楽しもうかと話している。
・花火大会は開催されなくても、家からでも見られるように花火の打ち上げは実施してほしい。
などの意見がありました。
■3位の「縁日・夏祭りに行く」については
・焼きそばやとうもろこしなど屋台の定番料理を自宅でつくって、友人たちと"おうち夏祭り"を開催し、気分だけでも味わおうかと話している。
といった意見がありました。
アンケートの結果、上位にランクインしたのは夏の定番といえる行事ばかりでしたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で実現が難しそうということもあり、
大学生の意見を聞いてみると、代わりに友人と少人数で近場や自宅で実現するというような"自己流"の夏を計画するといった声が聞こえてきました。
今年こそはやりたかった憧れのイベント、フェスやナイトプールが上位
続いて、「去年まではやっていなかったが、今年こそはやりたい(やりたかった)」ことを聞きました。
結果はどのようになったのでしょうか?
■1位は「フェスに行く」でした。
大学3年の男性は
「今年こそは友人と行こうと思っていたFUJI ROCK FESTIVALが中止になってしまい悲しい。秋以降に予定されているフェスやライブもいまだ開催の見通しが立たず、楽しみが減っている。」
「ROCK IN JAPAN FESTIVALなど出演予定だったアーティストラインナップを発表しているフェスもある。友人と一緒にプレイリストを作成し、すこしでもフェス気分を味わおうと話している。」
と話してくれました。
■2位の「ナイトプールに行く」について、大学2年の女性は
「昨年、先輩たちがInstagramのストーリーにナイトプールに行っている様子をアップしているのを見て憧れていた。今年は先輩たちに連れて行ってもらう約束をしていたが、人が密集するため行くのが躊躇われ、予定が立っていない。」 と教えてくれました。
■3位は「部活動やサークルの合宿に行く」について、大学1年の男性は
「大学生になって部活動やサークルの合宿で友人たちと時間を過ごすことに憧れを抱いていた。しかし、サークル活動の規制も継続しているので、いつ頃行けるようになるのか見通しが立たない。」 と話してくれました。
「家で」充実させる大学生の夏休みの過ごし方
ここまで、大学生が望む夏休みの過ごし方と大学生が抱いている思いを紹介してきました。新型コロナウイルスの影響で大学生の夏休みの楽しみは大きく損なわれそうです。
しかし、そんな今年の夏休みだからこそ、家で夏休みを充実させる方法もあるのではないでしょうか?
ここからは大学生に聞いた「今年ならではの夏休みの過ごし方」を紹介していきます。
【オンラインでも充実】企業のインターンシップに参加!
例年8割以上の就活生が参加するサマーインターンシップ。
今年は多くの企業がオンラインでの実施を発表しており、就職活動への不安から参加希望者も多いようです。
大学3年の男性は「新型コロナウイルスの影響で先輩たちの就職活動が混乱しているのを見て、来年の就職活動に対する不安がますます高まった。今年は家でも参加できるオンラインのサマーインターンシップにできるだけ多く応募した。」 と教えてくれました。
一方でオンライン実施により地方の学生への門戸も開かれており、例年にも増して参加のハードルは高くなっているという声も聞こえてきます。
【今こそスキルアップ】資格の勉強で自己研鑽!
旅行やレジャーなどに行けず時間がある今年だからこそ、資格取得やスキルアップに励む予定の大学生も多いようです。
大学生が自粛期間に取り組みたいと思っている人気の資格・スキルについてはこちらの記事でも紹介しています。
2020年、大学生が過ごす"今年ならではの夏"
今年の大学生の過ごし方は、大きく二つ、
・定番行事を近場や自宅で、少人数で再現
・オンラインでできる自己研鑽に励む
といった傾向があるようです。
後期も通学を禁止しオンライン授業の実施を発表する大学も続々と現れており、学生には日常の過ごし方の制約も多いようですが、
限られた学生生活を有効活用しようと工夫をする姿勢を今回の調査で知ることができました。
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