お笑い大好き学生に聞いた!“今”知っておきたいお笑い芸人3選 〜コント編〜
全国500名の大学生と一緒に「エンタメ×若年層」事業をつくるAmaductioNが独自に調べた、学生へのアンケートをもとにした調査レポートを記事にしていきます。
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こんにちは!
Amaduction大学生総研のじんです!
とっても暇だった自粛期間…
皆さんは何をして過ごしていたでしょうか?
私はというとめっきりお笑い動画にハマってしまいまして、1日1,2時間くらいかけて知らない芸人さんを開拓してました。
しかしそうは言っても私はお笑い初心者。
開拓しようにもなかなか芸人さんを見つけられなかったので、今度はお笑い好きの友達に声をかけてみました。
私が声をかけたその友達は、劇場ライブや若手芸人さん主催のライブにも足を運ぶほどの生粋のお笑いファン。
最近の悩みは、「事前に予約しないといけないライブばかりだから、ふらっと立ち寄ったりができないこと」だそうです(笑)
お笑いのライブってふらっと立ち寄れるものなんですね… あまりのガチ度に衝撃です...()
と、いうことで今回の記事は、その友達からいくつか教えてもらった中から、特に筆者が面白いと感じた芸人さんを3組ピックアップ。
芸人さんのプロフィール(こちらは我が友人に筆をお願いしています)やオススメネタ、私の個人的な感想などなど紹介します!
どの芸人さんもまだそこまでブレイクしていないので、“今”知っておけば時代を先取れること間違いなし!
特に、大学生に人気が出そうなものを選んでますから、これを読んでる学生さんはぜひリンク元の動画に飛んでみてください。
■トンツカタン
【プロフィール(友人談)】
「どこかで聞いたことのあるような設定やワードを題材に、意表をつく展開や皮肉ったような要素を盛り込んだコントが多いトリオです。
世の中を斜めに見てるなあと思い気になって調べてみると、ネタ作り担当の森本さんはセント・メリーズ・インターナショナル・スクール→国際基督教大学卒という経歴。斜めに…というよりは常識を疑う力が強いのでしょうか。
この森本さん、いまや超売れっ子のフワちゃんと仲がよく、彼女のYouTubeチャンネルに初期から度々出演されています。常識にとらわれないことの大事さを感じます。」
フワちゃんの隣によくいるあの男の人ですね!
森本さんってICUだったとは…
【オススメネタ❶「覇者」】
とある夫婦の日常に、「覇者」という謎にパワーワードな名前のキャラクターがやってくるコント。
「覇者」というキャラクターが大変に謎だらけな特徴を持っているのですが、明確すぎるカオスが秩序の中に紛れ込んでいく異次元感でウケを取っていきます。
筆者は電車の中でこの動画を観たのですが、普通に笑いすぎて肩ぴくぴくしてしまいました。
しかも、こうした異次元感に頼ったゴリ押しな展開かと思いきや、しっかり起承転結があってラストはほっこり。
観なきゃ分からないと思いますが間違いなく面白いので、迷ったらまずコレ。オススメです。
【オススメネタ❷「ヒーロー」】
特異なキャラクターが特異な状況と交錯するシチュエーションコント。
正義感ばかりが先行してしまい、延々勘違いを巻き起こしてしまう空回りなヒーローのお話。
おそらく日常の世界にも、“勘違い”から生まれるぎこちない空気というのは頻繁に発生します。
こうした日常への皮肉を「ヒーロー」という“濃いめ”のキャラクターに混ぜていくことで、キャラの面白さと無意識的な“共感”が同時に巻き起こるのが見応えあり。
【筆者の感想、オススメポイント】
何気なく起きる毎日の事象に疑問を投げかけていく切り口が、攻めているなぁと思いました。
こうした“疑問力”という姿勢は、情報過多の社会できっと大事になるはずです。
疑問を持たずに言われたことを真に受けるような人には良い刺激になるかと思いますし、逆に斜に構えたような大学生にもオススメです。
■男性ブランコ
【プロフィール(友人談)】
「どこか文学的な香りがするコントが特徴のコンビです。
二人ともラーメンズのファンのようで、どことなくラーメンズに近い” 非日常の中の日常”テイストが感じられるネタも多いです。
今年のキングオブコント準決勝にも残っています。また霜降り明星と同期のため、第7世代として注目される日も近いのではと思っています。」
文学的ということで、なんだか重厚そうな感じがしますね…
【オススメネタ❶「マチコちゃんと花」】
微笑ましい兄妹のやりとりを中心に展開されるエモさあふれるコント。
途中までのシュールを極めたクスクスな展開から一転、危うく泣きそうになってしまうような衝撃のラスト。
ストーリー性というものがこんなに前面に押し出されているのも珍しいのではないでしょうか。
絶対に最後まで目を離さないで見てください。
もう一度言います、最後までお楽しみ下さい。
【オススメネタ❷「涙の虹」】
こちらもまたストーリー性を大事にした、ファンタジックな空気に心を奪われるコント。
小道具ひとつで空間の広がりを表現する秀逸さ、ストーリーに重きを置いているだけあって計算力の高さを感じます。
まるで一本の演劇を観ているかのような世界観の作り方、キャラクターの心情の変化の繊細さ、もはや高級感すら感じる作り込みようとなっています。
映画とか演劇が好きな人にぜひオススメの一本。
【筆者の感想、オススメポイント】
普通のコントかと思いきや大間違いでした。
私は個人的に映画が好きなので、結構好みなタイプです。
普段お笑いを見ない、読書好きのような学生に見てもらいたいです。
最近の芸人さんにありがちなシチュエーション一本勝負なのではなく、一筋縄ではない物語がずっしり展開されてます。
先輩などから今の時代はストーリーテリング力が求められるみたいなことを聞くので、普通に勉強になるかもしれません。
逆に、突飛なことをすればいいと思っている大学生も一定層は少なくともいると思われます(YouTuber好きな方とか特に)。
そういう人にこそ見てほしい。感性が磨かれると思います。
■青色1号
【プロフィール(友人談)】
「これまでの二組とは違い、日常の中で起こりうる小さな出来事を面白く広げていくようなコントが特徴のトリオ。
先日放送のゴッドタンの『この若手知ってんのか!? 2020』(これまで三四郎、EXIT、宮下草薙などのいまや超人気の芸人さんをいち早く取り上げてきた人気企画)でも紹介された、ライブシーンの注目株です。」
あのゴットタンで紹介されているとはかなりの注目株ですね!
早速チェックしてみましょう。
【オススメネタ❶「キャッチコピー」】
タイトルからも少し違う内容をイメージしますが、「え、そこに着目する!?」というような笑いがじわじわ来て、後半の怒涛の展開まで一気に引き込まれるネタです。
前に出てきた二組とは違いシチュエーション一本感は否めませんが、限界に挑んでる感じが伝わってきて一定の重みあり。
熱量のあるコントが観たい方はオススメです。
【オススメネタ❷「パン教室」】
コントのアタマではあるあるな光景?なコントと思いきや、気付いたらどんどんぶっ飛んだ展開に。
後半なんてもはやホラーの形相。
恐怖と笑いの相性が良いことを再確認します。
衝撃度の高さは折り紙付き。
急展開に置いていかれないように注意しましょう。
【筆者の感想、オススメポイント】
再生回数的にも今回紹介する3組の中では一番マイナーかと思うので、通ぶりたい大学生にまずオススメです。
また、日常の中の出来事を切り取るという意味では観察眼を養いたい人にもオススメです。
特に広告やエンタメ業界などの企画系の職につきたい人は、いかに日頃からアンテナを張っておくべきかと広告会社に就職した先輩が言っていました。
歩きスマホしてないで周りを見ようということです。
大学生の皆さん、頑張っていきましょう。
■まとめ
ということで3組の芸人さんから2本ずつ、計6本ネタを紹介してみました。
単にお笑いを楽しむだけではなく、お笑いから学べることもあるなぁと今回思いました。
芸人さんのネタづくりをヒントに、自分のスキルもあげることができるかもしれません。
深みのあるコントで人間力を磨いてみてはいかがでしょうか?
ちなみに余談ですが、9月26日開催の「キングオブコント」!
とても楽しみですね。こちらもセットで楽しみましょう。
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じん
東京農業大学2年生。東京都出身。年間100本劇場で映画鑑賞。サカナクションが好き。***************************************************************************
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