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【変な女では済まない】総理になっても靖国神社へ行く!と、宣言した高市早苗に国家観などない。
選択式夫婦別姓制度と皇位継承問題からみた高市早苗のここが変だよこの女シリーズは前頁/前々頁にもありますがお時間ある方はこちらもぜひ↓🙏
話を靖国神社と政治家に戻そう。わたしは靖国神社を自身の政策PRに利用しようとする魂胆丸見えの政治家を信用していない。
といってもそもそも靖国神社とは、A級戦犯合祀とは、昭和天皇がなぜ靖国神社へ行かなくなってしまったのか?といった背景がわからないと、政治家の靖国参拝に賛否が起こる理由そのものもわからないと思うので、参考文献と照らし合わせながら書いてみたいと思う。
そもそも靖国神社とは明治天皇が、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊みたまを慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社だからだ。
明治から昭和にかけ、
戊辰戦争、日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満洲事変・支那事変・大東亜戦争(第二次世界大戦)などの対外事変や戦争に際し、国家防衛のためにひたすら「国安かれ」の一念のもと、尊い生命を捧げられた方々の神霊みたま が祀られていてその数は246万6千余柱に及ぶという。
また、軍人ばかりでなく、戦場で救護のために活躍した従軍看護婦や女学生、勤労動員中に軍需工場で亡くなられた学徒など、軍属・文官・民間の方々も数多く含まれており、その当時、日本人として戦い亡くなった台湾及び朝鮮半島出身者やシベリア抑留中に死亡した軍人・軍属、大東亜戦争終結時にいわゆる戦争犯罪人として処刑された方々も同様に祀られている。
男女や国籍をも問わず祀らる事が当時可能だったのは靖国が“天皇神社”だったから。といっても大袈裟ではないように思う。終戦後、天皇家の下を離れ靖国神社は一般社団法人として独立した。
この天皇神社の創立理念を覆した大事件が起きた。A級戦犯合祀事件である。
参考引用:靖國神社公式より
「そんなことをしたら陛下は行かれなくなる」
陛下とは昭和天皇の事だ。
侍従長だった徳川義寛は「昭和53年秋にひそかに合祀される前、神社側から打診があり、『そんなことをしたら陛下は行かれなくなる』と伝えたという」(朝日新聞、平成元年1月16日付)
「私は東條さんら軍人で死刑になった人はともかく、“松岡洋右”さんのように、軍人でもなく、死刑にもならなかった人も合祀するのはおかしいのじゃないか、と言った」と説明されている。これだと、靖国神社の合祀の基準からずれていることが反対の理由だったことになる。
ちなみに鬼籍の松岡さんってどんな人?といってもわかりにくいため、縁戚家系図を置いとく。自民党の大物政治家達が今でも多く名を連ねてるのをどう解釈すべきなのか、。
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“そんなこと”とは、この文中を読む限り、A級戦犯合祀そのものに昭和天皇が反対していたわけではなく、合祀基準からズレてた人を合祀した事に強い不快感をお持ちだった事がわかる。
軍人でもなく死刑になったわけでもない元外務大臣の松岡洋右が国のために尽くし死んだかのように扱われる事に不快感を示したと。靖国神社創立理念のそのものを覆えされたわけだから。
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天皇が象徴となった戦後から数十年後、この国の政治家は(国家)はこういう形で皇室に弓を引いたわけだ。
靖国神社の側は、A級戦犯の合祀を秘密裏に行ったわけだが、それは功を奏し、その事実は半年にわたって世間に知られることはなかった。その事実をスクープしたのは、共同通信の編集委員で厚生省を担当したこともある三ヶ野大典で、記事は昭和54年4月18日夜に配信されている。
↑靖国神社側もヤバイ事をしてる認識はあった事はわかる
参考引用:幻冬舎 島田裕巳 靖国神社 WEB版
最後に天皇家側近だった小林侍従長日記からの引用を添える
「実を捨て名を取った」と中曽根参拝を批判。
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このような史実背景をまとめ読みしてしまうと、政治家が終戦記念日に靖国参拝する事が自身の真理に基づいた行動なのか?英霊のためなのか?知名度UPのパフォーマンスなのか?
戦争を知らないわたしのような世代(50代)でも目立ちはしないが、このような見方をする国民は多いと考えてる。
あの瞬間、創立理念を失った靖国神社はただの一神社と成り下がった。
ここまで読んで、高市早苗の
サナエ、総理になっても靖国参拝しに行くもん♪
信者:うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
この女の参拝にどんな重要なメッセージがあるというのか?おそらく全くないだろう。
単に故:小林侍従長の言葉を借りれば名を取る行動なんだろう。現に、この人の政治家人生、気づいたらいつの間にか総務大臣になっていたのが高市早苗である。
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何の実績があるのかなんて知られてるようで知らない。選択式夫婦別姓の進展に邪魔な活動ばかりしてきた女である事は先のnoteで触れてる。
以上、高市早苗なんかを総理にしてはならない3部作を簡単にまとめた。