[FootPrints🐾]　ギャップイヤー中に取り組んだこと　Part1

こんにちは、あめです。
大学を卒業した３月から、大学院留学までの約６か月、私は地元の兵庫県で人生初のギャップイヤーを経験しました。日本ではあまりメジャーではないこの制度は、端的に言ってしまえば、「何の縛りもない、人生の余白」です。

どこの学校にも職場にも所属せず、ただ自分自身と向き合った６か月。この間は過去22年間用いていた「○○生」(小学生、中学生、高校生…etc) と名乗ることもできません。よく言ってしまえば自由なのですが、同時に所属がないためアイデンティティが揺らぎやすく、非常に不安定な期間でもありました。

今日はそんな自由期間に、私が取り組んだことや考えたことについて書いていきたいと思います。

1, 語学試験に熱心に取り組んだ

６か月の間に取り組んだ語学試験は、以下の通りです

1. TOEIC RL (2/20 S 150, W 190) 

2. 中国語検定３級　(3/27 合格）

3. HSK４級　（5/16 合格 209点）

4. 国連英検特A級　（5/29 不合格 51点）

5. TOEIC SW　（7/24 299回　940点　L 495 R 445) 

こう見たらほとんど毎月、何かしら受けていてびっくりしました…  

中でも、最も印象に残っている試験は国連英検特A級です。英語にすると”Special A".　 "Special"と名がつくだけあって、私が尊敬している英語の猛者たちが受験している高難易度試験です。この試験が恐ろしいのは、英語の実力だけではなく、国連や外交に関する知識も問われるところ。ただただ、「英語ができる」だけでは全く太刀打ちができません。

時間に余裕があるギャップイヤーに受験するのがぴったりじゃないか！と思った私は、「新・わかりやすい国連の活動と世界」という国連英検公式テキスト（英語・日訳・条文などを合わせて300ページほど）に文字通り毎日向き合っていました。
学部時代、大学の国連研修プログラムに参加し、NY本部で国際公務員の方々からお話を聞いたり、タイ・バンコクの国際機関プログラム（オンライン）に参加したこともあるので、少しは国連について知っていたつもりでした。

しかし一度本を開けば、もう知らないことだらけ。年号と国際機関名、その役割を毎日必死に暗記しながら、『国際協調における国連の意義とは？』、『平和構築における国連の役割とは？』といった、国際問題における根源的な問いについて考える機会を得ることができました。
また、Mr.国連英検こと、まんちゅうさんが主宰されている勉強会にも参加させていただき、レベルの高い受験者の皆様から、時事問題に対して意見をお聞きすることができたのもすばらしい機会でした。

試験の結果自体はあまり良くはなかったのですが、自分自身が成長できるきっかけとなりました。国連英検対策自体は最近止まってしまっていますが、国際ニュースを意識的に見る習慣は残りました。それだけでも意義があることだと個人的には思います。

留学から帰ってきたら、リベンジしたいです。（特Aだけに張るのは怖いから、次はA級も受けたいな…) 

２．いろいろなオンラインコミュニティに参加させていただいた

　ギャップイヤー以前の私が最も懸念していたのは、「家族以外との交流がなくなってしまうのではないか」ということでした。もちろん地元に何人か友人はいますが、ほとんど全員が就職しているor 学校に所属しているという状況なので、そんなに頻繁に会えるわけではありません。また、地方在住なので学術施設や大学へのアクセスもいいとは言えず、アカデミックな環境から離れてしまうこと（ブランク）に対しても心配していました。

しかし、私がラッキーだったのは、いろいろなオンライン勉強会に参加できたことです。おりちゃんさんとNatsukoさん主催のEconomist 勉強会、まんちゅうさん主催の国連英検勉強会、NatsukoさんのOnline English Book Club、こうさん主催のグローバルコミュニティ　英会話部、おすしさん主催のもくもく勉強会…こう書き連ねてみるといっぱい参加していますね。笑とにかく いろいろな場所に顔を出させていただいて、英語学習者の皆さんから常に刺激を頂くことができました。

また、大変ありがたいことに、オンライン上でのイベントに登壇させていただく機会もありました。こうさんのSpaceやRenaさん主催のIELTS イベントを通して、自身の英語学習やIELTS受験に関して発信する機会に恵まれ、大変貴重な経験ができました。

そして、そして、この"FootPrints🐾"!!!!! このグループに参加できたのも、すごく幸運だと感じています。記事やイベントを通して、イギリス留学についていろいろお話できるプラットフォームがあること、そして同じ境遇にいる仲間と支えあえること、すごく心強いです。

長くなったのでまとめます。ひとりぼっちだったら、ここまで頑張ることも、勉強にコミットすることもできなかったでしょう。今まで複数人での勉強には批判的な立場をとっていましたが、このギャップイヤーの間で、仲間がいると勉強は何倍も何倍も楽しくなるのだと学ぶことができました。

私のギャップイヤーがここまで充実できたのは、仲良くしてくださっているみなさんのおかげです。この場を借りて、みなさんにお礼を言わせてください。本当にありがとうございます！！！！

少し長くなったので、part2に続きます～
Part2では

・オンライン英語試験対策の先生として頑張ったこと
・自動車学校での死闘

についてお話しできればと思います。
それでは！