アマビエまつりについて 主催者より
はじめまして。
京都在住のカメラマン、佐々木美佳と申します。
コロナウイルスの影響で私たちの環境は一変しました。
お寺や神社が大好きで京都に移住し、四季折々の風景やお祭りを撮影しておりましたが、
美しい桜を心から思いきり楽しんだり、時代を超え、大勢の方の祈りの集結したお祭りの開催が難しくなりました。
そこで疫病退散のお祭りをインターネット上で開催し、みんなで楽しい気持ちになれたら。
と「アマビエまつり」を開催することにしました。
また、アマビエまつりでは「趣味以上、フリーランス未満」「自宅アーティスト」を応援いたします。
わたしはカメラマンという憧れの職業で、やっと仕事ができるようになりましたが、
この未曾有の出来事に直面し、今後、京都のカメラマン、フォトライターとして生きていけるのか分からなくなりました。
撮影では主に、大好きな舞を中心に撮影をしておりますが、
奉納舞を行う人たちは元々、ご奉仕で高額な衣装を自前で調達し、芸を磨いています。
神楽や舞楽に限らず、今年、お祭りができなくなったことをきっかけに
地域によっては高齢化なども重なり、貴重な文化が途絶えてしまうのではないかと危惧しています。
もともと私は20代はロックギターを弾いていたバンドマンです。
通常時でも舞台をする仲間たち、アートを追求したい人たちは食っていきながら表現することの大変さを身をもって体験しています。
毎日毎秒、ただただ好きなことを表現したいだけなのに
生活とのバランスを取らないといけない辛さ。
やっとのことで保っている生活、星が輝くには暗闇がないといけないのかもしれない。
ピンチがチャンスになりますように。
現在、祭は関係者のみだけで神事のみ粛々と行われています。
オンラインでみんなの気持ちがつながって、疫病退散の祈りが届きますように。
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