描く人生もいいでしょう。
ながらくnoteに現れていませんでした(笑)フォローくださっているみなさま、初見のみなさま、お元気でしょうか。
アートなど活動に関しては自身のサイトで発信(今は本当に展示活動の告知と進捗ばかり語っている)していて、noteは私の思い出箱状態になっているので、せっかくの媒体、なにかしたいなーとは思っているところです。
のちのちサイトのほうでも語ろうと思っていたのですが、私はずっと、作風と方向性で悩んでいます。動物や育児漫画を描いている自分と、美青年を描きたい自分のはざまでゆらゆらしている。「そんなの、名前を変えてもうひとつの自分を運営すればいいのでは」という声が大きいと思うんですけども、何年も前、Twitterでサブアカウントをもって「リアルの社会的な知り合いからは見えないところ」を作って好き放題、いわゆる同人活動じみたことをしていたことがあります。
逃げ場があるのはとても心地よい部分もありましたが、年月を経て、そちらは飽和しました。使い分けて棲み分けているつもりが、「結局のところわたしはわたしでしかない」と思い始めたのです。
そして昨年、体調(ヘルニア再発)で半年以上、まともに描く活動をストップしたのち、今年、2019年になって新しいギャラリーさんとの出会いもあり、企画展参加を復活した際に思いました。私は描くことが好きで好きでたまらないんだ。動物も少女も青年も、ぜんぶ私の中から生み出すものなんだなって。
公言はしませんでしたが、それで今年はジャンル問わずmamという名前で全部参加しようと思いました。堂々と(笑)BL創作する自分を表に出してあげようという気持ちがありました。一部では受け取ってもらえないものだってことも自覚していますが、それはそれ。万人に好かれようと思ってしまうのは私の悪い癖です。できれば、好ましいと思われた方は一言でも声をかけていただきたい。その声を拾い集めて、自分の好きなものと融合させて、いつか多くの方に好まれる作品にたどり着いたら幸いに思います。
ここ何年かで思うところです。自分は自分以外になれない。自分でしかない。やりたいならやるしかない。経験していくしかない。
何かにつけて恐れて尻ごみしたり、誰にも求められないことで自信をなくして筆を折ろうとしてしまったりする、そんな自分から抜け出していきたいと思う令和元年の夏。なんだかんだ言ってそれが永遠のテーマでもあるかもしれません。
さて、現在。7月20日(土)からスタートする「制服男子耽美展」へ参加する荷物を大阪のNano Galleryさんへ発送しようとしています。
私がひそかに描き続けていた創作の双子BL漫画があるのですが、そのキャラクターをキャンバスにアクリルで描いて出展します。男子高生なので制服男子です。この子たちは、1年も前にいったんストップしてしまった作品なのですが、この機会に復活させて好きなように自分のペースでまた描こうと思えました。
※こちらがその作品です。R18の表現もありますのでご注意ください
温めていくことで作品もキャラも愛しくなっています。この子たちの存在も大きいなぁ、これまで、ギャラリーへ出展する作品はなるべくアーティスティックであれと思っていたのですが(つまりもちろんBLなどではなくコミックアート的ではなく、アートでなくてはならないとおもっていた)、どんな作品も自分が愛して描いたものを大切に大切にギャラリーに並べていただくことがだいじだなと。思ったんですよね。
今年はほかにもメガネ女子の展示やきのこの展示など、続きます。たくさんの人に見ていただきたいし、もし気に入っていただいたらお迎えくださったら嬉しいなと思っています。お迎えいただくのもひとつの夢です。ぜひギャラリーへ足を運んでいただけたら嬉しいです!!!サイトのほうにさまざまな情報ございますので、こちらもご覧ください。