貰った金で関東旅行記⑤ 小山と宇都宮と結城
3日目、快活のブースで目覚めた朝。
またゴロゴロを引きずって、朝から小山城(祇園城)跡へ。
写真をいくらか撮っていた気がするのだけれど、どこへ行ったのか分からない痛恨のミス。
普通に行けない一角があり、随分回り道をしてようやく登った。
この城を見ていて思ったのだが、関東の城は関東平野上にあるためか、標高が低いような気がする。川の近くにある適当な丘を何とかうまいこと改造して城にしましたという感じだ。
攻めやすく、守りにくい地形という印象があり、戦国時代の関東地方に鎌倉時代以来の旧勢力が多く残っていたのはそういう地形的条件のために、お互いに形成しあって決定的に相手を滅ぼす戦いをしなかったからではないかと少し思った。
小山城の見学もほどほどに、電車に乗って宇都宮へ向かう。
小山も大きい駅だったが、宇都宮もでかい、岡山県民から見ると関東の都市部の駅は全て大きい。
帰り際、スーパー銭湯に脱いだ服を入れておいた袋を忘れてきたことに気づき、電話をかけて回収する、ご迷惑をおかけしましたでスーパー銭湯の施設に入り、人と会う約束があったので会いに行く。
誰に会ってどういうことを話したかというのを事細かに書いてしまうと、本当に身バレの危機なので、ここでは割愛。まぁ、この旅の目的は、歴史の研究にあるということだけ言っておく。
帰り際スーパー銭湯に脱いだ服を入れておいた袋を忘れてきたことに気づき、電話をかけて回収する。ご迷惑をおかけしました。駅までの帰り道の途上に銭湯があって、本当に良かったと思う。
宇都宮から電車に揺られ、結城市へ。
実はここが今回の旅の一番の目的地。
なぜここが目的地なのかについては僕の研究テーマが関係してくるのだが、まあその辺はおいおい。
観光案内所や市役所を回り直前でコンテナホテルの予約を取ってチェックイン。荷物を置いて町を散策する。
地元の定食屋でカツ丼を送った。またカツ丼。
その後は結城蔵美館へ。
天下三名槍の一つ、御手杵のレプリカがあった、本物は失われてしまっているらしい。
実は今年の三月には、たまたま同じく天下三名槍の一つ、日本号を見る機会があった。
これは今年中に浜松に行って蜻蛉切を見てこいということかもしれない。
今のところ予定はない。
この後は結城城跡に行くのだが、長くなるのでこの辺で。
多分結城城跡だけで一本記事が書ける。
それでは、次回もよろしゅうに。