貰った金で関東旅行記⑥結城城と下館ラーメン
というわけで3日目の夕方は結城城へ。
やはり平野にボコッと丘が出ているような形。
結城合戦で大軍相手に持ちこたえた実績がある堅城という風に本では紹介されていたが、周辺を見る限りかなり守りにくそうな印象。
標高もないしなぁ。
関東の軍は城を攻めたことがなかったのだろうか。
ここが下総結城氏の本拠だと思うと感慨深い。
案内板などを見て城全体の形をなんとなく把握する。
答え合わせをするように、周辺をぶらぶら歩き、堀や城の範囲がどのくらいなのかを確認した。
すぐ横に住宅地があるのだが、堀跡がそれなりにきちんと残っているので、川もないのに橋がいくつか渡されている。
しかし高低差が少ない。
かなり緩めの遊歩道。
桜が綺麗だったけど、軍事施設感はあまりないな。
でも遺構がかなりしっかり残っているのが良い。
住宅街も近いので、周囲の武士や町人との距離感も近かったのかもしれない。
城跡からホテルに帰る頃にはすっかり日が暮れていた。
結城氏関連の寺や神社に立ち寄って参拝していこうと思ったら、賽銭泥棒対策であろう警報が鳴り出した。誰か人が出てきたらきちんと事情を説明しようと思って少し待ってみたが、一向に出てこないので逃げることにした。
大丈夫、後ろめたいことなど何もない。
さて、前回結城城跡で一本書くと豪語しておきながら思ったより書くことがなかったので、四日目に突入する。
一本の記事の中で日を跨ぐのは違和感だが、仕方ない。
僕の構成力の限界だ。そこを整えるために労力を割く程の気力がないとも言える。
noteはかなり緩めに楽しくかける範囲で書いていきたい。
泊まったコンテナホテルはかなり良かった。
椅子にマッサージ用っぽい凸凹パーツが付いていて、マッサージ効果はともかく楽しかった。
朝には結城政勝の墓参りをして、一駅分歩く。
ホテルのサービスでコーヒーを持っていったのだが、飲み終わった後の紙コップがすごく邪魔だった。
片手でゴロゴロ、片手に潰した紙コップ。
ここが地獄かと。しかもゴミ箱もコンビニもほとんどない。
トイレにも行きたくなりかなり困った。
下館へ。
下館城の周辺を見学してから下館ラーメンなるものを食べる、鶏ガラベースのスープにワンタンや甘めのチャーシューが乗っている。美味い。
この後はバスに乗って頑張る。
次回茨城編、よろしゅうに。