貰った金で関東旅行記⑦ バス移動と水戸駅
4日目後半戦。
下館からバス移動で海老島城跡へ。
バスが複雑な上に遠くてなかなかに大変だった。かなり苦労して行った割には小さめだが、まあ土の城はこんなものなので満足。
バスの運転手さんはなんだか不機嫌な方だった。
またバスを捕まえて、次は小田城跡へ。
現在は公園化されているが、当時の遺構をよく保護・復元してあり、観光案内所などもあって人を呼ぶのに力を入れている印象があった。まぁ、実際その場にいたのは地元の人達っぽいのがほとんどだったけど。キャリーバッグゴロゴロの僕は完全に浮いていた。
小田城跡はかなり満喫できたが、少ないバスの時間に間に合わせるため、まだもう少しいたい気持ちを抑えてダッシュした。
その割に五分とか十分平気で遅れてくるのでバス停で待たされたが、まあ書いてある時間より早く行ってしまうよりはよっぽどマシだろう。
そして土浦城跡へ。
周辺は平地だが、堀跡なんかがしっかりあって、作り込まれた城という印象。
亀城という別名もあるらしい。ちょっとした丘をすぐに亀に見立てるのは、以前記事にした亀山城と同じ発想だ。日本人の精神に根付いたものなのかもしれない。
門が住宅地にいきなりボンと出てきているのも面白い。
門の外には浅いが空堀跡もある。
祭りか何かしていたのかは分からないけれど、城の周りにいくつか屋台があった。何か買って行こうかとも思ったが、貧乏旅行なので屋台の単価に恐れを生して撤退した。
土浦駅は大きな駅だった。最初は全く入り口がわからなかった。こういう所に田舎者の血が出てくる。
土浦からは水戸に直行。電車の中でホテルの予約を入れ、夜の水戸を歩く。
水戸は都会だった。
この旅行中ずっと都会だ、都会だと騒いでいる。関東は都会。
夕飯は屋台を我慢した分、豪勢に常陸牛が食べられる焼肉屋に行った。期待したほどではなかった。
いや、常陸牛を否定するわけじゃないからな!?
僕のコンディションや店自体の問題かもしれん。
きっと美味いとこに行けば美味いはずだ。
食べ放題のお店だったので欲張って色々食べる。ホテルに戻ってからずっとお腹が張っていて苦しかった。
欲張るとろくな事がない。
教訓が出たところで、今回はこの辺で。
次回は東京に戻ります。
よろしゅうに。
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