パニックホラーの楽しみ方
パニックホラーが好きだ。
突然現れる非日常。残酷な描写。成長していく主人公。友情に愛情。ほんのりとしたミステリー風味。
ストレスが溜まって現実から逃げたいとき、パニックホラーは逃げ場所として大変役に立つ。
しかし、よくこんな感想を言う人がいる。
「伏線が回収できていない」「整合性が取れてない」「あの設定は何だったんだ?」
こう言う人達に私は物申したい。
先ほど申し上げた通り、パニックホラーにはほんのりミステリー風味が混ざっていることがある。
ただこれはあくまでも風味づけであって、ミステリーではないのだ。
もう一度言う。ミステリーではない。
パニックホラーとはもっと雰囲気をざっくりと味わうものであり、そこに考察などいらないのだ。細かなミスなどものともせずに勢いで最終回まで突き進む、それがパニックホラーの楽しみ方である。