趣味の映画鑑賞
三度の飯より映画一本。
学生時代、バイトのシフトが空き暇を持て余している頃、映画を観ることに時間を割くことが快感になっていることに気づいた。近頃はお客さんがいても映画を観ながらその世界観のまま接客している時もある。
私は映画の感想を周辺に語ることはしない。完全に自分の世界だけで評価軸と時間軸を作り上げているのである。時間が経てば理解も変わるし、その時の心理状態で見方も変わるのでオススメ映画とかを聞かれても答える気もないし、5本も外れ映画を観たあとに傑作の1本にたどり着いた快感を簡単に他人に教えてなるものかという側面もある。何の努力もせず「おすすめ映画は何なん?」と易々と聞かないで欲しいものである(笑)
学生時代、映画オタクの友人が「映画は最高の現実逃避だ」と言った。確かにそういった側面はあると思う。2時間程度、日常の騒音から離れた場所に行けるといった感覚になるが、私の場合はその感覚をできるだけ日常に持続させようと試みてみる。なので普段と言動が変わっていたり、急に現実離れした行動をとっている時があるのでそっとしておいて欲しい。そして何かに取り入れそうなものはないかというアンテナを張りながら観ているので映画鑑賞はほとんど仕事といって過言ではない。
それからAV機器もちゃんとそろえたいと小さい頃から夢見ていた。AVとはオーディオビジュアルの略だ。誰かこの略語を変えようとは思わないのかと思いながら、最近職場にようやくホームシアターを作ることができた。将来はスクリーンの裏側にスピーカーを埋め込むぐらい映画館同等の設備にしたいと思っている。
そして時間を割いて「一人でじっくり」観るのだ。たとえ可愛い末娘でも映画を観ている私に話しかけるなど言語道断である。急な仕事の電話にも出ない(笑)
私にとって映画は人生そのものなのである
※写真は長生きし過ぎた場合の老後の夢。世間から完全に乖離して電気もガスも電話もなく過ごす場所をつくりたい。寂しがり屋の私だが、電話が鳴ったり突然の依頼等、生活リズムを乱されるのは特に嫌なほうなのでポツンと一軒家に近い生活は送れる自信はある。
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