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ブンドド


2016年9月10日 長髭の繰言

今まで上手く説明出来ずに表現が曖昧なのを承知で長話になりがちだった事があるノネ。最近ではコンペティティブとかナラティブとかって言葉を耳にする機会が増えて来てるけど髭親父が「競技性を重視した」とか「雰囲気を大切にした」とか言って説明しようとした対戦相手と伴にミニチュアゲームを愉しむ時のアプローチやらスタンスとかの話デス^^

髭親父は年明け早々の入院から復帰して以来、色んなゲームシステムを遊び始めた事もあって当然ながらシステム毎に面白味を感じる肝の部分が違ってることをホント実感しておりマス。
昔話になるけどマダ日本のミニチュアホビーシーンでウォーハンマーファンタジーバトルが隆盛を誇っていた頃、FBのルールで競技性に重きを置き勝敗を競い合いたいプレイヤーと背景設定を読み込み架空史実の再現やシチュエーションを共有したいプレイヤーが混在して共通認識を持てずに論争や衝突を繰り返したり翻訳の精度や多様に解釈出来る曖昧な表現を嫌ったプレイヤーとの間で原文の英語版と翻訳の日本語版の対立めいた事もありマシタ。
その当時で言うとブラッドボウルは新鮮だったナァ♪
球技なのでモデリングやペイントでは雰囲気を存分に愉しみゲームではスキルと戦術を駆使して得点を目指しナンダカンダと能書きを語ることも無く単純に勝敗を決すべく遊べたのノネ^^
モードハイムは遊び相手に恵まれたヨネ♪
設定や雰囲気を大切にしたクラブチームイベントに参加させて頂き髭親父好みの遊び方をエンジョイさせて貰えたし多くの出逢いを経験出来た思い出深いゲームシステムなのデス^^
(上記2つのゲームはモチのロンで有志の方々が作ってくれた日本語サマリーで遊んでマシタ)
ウォーハンマーはゲームの時間よりゲームスタイルやプレイアビリティの話に大半を費やす何とも本末転倒な日々が何年も続いたけど、その当時に奔走し続けた経験は無駄じゃないカナ。オールドワールドや宇宙戦争では可能な限りは競技性を尊重しつつシチュエーションバトルをナントカカントカ愉しもうとするアクロバティックなゲーム運びに汲々とした頃もあったんだけどロードオブザリングでは個人的感想として絶妙のバランスだったから両立も可能だったヨネ。(ホビットに改版されてからはチョイと微妙になって段々辛くなっちゃったケドネ^^;)

さて現在では日本語テキストはルール部分のみの翻訳に止まるスタイルが大半になってて背景設定やゲームシステムの世界観を伝えるフレーバーは原文のまんまな事が多いからシチュエーションバトルなんて遊び方は減っていてモデルデータを使った勝敗を競うゲームに終始しちゃってる感が否めない髭親父なんだけど、相変わらずゲームズワークショップのゲームシステムでは「競技性」と「ブンドド」をネタに論争が起こってて微妙な気分カナ?
かつて趣味人と言う言葉を誇らしく名乗り今でも総合ホビーの醍醐味を愛おしく大切にしてる髭親父的に「対戦相手を選んで遊ばないと愉しめない」なんて本末転倒に聞こえる意見に対し昔ならば絶対反論したくなっちゃってたけどプレイヤーが互いに歩み寄れるだけの共通認識が希薄になってる今の御時勢では単純明快な「競技性」をメインで遊ばざるを得ないだろうし「ブンドド」を許容出来るだけの背景設定やフレーバーの知識は大半が持ち合わせてないヨネ。だったら「英語を読む労を惜しまなければいい」なんて発言も確かに尤もな意見なんだけどこれは日本語記述ですら解釈の食い違いを生んで「競技性」でも「ブンドド」でも苦労するので根本的な問題の解消には結局のところ繋がらないんじゃないカナ?なんて風にも思いマス。
互いに共有する時間と空間を伴に愉しめる共通認識とかミニチュアゲーマー的なマナーとか自身が求めるゲームスタイルに合致したゲームシステムのチョイスとかが必要なのカモネ^^;
基本的には賑やかし満載のブンドドが大好きな性分なので極論を展開する気も無いし何と言うかケースバイケースな話ではあるけれど、互いの求めに対し双方の歩み寄りが難しいなら無理に対戦しようとはせずホビー談義で仲良くオシャベリがパターンになって来た髭親父なのヨネ。
だって今更ながらに髭親父的なスタイルをイチイチ繰言しちゃドン引きされちゃうデショ^^;

追補:2023年12月5日

7年前に書いた記事の抜粋なんだけど今でも「競技性」の名を借りた初見殺しとか「選民意識」と称し初心の友を完膚なきまでに殴るプレイヤーがいるらしくトッテモ残念な気分になると同時に我が身を振り返って初心の頃に関わった素敵な「頼れる兄貴たち」との思い出や、有志イベントの運営をメーカーの接客係と勘違いしてしまってる依存心の高い「甘えん坊」たちの立ち居振る舞いが思い出されてチョイと繰言したくなっちゃったノネ^^
まぁ殴る側も殴られる側も双方に言い分があってドッチの立ち位置や目線で語るかで話が大きく変わる事もあるんだろうけど毎度の如く髭親父が思うのは「やられて嫌な事」に対して「戒め」とするのか?不特定多数に「復讐」するのか?で其のミニチュアゲーマーのいる場所の空気感が変わるヨネ。

大先輩にして気心の知れた大御所ノセさんとのゲームはシステムの別を問わず
いつでも面白くって賑やかし満載のブンドドだけど互いのプレイアビリティと
スキルを競う真剣勝負だからこそ勝てば嬉しいし負ければ悔しいけど毎度の如く
大満足の本当に愉しい対戦を出来る大切な存在なのヨネ^^
いやはや、今じゃミニチュアゲームがカラッキシな髭親父と違って還暦を過ぎてなお現役の
ミニチュアゲーマーにして趣味人の大御所と対戦する機会に恵まれた若い衆は幸運デスゾ!

髭親父が仲間と賑やかし満載の「ブンドド」ライクなゲームをやってても勝敗の肝の部分では双方の眼光がキラリと光る瞬間を見た事があると思うんだけど、勝手知ったる気心の知れた仲間との対戦、馴染みではあれ初めての対戦、初見の相手との対戦、初心の友との対戦、すべて「対戦」とは言っても内容は様々で「ガチ勝負」なのか「ブンドド」なのかもゲーム中の状況ではコロコロ変わる事だってあるから対戦相手との関係性でもスタイルは様々。
但し髭親父的には「テストプレイ」や「レクチャー」は「対戦」とは思ってなくて協力したり協力して貰ったりの学習的なゲームだと思ってますヨ。
だって勝利を目指すからこそ「対戦」と呼べる訳でゲーム中の過程を切り取るテストプレイやルール学習の為のレクチャーでは勝利を目指すのではなく
ゲームプレイの行為がメインなんだから勝ち負けは二の次でいいデショ?
Noriさん(今はバッさんダッケ^^)から教わった言葉は何度も引用するけど今日の記事的には「ゲーム」の部分は「対戦」と読み替えなきゃダネ。

ゲームの目標は互いに勝利を目指す事
ゲームの理由は互いに愉しむ事
この二つを混同してはならない

叶う事なら対戦中に自らのミニチュアとダイス目とルールブックしか見えてないミニチュアゲーマーにも対話と掛け合いの面白さが伝わって欲しいネ!
いやはや、記事の最後に書いてる通りドン引きされちゃったカナ^^;

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