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どらごんさんモデリング編

ヘイ!ブラザー♪
今回はハーミットイン・コミュニティのイベントで2/1から3/31までの期間中に開催される「ドラゴンオブザイヤー2024」にエントリーすべくハーミットイン商店でゲットした「地に伏すドラゴン」(ミルリトン/グレナディア復刻)のモデリング記事デス(ペイント編は未定^^;)


勝手知ったる古馴染みの企画

カウンシルメンバーのOKAZAKIさんとは知り合ってモウ20年ほどになるけど今回は彼の発案によるイベントに参加させて貰っちゃう髭親父^^
告知文には下記の如くありマス。

辰年にちなんで、ハーミットインコミュニティのミニチュアペイントイベントとして『ドラゴンオブザイヤー2024』を開催します!!
自分自身の『今年のドラゴン』を選んで、完成させよう!
・開催期間は令和6年2月1日から3月末日。Xにペイントしたドラゴンの写真と『#ドラゴンオブザイヤー2024』のタグをつけてシェア
※注意事項
・ペイントするミニチュアはハーミットイン商店の『ドラゴンとその眷属』のカテゴリーのミニチュアであること
・未発表の新作であること
・製作中のシェアもok
※製作で悩むことがあったらハーミットインコミュニティで気軽に相談して欲しい。

ドラゴンって言うと我が家の娘たちがマダ幼い頃に長女がハイエルフで末娘がウッドエルフを遊んでたけど「どらごんさん私たちが大きくなったら作ってね!」とせがまれたっけナァ・・・ 残念ながらイムリックドラゴンも黄昏の姉妹ドラゴンも未入手で髭親父が作った唯一のドラゴンはサイクロプスの「ジェレミーのワグテイル」だけなのヨネ。

ジャイアントホビー製メタルミニチュアで同じくジャイアントホビーさんの国産ミニチュアゲーム「サイクロプス」で使う善属性の超カッコイイ造形が素敵なドラゴン「ジェレミーのワグテイル」

特別感のあるモンスター

髭親父的にドラゴンってファンタジー世界の数あるモンスターの中でも特別感のある存在で小説でも映画でもゲームでもドラゴンが登場するとワクワク感がハンパ無いから今回のイベントは本当に愉しく参加出来ちゃいマス^^
「地に伏すドラゴン」を選んだ理由は予算的なサムシング?いやいや、モチのロンで造形が超好みだったのとポージングが髭親父の考えている物語の中で登場させる時に奇跡的にピッタリな雰囲気だったからなのデス。

パーツは本体、左右の翼、上顎の4分割。(ベースは別売りデスヨ)
デザイナーはジョン・デネットでドラゴン・オブ・ザ・マンス第1期レンジ(1984年)のミニチュアらしくカッパードラゴンと呼ばれたモデルだとカウンシル記事を読んで知った髭親父。
正直言ってミニチュア史には全然詳しくないんだけど素晴らしい造形が復刻されてて感謝ダネ^^

軸打ちもナカナカの難易度

先ずはパーティングライン&バリの処理とモールドの彫り込みを済ませたらズッシリ重い両翼を固定するために其々に真鍮線を打ち込むんだけど羽根側の接着面は広くない上に打ち込み角度の都合で深くは穴を開けれないし本体の接着面との間にはドンナ角度にしても隙間が出来るからモウ両面とも平らに削っちゃうかとも考えたけど角度出しとか平滑度とか無茶苦茶手間だから若干強度が不安だけど真鍮線と毎度のメタルの削り粉&瞬間接着剤で対応。

メタルが柔らかいからパーティングラインの処理では削り過ぎ注意!
羽根の部分なんかは薄い場所をデコボコにしない様に削り取らなきゃだし
顔部分は鼻先と角の処理に繊細な力加減が要求されたのヨネ。
背中に走るラインとバリはチョイとキツめで手強かったカモ?

ところで髭親父は昔からリューター全開でガリガリやっちゃうんだけど最近は昔以上に鉛含有のメタルミニチュアは注意して扱って作業後は手を洗おうとか危険物扱いだしメタルの粉をバンバン飛ばしてるのは危ないのカモネ。
しかも削り粉は回収して隙間埋めに使っちゃってるんだから作業後の手洗い&うがいは必須で健康を害する事の無いように気を付けなくちゃネ^^;

1ミリの真鍮線を1本打ち込んでみたけど羽根側は深く掘ると貫通しちゃうから難しいネ。
あと接着面の角度を頼りに仮組みしたら羽根が垂直方向に立ち過ぎだったし結局のところ隙間は
出来ちゃうから接着面に関係なく自分好みの角度に羽根を広げるように調整してみましたヨ。
そうそう、上顎パーツの方は軸打ち不要で其のまま固定しちゃってマス^^

髭親父が愛用している瞬間接着剤はwaveの高強度タイプなんだけど今回はメタルの削り粉をパラパラ振り掛けた後に同じくwaveの瞬着硬化スプレーを吹き付けてからリューターで磨き研磨する工程を2度繰り返して隙間をシッカリ盛りつつ接着強度を上げたのちにモールドを彫り込んでマス。

右翼は1回目の研磨後で左翼は2回目の研磨前。
削り過ぎると強度が落ちて真鍮線1本だけじゃ羽根を支え切れないから加減が大事。
研磨後には本体側の甲殻を彫り直したりソレっぽく羽根のモールドを追加したりしてマス。
羽根廻りの作業はリューターのビット選択と研磨の力加減がホント難しかったナァ^^;

ベースは推奨サイズよりチョイと大きめ?

カウンシル記事のレビュー曰く「地に伏すドラゴン」は25ミリスケールで現在のオールドスクール・ファンタジーミニチュアの主流である28ミリ~30ミリのミニチュアより小振り?らしいんだけど見劣りもせず迫力満点!
髭親父の愛読書「ドラゴンランスシリーズ」には色んなドラゴンが登場するんだけど確か善竜や邪竜には金や銀とか赤や青の大型種以外にも真鍮や白みたいな小型種もいて確か「英雄伝」には小型種が登場する話があったヨネ?
だから此のミニチュアがカッパードラゴンと呼ばれてたのなら小柄は好都合で小説に登場した愛嬌のあるドラゴンたちをイメージしちゃってマスヨ^^
レビューには全長が約75ミリだから75×46ミリ楕円ベースがピッタリって書いてあったけど此のドラゴンが髭親父の考えている物語で果たす役割を考えるとベースはチョイと大きめの90×52ミリにしてベースデコレートを本体の岩が造形されたメタルベースだけじゃなくチョイとネタ仕込みをしたかったのネ(赤シャツ隊の魔術師との絡みを想定しているのデスヨ^^)

メタルベースの岩だけじゃなくデコレート素材のストーンも使ってサンドもシッカリ撒いて
コンナ感じでアクセサリーパーツも配置して地下迷宮に棲む財宝の守護者たるドラゴンを演出^^

ミニチュアは一期一会

OKAZAKIさんが企画した「ドラゴンオブザイヤー2024」のおかげで全く制作予定の無かったドラゴンのミニチュアを探すところから始まってトッテモ素敵な造形で物語のイメージもシッカリ浮かぶナイスどらごんさんに出逢えたのは幸運だったと思うのヨネ。モチロン「尊大なるドラゴン」への憧れは尽きないし「東方の天空龍」も是非手に入れたい素敵なドラゴン。
邪悪なドラゴンとかも作ったり塗ったりしてみたい欲は当然あるんだけどマダマダ優先順位が先のミニチュアたちがいるから資金繰りも含めて順番が廻って来るまでは我慢ガマン!でもミニチュアは一期一会だからナァ^^;
我が家のエルフ姉妹に其々どらごんさんを作ってあげられなかった後悔とか親子で一緒に遊んでいた当時に入手する機会を逸してしまった巡り合わせやメタル製の素晴らしいドラゴンたちが絶版して姿を消してしまった寂しさや髭親父のメタル製ドラゴンへの想い入れは年季が入ってるのヨネ^^

いやはや、最後はチョイと話が脱線しちゃったけどヤッパリどらごんさんはテンションが上がるからモデリングも目一杯エンジョイしちゃいマシタ!
兎にも角にも最後まで読んで頂き感謝、感謝デスm(_ _)m
ではでは皆さん、エンジョイ!オールドスクールファンタジーミニチュア♪

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