母親が働くということが当たり前すぎて
言葉足らず。
説明不足。
自らの状況を全然伝えられてないのに、前回の文章を読んだら、小さい頃は母は働かないで、と読めてしまいますね💦
あまりにも、母親が働くことに対しての後ろめたさとか、そういうものがからっきしなさすぎて、自分の状況を伝えずに書いてしまいました。
悩んでいたりする人だっていることだから、もっと慎重に書くべきでした。
私は食品卸売業を営む両親のもとに、生まれました。いわゆる問屋さん。
会社を興し、最初は両親二人で、そのうちに徐々に社員さんが増えていきました。
それでも、いつだって一番忙しいのは、両親で、お得意さんがあれが足りないこれが欲しいといえば、夜中父が遠くまで車を走らせたりしていました。
今では全部パソコンであっという間に終わる請求書などの処理も、母による全部手作業、月末は山ほどの領収書を家に持ち帰り、家族で電卓を叩き、月初は発送するという日々でした。
書き入れ時である年末はクリスマス前から31日遅くまで、
もちろん早朝から小売りもしていました。
普段も、学校から帰ってきて忙しいときは、割卵(昔は手作業でした)したり、パック詰めしたり、そんなことは当たり前のお茶の子さいさいでした。
両親はもちろんのこと、母の実家は桐生の機織り屋、父の実家も皆食品関係の小売や卸、サラリーマンはどこにもおらず、母親が働くことはあまりにも当たり前のことでした。
私自身、子どもを産んだときは、夫と自営業の真っ只中。市場の隣という場所柄、朝4時に夫は店へ行き、夕方16時には店を閉める形態。
上二人は、生後4ヶ月から保育園へ。入園前もおんぶに抱っこしながら、忙しい時間はお店に出ていました。
今は講演に行ったり原稿を書いたり、会議に行ったり、講座を開催したり、合間に家業を手伝い、短大に教えに行ったり、地域活動をしています。
全部フルで入れちゃうと、土日もない💦
夏休み大きくドーンと休んでたのは事実だけど、冬は31日まで働くのは当然で、店をやっていた頃は2日続けて休めたのは、お盆とお正月のみでした。
なので、そんな状況からの、息子の言葉、でした。
朝の会議に出て、水に入り、午後は家業を手伝う。お陰様でそんな時間はあります。これからも、その時間はちゃんととりたいなと。そんな宣言でした。
まぁ、三男が高校に入ったからと言って、休みなく全部仕事入れなくていいわけで、そこは上手にバランスとりたいなーと思っています。
言葉足らずで、ちょっぴり傷つけちゃった方、ごめんなさいー。だからといって、働いてない人を悪く思っているわけでもない。働くことも働かないことも自由だし、そこになんの負い目もなくて、だからこそ、傷つけちゃうこともあるって知りました。
両親による家業のスタートは、小さな小さな商店でした。店前にて。