衝撃!断られるのがイヤ、そして断ることも

昨日地域活動和つなぎプロジェクトのことで

Facebookに「断られるかもしれないことが怖くて頼めない、という気持ちがまったくわからない」と書いたんですね。

ぼんやりと、どうしてなんだろう、なんでなんだろう、と考えていたのですが、わからない。

断られることなんて、当たり前。
できるときは、やる。以上、なわけです。

私だって、できないときは断る。
できるときは、めいっぱい喜んで引き受ける!
以上、なわけです。(2回言った)

そんな私にこの方が、こんなメールをくれました。

人は断ったり断られたりするものである
それはごく当たり前のことである
そこになんの感情的しがらみも発生しない
できるときに引き受け、できないときは断る
これは当たり前じゃないか

ってめちゃくちゃ私には「宇宙人」のような発想です
わかるよ、理屈はわかる
でも肌身ではそうだよね、とは思えない
もっと「情で」動いてます

頼む、引き受ける
の間に「あの人ならきっと引き受けてくれるだろう」という信頼の支払いがすでに発生していて
案件全体が1万円だとしたら、8000円くらい前払いしてる感じ
それを「無理!」って言われたら
が-----ん
「引き受けてくれるだろうと思っていた信頼8000円」が無にされた感じ

一回断った人には次からは頼みにくいとか
一度引き受けたら断れない
とかは、そういう「信頼ベース」のやり取り(対価支払い)がすでにもう発生・終了してるから
私の信頼という8000円が失われる、相手にとって価値を認めてもらえないことはたまらなく怖いこと
じゃあもうこの人を信頼するのはやめよう、払うのはやめよう、取引を辞めようと思う


美容院空いてますか、予約枠空いてますか
とかそういう純粋なビジネスだったら
「あ、空いてないのか、じゃあ予約とれなくてもしかたない、次の店に行くか、また別の日に予約するか」
とか「信頼ベース」じゃない、単なるビジネスライクな判断ができるかもしれないけど
それでも、対・お店でも、個人的な信頼関係で通ってるお店だとしたら
「私はこのお店の常連、上得意なのに、私が予約したいと言ってオーナーがその枠を確保してくれないなんて」という愛憎の気持ちは起きるかもね

そこはもう「断るなら別に断ってもいい」というビジネスの、契約の、感情を無にしたやり取りではなく
「長く贔屓にしているお客とお店」という私情が入るよね
そしてそのお店への「忠誠心」があるから、長く通うし、よそのお店に行くと「浮気したような」、いつものオーナーに悪いという気持ちになるよね

そういう感じ
伝わるかなー?

みんなそんなにさばさばしてなくて、もっとねっとりした情で動いてるよ!
とおもいまーーす

伝わりましたが、驚きました。

もし、この感情のやり取りが皆さんにあるとしたら、私はこれまでどれだけの人を、ぶった切ってきたんだろう?と。

おうちが学童後の集まり場所だった時代、毎日じゃんじゃか子どもたちが来ていました。でも、疲れてる日など今日はムリー!明日ねー!明日おいでねー!で。翌日、彼らは来ていました。
(当時どのくらいこんなしんどくて帰ってもらった日があったかというと、年間3回くらいかな)

他意はない。

そして、引き受けているときに、こんなにやってるのに、みたいなものも、一切ない。だって、やりたいことをやりたいようにやってるだけだから。

うちに来るのが大好きな子が明日も来てもいい?次はいつ行ってもいい?と聞きます。ちゃんと、何日においで!と約束。そのかわり、イヤイヤ預かるようなことは絶対にない。ちょっと大変だけど〜なんてことも、絶対にない。

気持ちよくできるときに、やる。

だけどね、それって断るってことだからね。
この日は無理だよ。この時間は厳しいな。と。

小さい子でも今日はちょっと相手するの厳しいなというときは、遠慮なく今日はお膝はパスだよ!と。

大人だって子どもだってそう。

だけど、きっとこのやり方で何人、何十人を傷つけてきたかね!と気付きましたよ、今さらね!!!

だって、普通に断っちゃうからね。
できないよー無理だよー次にしてーと。

ううむ!!!
断られるのが怖い、と同じくらい聞くのは、断れない、ということです。

それはお店、商店街の個人店でもね。
お店も、断れないから、行かないって。

だから、ネットとかコンビニやスーパーがいいのって。

おっとととー!!!
断っていいよー
断ったって全然いいよー

あちらも商売だものーお気になさらず。

どんどんオススメしてもらって、どんどん断ったらいいよ。そしたら私が求めてるもの、すごくわかってくれて、本当に欲しいものが出てくるもの!

義理で買うことはないの?と聞かれたら、そりゃ、ないことはないけれど、だけど、いらないものは買わないやね。

話が、それてる!

断れないひとは断ったっていいよーと思うし、断られたって気にしなくていいよーと心から思うけど、と同時に、断れない人がいること、断られるのが嫌で頼めない人がいること、もう少しわかってあげたらいいと、感じます。私がね。

人って違うなーというのをつくづく感じるのです。

私の頭で心であれこれ想像したって全然わからない。
その人なりの正しさや大事にしたいことがあるんだなーつていうのもこの年でわかってきたし、どれだけの人をぶった切って来たか、どれだけの人を放置してきたか、というのもわかってきたところです。

私は情が深いみたいなことは全然間違ったイメージだと、そろそろわかってもらえたでしょうか。

こちらは、和つなぎプロジェクトサポーター養成講座、調理の回。
私もしんどい時、調理こそ、来てもらいたい!来てもらおう!と思っています。

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