子育てにおいて、一番大切にしていること
明日は東京立正短期大学の「医療と子育て」の授業の、子育ての回です。
全15回で、唯一の子育て回。
医療と子育て、にしては、子育て少なすぎですね。
なぜか?
子育ての専門家、とは、とても言えないと思ってきたからです。
(医療の専門家、でもないのですが、医療の普及啓発の専門家として授業させていただいてます。
子育てする親の気持ち、医療を受ける側である親の気持ち、保育を受ける親の気持ち、というところは、メインコンテンツでありもちろん授業の中にあります)
発達心理学の専門家でもなければ、教師でもない。
ひとりの、親。
通常の親、よりは様々なお子さんを見たりはしてきてはいるだろうけれど、それとて、専門家として語れるレベルにはない。
nの数が少ない!
のが理由です。
けれど、今回話そうと思ったことは、
(実は昨年度、医療と子育ての授業で、子育てに関しては取り扱わなかった。)見本でもない、ただの一例として、たくさんの、我が子だけでないたくさんの事例を紹介しながら、子育てってなんだろう?と学生達と子育てを考える旅に出てみようと思ったのでした。
子育ては、正解がない
正解を探す旅ではなく、いろんな国の事例も取り入れながら、子育てそのものを考える旅です。
資料を作っていて、自分が一番大事にしてきたことに気付きました。
それは、子どもは、人格を持った個人である、ということです。
決めつけない、押し付けない、自分で決める、自分で選ぶ、具体的にはこういったことですが、
私とは全く別の人格を持った存在である
ということ
これが、私が子育てにおいて最も大切にしていることです。
だから命令なんてしないし、強制もしない
それは人格を粗末にすることだからです。
ひとりの人間として、赤ちゃんの頃から、どんなに小さくても、意思があり、尊重する存在であること
とても当たり前のことですが、最も大切にしていることです。
大事にできなかったときは、落ち込むし、100%完璧にとはいかないけれど、大事に考えていることです。
夫と私ももちろん、別人格。真逆と言っていいことばかり。夏休みに行きたい場所も合わなくて、自分も妥協したくない、でも夫の意向も尊重したい、、、今年は、全然決まらなくて涙目です。
別の人格であることを尊重するって、いや、なかなか、なかなかであります!
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