繰り返し医療のかかり方を伝えるその効果

『繰り返し伝える』という効果が出てきています。

2019年1月〜浅川産婦人科の母親学級で『上手な医療のかかり方』を毎月伝える取り組みが、スタートしました。全2回の母親学級のうちの1回。お産の講習のあとに学びます。妊娠6ヶ月のときに受けて頂いてるものです。

これでおしまいだと、お産をする頃には忘れてしまう方がほとんど。(当然のこと!この時期はお産がゴールと思ってしまうのも、仕方のないこと!お産は子育てのスタートですが)

そこで、退院指導のときにも、看護師さんからおさらいのようなお話をしてくださり、また産後に子育てクラスで改めてフルバージョン(といっても1時間でぎゅぎゅっと)で私からお伝えしています。

1年間やってきて、母親学級で私の話を聴いた方が子育てクラスにたどり着く、という流れに昨日は初めてなりました。

話を聴いて改めて半年以上前のこと思い出しました〜と言ってくださる方もいたり

1ヶ月くらいでふぁーんという柔らかい泣き声からぎゃーという泣き声に変わって、病気じゃないかとパパさんが心配して夜中病院へ行こうと心配してたとき、母親学級であまさんが泣くよーオムツ替えてもお腹空いてなくても泣くときあるよーって話してたから、きっとこのくらいなら大丈夫じゃないかとママさんが話し、様子が違ったらアプリ使おうとパパさんに話してたと言うお話や

赤ちゃんが病気のとき母親学級で習った#7119に電話しました、というお話もありました。

なかなか結果は見えにくい、成果は見えにくい事業ではあるのですが、"あのとき教えてもらったから、心配しすぎることなく子育てできてます!"という声をいつもいただいています。

感想をいただいたので、抜粋してシェアします。
(口頭でいただいたものも含めます)

◎けいれんの話を初めて聞きました。参考になりました。
◎短い時間の中でたくさん知れて良かったです!
◎いざという時のために知識や判断基準を持っておくことは必要だと、思いました。緊急連絡先やアプリのダウンロードなどをしておこうと思います。
◎役立つアプリを知れて良かったです!
◎勉強になりました!ありがとうございます。
◎とても参考になりました。ありがとうございます。
◎講師の方の話し方がやさしく、子供がずっと見ていました。
◎小児科の先生に聞いていいということがわかりました。
◎いつも小児科の先生に聞きたいことを聞けずに帰ってきていました。診察室に入ると、頭が真っ白になってしまいます。これからは、メモに書いて聞いてみようと思いました。

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私が症状について話すわけではないことは、当然のことです。あれこれ質問は出ますが、小児科の先生に聞いてみよう!と背中を押します。場合によっては、本やツールを紹介する場合もあります。
かかりつけ医がいない方ならば、かかりつけのメリットについてお話をして、そして、一度訪問してみようと促します。

決して、症状について、私はこう思いますとか語る場所ではありません。(活動についてご存知の方には当然のことですが)

親として病院にかかる前に知っておきたいことを伝え、必要なときにしっかり病院にかかろうね、というお話をします。

なかなか効果が出にくい取り組みではあるのですが、やっと、やっと、少し目に見える形での効果が出てきたところです。

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