あなたのせいではない
いつもを知ることの大切さを伝えていると、いつもとの違いに気付けなかったと自分を責めてしまう方がいます。
います。いますが、自分を責めないで!!!
それこそが、子どもの病気ですから。
それこそが、医療なんだなと感じるところです。
そんな甘いもんじゃない。そんな容易いもんじゃない。
全部が全部、わかることじゃない。
だから、安易に私が○○したからだ〜などとは、とても
できない。
子育て界隈になぜか、とてもはびこっているあなたのお子さんがこうなったのは、これをやったから。
などと安易に言うものに、なびいてしまいがちなのは、
そこを安易に考えてしまうから。
そんな容易いものじゃないんですよね。
いつもを知ることで、防げるものを防ぎたい。
親を始めとした普段を知ってる人が見る『いつもと違う』と医師が診る医学的科学的におかしいというその両輪があることで、防げる子どものいのちを防ぎたいと願うから。
それでも、防げるものだけではない。
私が仕事をしてるから
私があのとき出掛けたから
私が○○を食べていたから
安易に結びつけられるほど、安直なものではない。
だから、そんなふうに安易に安直に結びつけて不安を煽ってくるときには、あれ?と思って確認してみるとよいと思います。
長男は赤ちゃんの頃よく中耳炎になっていました。私も散々、自分のせいではないかと責めましたが、この活動をして、そんなふうに考えることこそが
医療やひとの身体を舐めてる、軽んじてるなと気付いたのです。