妊娠と薬のこと、母乳栄養のこと
【子どもと医療】のホームページに記事を掲載した、2人の医師を紹介しようと思います。
(こちらのホームページは、前団体のメールマガジンで配信されていた記事を、年数が経過しているので変更点は修正をお願いし、必ず監修を取り直し、UPしているものです。)
一つ目は、【妊娠と薬】について
記事をUPするやり取りをする中で、先生から『開設15年記念集』が届いた。
読めば読むほど、日本では、この分野において、村島温子先生が強く思ってくださらなかったら、きっと変わらないままだったろうな・・・ということを感じる。
持病があっても薬を飲んでいても、妊娠を諦めなくていい社会へ。 「母性内科」のパイオニア村島温子先生が描く、「妊娠と薬」のよりよい共生のかたち。 | UMU (umumedia.jp)
こちらの記事に詳しくある通り、「持病があって薬を飲んでいても、妊娠を諦めなくてよい」ということ。
この分野が確立されていなかったら、妊娠のために持病の薬をやめてしまうひと、持病の薬のために妊娠を諦めてしまう人、どちらも大勢いたことだろうな・・・と思うのです。
2005年から2020年の業績を見るに、ものすごい数の論文、講演、学会発表、著書、ガイドライン、報告書、総説・・・その膨大な「村島温子」という名前の多さ・・・これは絶対に必要なことだ、と成し遂げるのだと、その強い意志を感じます。(この報告書を見て涙が止まらなくなるのは私だけではないはず・・・)
立ち上げて形にしていくまで、どれほどの苦労があったか、どれほどの反発があったことかと。
【妊娠と薬情報センター】を、その機能を成育医療研究センター内に設置し、また全国の拠点病院にこの外来を設置していく、その道のりは、とても簡単なものではないことは容易に想像できます。
妊娠と薬外来は、現在すべての都道府県にあります。迷ったときは自己判断せず、相談を。
もう一つ、母乳と栄養について、知っていただきたい先生がいます。
母乳について、母乳と栄養、食事について疑問を感じたときは、戸田千先生のブログ、ぜひ目を通してください。
こちらに目次がありますが、この膨大な記事の量たるや・・・
生半可な思いでは、とても続けられないものだと思います。
戸田先生がいなかったら、私もあいまいな情報に振り回されたままであったと思います。
私もここ数年、短大の授業で、「医療情報についての記事の見分け方」を扱う際に、戸田先生の記事を使わせていただいています。
自分が課題だと思ったこと、その領域を、きちんとやっていくこと(ほんの少しずつでも改善していくこと)がどれだけ大切なことかと、ふたりの医師が私の背中を押してくださいます。
じゃなかった、
妊娠と薬、授乳中の乳腺炎の記事、どちらもぜひ↑読んでくださいー!!!
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