
孤独も悪くない
初めましての方もそうでない方もこんにちは、兼業イラストレーターのあまなつです。
タイトルにある通り、今日は孤独についてお話したいと思います。人間関係は多かれ少なかれ、誰しも悩みの尽きない永遠のテーマだと思います。
今はコロナなどの影響もあり、「おひとり様」が世間から受け入れられる時代になりました。ひとりカラオケ、ひとりカフェ、ひとり焼肉…。
あまなつもひとり〇〇と付くものは大体大好き。一人でカラオケに行ってアニソン縛りもしちゃうし、一人でコメダに行って大好きな元祖ジェリコをお供にタブレットでお絵描き。社会人2年目の頃、5連勤最終日の夜に焼肉食べ放題店を電話で予約して一人焼肉パーティーしたことも。
しかし初めからそうだったわけではありません。高校の時までは、グループ行動していないと。羽生られてはダメだ。と思っていました。そこで私なりの経験をお話させていただきます。
※当記事は単独行動を押し付けるものではありません。人間関係の向き合い方は人それぞれで、人と関わる事で彩や活力になることもまた事実なので、当記事から参考になりそうな所だけ切り取っていただければ嬉しいです。
私の転期は高校卒業後に1つ目の専門学校に通ってから。とにかく女子が多いキラキラした環境でした。比例してドロドロした人間関係も多く、まさにサバイバル。自分も生きることに必死でした。その専門学校が悪いわけではなく、女子だけの集団の宿命ではいた仕方のない事だと思います。
こんなオタクでカースト下位な自分が、真っ向勝負でこんなバトルロワイヤル勝ち残れる訳がない…ポケモンだとレベル100のカイリュー軍団の中にレベル3のポッポが紛れ込むようなもんです。
そこで「誰とでも仲良くする、けど誰にも深入りしない」が自分にできる最大の防御策でした。当時はコロナなんて影もなく、一人が可哀想という風潮がまだ残っていました。それでも私は「多少後ろ指は刺されるかもしれないけれど、周りに笑われても自分なりに賢く生き残り、卒業しよう。」と決めました。(何かを得るためには何かを捨てないといけないって進撃の巨人のアルミンも言ってた…。)
お弁当も移動教室も基本一人、でも恥ずかしいと思っていたのは最初だけで慣れるとびっくりするぐらい心が楽。「別に嫌われてもいいや」精神が身につき人に執着しなくなったから、無理してグループ行動していた頃より、案外周りに人も集まってきました。後ろ指を刺してきたりわざわざ可哀想と言ってきた人もいましたが、それは極々一部の変わった人のみで、ほとんどの人は気にしてませんでした。
専門学校を卒業してから随分時が経ち、今でも悪気なく「一人で寂しくないの?」と人に聞かれ「(あー…またか…)」と辟易する事はあります。
いつメンの作れない自分はおかしいのか、と苦しくなる時もあります。
ただ私はそれ以上に恩恵の方が遥かに大きかったので、
自分にとってはこれが一番コスパのいい生き方だと思っています。
でもずっと一人も寂しいので、たまに人とおしゃべりをしながら、お茶したりご飯を食べたりするのがすごく楽しいです。
(※個人的にはいつでも気軽に連絡できて、たまにランチや飲みに行くくらいの距離感がベスト。)
孤独が長いからこそ、たまに人と関わる時が濃く意味のあるものに感じます。
もしこれを読んでいる方の中で、集団での生きづらさに悩んでいる方へ。
いきなり教室で一人でご飯を食べる…は流石にハードルが高いかもしれませんが、いつもいる集団から時々少し抜け出して一人でお茶してみたり、自分の趣味に打ち込んでみると、案外自分を見つめなおす良い機会になるかもしれません。
何かの参考になれば嬉しいです。