よもやま話
超絶爆速要約:
好きになった女性声優のソロデビューに際して、オタクが思ってたこととか発表当時のこととか、いろんなきっかけとか感謝とかを13,000字で喋ってるだけ
これまで
わたし、オタクとしては最悪なんですが、熱しにくく冷めやすいタイプでして……
熱してるときの熱量はとんでもなくエグいけど、冷めると途端に別人?ってぐらいそのコンテンツの話をしなくなる(5年以上私の事を見ている人はたぶんすごい納得すると思う)。
で、ひとつのコンテンツに居れる期間ってだいたい1年~2年とか、長くて3年ちょっととか。これまでありとあらゆるジャンル間の移動をそれぐらいの周期で繰り返してきているので、「あ~…そろそろ(自分が興味をなくす頃)かなあ…」とか思ったりすることもある。
ジャンル移動するってことは他の楽しいが見つかるってことだし、移動したところで応援のスタンスが似ている人とはずっとSNS繋がってるから(もちろん絡む機会は減るけど)、あんまり悲しいことだとは思ってない。
だから田中さんを応援し始めて、いつかソロデビューしてほしいなと思い始めてから、「(いつか自分の中でこの熱が冷めたとしても)この人がソロデビューするまでは応援していよう」と決めていた。自分の中での区切りというか。
きっかけ
私が田中さんにソロデビューしてほしいって思い始めたの、2023年1月のコエモニーのワンマンライブがきっかけだった。
この時のライブは4人出演していて、4人それぞれにソロで歌う曲(カバー)が1曲あったんだけど、このとき田中さんが1人で歌う曲として選んだのが「眠れぬ夜は君のせい/MISIA」だった。
良かった。とても。
バラード調で、ゆったりとしたテンポが田中さんの声質と合っていた。
全編着席のライブで、ペンライトも盛り上がる曲ぐらいでしか振らない温度感(じっくり聴けて良かった)で、そこにバラードの曲調も相まって、正直良すぎてこのまま眠れる…子守唄これにして……て感じだった(今思えば楽曲名には牙を剥いている)。
このライブで、あ、この人、本当に歌うことが好きなんだなあって思った。シャニのライブでも散々思い知らされてるけど、歌上手いし、ダンスもできるし、この人はユニットに留まらないで、ソロで活動した方がいいんじゃないかって思った。
その当時は田中さん(=シャニ)に興味持ち始めてまだ半年も経ってないぐらいだったけど、最初に言った通り「熱してる時の熱量はエグい」から、NOW ON AIR(NOA)とかKleissisとかCheer球部、果て(?)はハンバーガーちゃん絵日記まで、この人がこれまでどういう活動をしてきたのかをざっくり追った。
そもそも声優デビュー=ユニットから始まったんだ。
えっ、このオーディションみもりん(三森すずこさん)が関わってたやつなの!?そういえば当時そんなことやってたような……
他のユニットも掛け持ちしてるんだ。
Kleissisはアプリ発で、山根さんもいるのか!
このあたりのタイミングでシャニに抜擢か…!
コエモニーは有志の活動なのか、すげ~
とか、それまでの軌跡を自力で辿った。
その結果思ったことが、きっとこの人はソロで活動した方がいいんじゃないか、だった。
どのユニットも作品も本人にとっては絶対にかけがえのないものであっただろうし、実際、24年7月の『Kleissis LAST LIVE - Fruit of Diva -』でその片鱗に触れた。
とまる
このライブはお昼と夜の2回回しで、夜の部のMCではこれまでの活動やユニットが始動した当初のこと、ユニットがあまり動いていなかった間のこと、その日のライブに掛けた想いなどを、ほとんど全員が語りながら涙していた。
田中さんも例外ではなかった。
あの人、あんまり泣かない。
たしかシャニ3rdの千秋楽公演、メイキング映像で涙目になっていた気がするけど、逆にそこぐらいでしか見たことなかった。
あとどこかの番組かオーコメだかスペースだかで、共演者から「ゆっきーは(人のために涙することはあっても)自分のことでは泣かない」って言及があった(本人からの言葉じゃないので、あくまで共演者から見て、という面もあるけど)。
だからこの日、MCで涙していた田中さんが珍しくて、それほどまでに大事な場所のひとつだったんだなあと感じて、胸が少しきゅっとなった。
MCの中で、
「オーディション時は別の子で受けていたけど、カスミちゃん(最終的に田中さんが役を貰った子)も演ってみてと言われた。確か当時の設定資料の時点で、センターにいた子だった」
「最初はセンターなんて務まらないんじゃないかと思った。とにかく自信がなかった」
という発言があって、いま(Kleissisも他のコンテンツも含め)、立派にセンターを務めている姿しか知らない私にとっては、思わず息を呑むような話だった。
「仕事で壁にぶつかった時、"Kleissisのときあんなに頑張ってたじゃん、だから今回も大丈夫"と自身を奮い立たせていた」というような発言もあった。
Kleissisとしての活動が止まっていた時期があったからこそ、数年ぶりにKleisissとしてライブが出来て、Kleissisのファンに再会できて、ユニット全員が本当に嬉しそうにしていた。客席を見ながら指をさして、「あ!リリイベ来てくれたよね!」「久しぶり~!」などと声を掛けている光景には、思わず心が温かくなった。
そう、ちょうど私が田中さんを知った時、Kleissisというユニットがあることを知ったのは良いものの、その活動はほとんど止まってしまっていて、公式HPも1年に1回更新があるかないか…ぐらいだった。
田中さんはもちろん、ユニットの他のメンバーも、もうKleissis結成当初とは比べ物にならないぐらい売れていて、7人全員のスケジュールを押さえるのも厳しいんじゃないかと思っていた。だからもうライブはやらないんだろうなあと、楽曲、せっかくかっこいいのになあ…と残念に思っていた。
だからこそ、このライブのお知らせが出た時は(コンテンツをまともに追えていないものの)嬉しかったし、「LAST LIVE」と銘打ってちゃんと終わらせたことは本当に凄いと思う。
「終わりを迎える」って悲しいことではあるけれど、終わりを告げずに自然消滅…的なこともたくさんあるし、あまりにも唐突すぎる終わりを突き付けられることもあるからこそ、ひとつの終焉をしっかりと見届けて、反芻する機会をもらえたことは“悲しい”“寂しい”以上に嬉しい、ありがたいことだと思う。
しかもその引き際が美しいものであったのだから、尚のこと。「有終の美」という言葉があれほど似合う幕引きもなかなか無い。
(にわかながら)惜しむ気持ちこそあれ、あれほど綺麗な終幕を見せられてしまったら、もう何を言うのも野暮だとすら思った。
このライブの様子は今年4月に発売の円盤で見れるので買いましょう。
私はこの日のMCを、今まで聴いた中でいちばん良かったと思っています。
で、実は(?)これ脱線したまましばらく走ってたんですけど、ここで一番言いたかったのは「ユニットが停止する」「コンテンツが停止する」ことについてで。
NOAはそもそも前事務所のオーディション合格者で結成されたユニットだったから、事務所移籍とか引退、その他諸々の事情でメンバーに変更が生じたりなどすると、その活動を継続させるにはなかなか厳しいものがある。
あと事務所ユニットであれば、現実問題、事務所自体の力量も当然、関係してくる。
そしてコンテンツを背負ったユニットであるなら、コンテンツそのもののパワーももちろん重要になってくる。
そう考えたとき、この人に必要なのはソロでやれる環境だと思った。
ソロで活動することとユニットで活動すること、きっとそれぞれ違うベクトルの壁があるだろうし、(少なくともシャニのユニットで切磋琢磨されてる姿は見てきたし、)ストレイとしてパフォーマンスしてるところも大好きだけど、この人は、たぶん、ソロでやるべき。そう感じざるを得なかった。
※ユニットよりソロの方が~って比較するニュアンスではなくて、ソロとして活動できるのであれば、そっちでも十分戦える実力ある(並行して活動できるのであれば並行してほしい)、ぐらいのニュアンスと捉えてほしい
うごく
2023年6月。
田中さんがデビュー当時から在籍していた事務所を退所されるというお知らせが出た。
これまで応援してきた女性声優も、移籍をする人はもちろんいた。(こちらとしては)なんだかよくわかんない事務所に行ってみたり、その人が立ち上げたわけではないにしろ、その人のためだけに作った事務所か…?みたいなところに行ってみたり…とかもあった。でもあんまり気にしたことなかった。
FCイベントとかで運営の手際が変わったな~とか思うことはあったけど、「ふーん、移籍か~」ぐらいだった。
なぜか田中さんのお知らせはめちゃくちゃ衝撃だった。なんでだろう。今でもその理由はよく分からない。不安なのか喜びなのかも、自分の心なのに掴めなかった。
ただ、フリーになるにしろ移籍するにしろ、どうかそれまでよりも良い道を歩めますように、と切に願った。
その翌日。
現所属事務所であるヒラタオフィスへの移籍が発表された。
最初はどこ!?!って思ったけど、タイムラインの反応を見て、自分で調べて、シャニで共演している近藤さん(れいれい)がいるところだ…ってほっとした。
お知らせが出た瞬間は社長にお昼ごはんに連行されていて、全然携帯見れる状況じゃなかった。
でも田中さんのツイート通知はオンにしてるから、いつも右腕に着けているApple Watchには通知が来ていて、社長から解放されるまで気が気じゃなかったのを覚えている(林檎時計はツイート本文は読めるけど添付画像は流石に読めないサイズだから、ずっともどかしくて、このときのお昼はまったく味がしなかった)。
この事務所、どうやら声優事務所というわけではなくて、俳優業の方が主力のよう。私でも知っている俳優さんが複数所属されている。肝心の(?)声優はれいれい以外に誰が…?と思ったら、所属声優は田中さん・れいれいを含めて3人のみで、あともう1人は小松未可子(みかこし)さんでびっくりした。めちゃくちゃ少数精鋭タイプだった。
れいれいがアーティスト活動をしているのはこの時から知っていたし、そういえばみかこしもソロで活動してるよな…!?って気付いた途端、胸が高鳴った。
この事務所なら、あるんじゃないか。
田中さんのソロデビュー。
むしろソロデビューするために移籍されたんじゃないか?ぐらい思った。当時から仲良くしてもらってるフォロワーもだいたいみんな同じ所感だった。「これ…来るやろ。」みたいな。それぐらい期待が寄せられていた。
そのあと起こったこと
当時放送していたゆきバースが放送50回を境にリニューアルした。「田中有紀の私の言うことがぜったいです!」、通称ゆきぜったいになった。
ゆきバースのことを親だと思ってるから(?)、ちょっと寂しかった。でも番組が無くなるわけじゃないし、放送頻度や時間も変わらないし、コーナーとかも一新するらしいから、初めて「番組が作られていく過程」に立ち会える嬉しさもあった。
そのあとすぐ、番組終了のお知らせが出た。
たぶん事務所の契約とかそのへんの事情だったのだろうけど、リニューアルして8回目でゆきぜったいは終わってしまった。このときの衝撃、ほんとにエグかった。今となっては(ファンに走った衝撃は)笑い話だけど。
ゆきぜったい、8回しか無いから超レア。なんかあれみたい、特定の年に作られたレア硬貨的な。リアタイ勢にプレミアついたりしませんか?
その一か月後ぐらいだったか、新番組(今の田中ぽん)のお知らせが発表された。
初回放送は番組の中で番組タイトルやコーナーを決めていたから、新設されたXの番組公式アカウントもしばらく「新番組」としか書かれていなくて、結構謎に包まれていた(宣伝動画もだいぶ謎だった)。
このとき周りで何が起きていたかというと、新しい番組の運営はどこだ…?という期待と不安が入り混じっていた。
前身の運営ではないことは確かで、他のシャニ声優の個人番組の運営といえば〇〇と△△で、宣伝動画の雰囲気的に〇〇じゃないか…?とか予想されてた。
で、ある程度他の番組を見たりしてると、運営ごとの特色みたいなものがだいたい見えてくる。(今もうそこで番組やってるので名前出すんですけど)この時の最有力候補はUSENで、USENだと番組内にカラオケパートを設ける可能性が高いから、もし田中さんの新番組運営がここなら、念願のカラオケコーナーがあるんじゃないか!?ってドキドキした。
とにかくこの人の歌が聴きたかった。
役やユニットを背負わない、田中有紀さんとしての歌が聴きたかった。
結果、無事(?)田中ぽんの番組運営はUSENで、カラオケコーナーも新設された。田中さんが好きだと言っているReol氏やマクロスFの曲などが聴けるようになった(今やこのコーナーも無くなってしまったけど、まあ、"事情"なんだろう)。
嬉しかった。
田中さんとしての歌が聴けることが。
田中さんが選曲する曲は(年代ほぼ一緒なこともあって)だいたい自分も好きな曲であることが。
ただ、オタク(クソデカ一人称)って、強欲でぇ……
望んだこと
田中さんの歌が聴きたい←叶った。
じゃあ、その次は?
A.田中さんのためだけに作られた歌が聴きたい になった。
留まることを知らない欲!
これだけ歌えるのだから、これだけ歌うことを愛しているのだから、この世に田中さんが歌うためだけに作られた曲が存在していてほしい。そう願わずにはいられなくなった。
たびたびXでも話してるけど、わたし中学~高校生の頃はラブライブ(μ's)が好きで、その中でも特に絢瀬絵里さんと、その声優である南條愛乃さんを推していた。(余談:あと凛ちゃんも好きだった。)
南條さん、がっつりソロアーティストとして歌出してるし、ライブもコンスタントにやってるし、fripSideの2期ボーカル(今は3期なのでfSとしての活動はされていない)としてゴリッゴリのバリバリに歌の活動が多かった(高校生の私、バイトしてたとはいえどっからライブ・CD・雑誌のお金捻出してたのか分からない)。
ちなみに今、カラオケ(DAM)で南條さんの名前を入れると、個人名義の楽曲だけで50曲強が配信されている。
これでアルバム収録曲とかはあんま配信されてないって言うんだから、ビビる。
そんな人を応援していた過去があるもんだから、いつか田中さんも同じような軌道に乗らないかな~と漠然と思っていた。
ただ同時に、声優がソロアーティストとしてデビューすることと、(デビューは出来ても)そのあと活動がうまいこと継続するかは全く別の問題だという認識もあった。
μ'sも当時、9人中ほぼ全員がソロ名義でCD出すところまで漕ぎつけていたけど(すごい)、今もまだアーティストとして活動している人ってあんまりいない(本人の意思にもよるのだろうけど)。
あと当たり前といえば当たり前だけど、やっぱり曲そのものにもかなり左右される印象がある。
(もちろんμ'sに限らず)声優アーティストとして売れている人の曲って、当然の如く強い。初見でガッと引き込まれる強さがある。曲知らなくても、(例えばフェス系イベントとかで)一度目に、耳にしたら「え、めっちゃいいじゃん……」ってなること、よくある。
(最近だと京プレで聴いたペイトン尚未さんの「コスモノーツ」が良かった。
あと東山奈央さんのパフォーマンス(こちらは歌というか、ダンス含め全て)。)
っていうのをこれまで見てきたからこそ、ソロアーティストとして曲出して、アニメタイアップ曲もあって、ライブもやって……
いつかそんな日が来てくれたらいいなとは思いつつ、それが中途半端なものであってほしくないな、って気持ちもあった。出されるものが中途半端…とかいう話ではなくて、ソロデビューするのであれば、それをバックアップできる万全の体制(主に事務所とかレーベルとかのこと)でやってほしいという強欲ぶり。
でもオタク(一人称)、レーベルとかのことはよく分からん!
れいれいもみかこしも、事務所こそ同じでもレーベル全然違うし。でもこの事務所ならきっと大丈夫だろうから、時間かかってもいいから、とにかくいつかソロデビューしてほしいと思っていた。ゆきバースが終わってしまう直前の回でちらりと言っていた、「いつかは自分の歌を…!」という言葉が叶ったらいいと思った。
いま
そして話は冒頭に戻る。
ここまで布石が打たれているなら、この人がソロデビューするまでは何があっても応援していようと決めた。それを見届けることができたら、田中さんを応援している今の自分に、きっと何の悔いも残らないだろうと思った。
Lantis(様)「おけ!👍」
私「やりすぎやりすぎやりすぎやりすぎやりすぎやりすぎやりすぎやりすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
来たる2024年6月26日、0時0分。
田中さんの誕生日を迎えると同時に、めでたくソロデビューが発表された。
このとき、サブアカウントでスペースを開いていた。
6月25日の夜、「このあとお知らせがあります」とだけ予告されていたから、どんな発表であろうと受け止めようと思って、身内間で身を寄せ合っていた。
結果念願のソロデビューで、泣いてた。そして情報量が多すぎてパンクしてた。デビューおめでとう!!おめでとう!!!やった!!!!!よかったねえ!!!嬉しい!!!!!!すごい!!!本当におめでとう!!!って、ずっと言ってた気がする。
翌朝(26日の朝)、田中さんから発信された手書きのソロデビューのお知らせを見返して、またじんわり泣いた。
そんで緑10色ペンラのお知らせで「何これ?wwwwwwwwwwwwwwww」って、笑った。
そこからワンマンライブまで爆速だったかも。
・デビュー発表同日にティザームービーが出て、
・翌日にアルバム表題曲であるCrierが先行配信されて、
・順次試聴用のショートが上がって、
・早速ソロ名義のステージ(京プレ)の発表があって、
・8月にクラゲ先行配信、
・9月には鑑定スキルのタイアップ発表、
・そして田中ぽんでも楽曲解説回があり、
・あらゆるラジオへのご出演、
・10月には池袋/大阪/新宿でリリイベも決まり、
・アルバム発売日前日にはリミスタもあり、
・11月にはオンラインお話し会もあり、
・大阪DJイベ・KPFといった地方イベントもあり、
・なんなら来月(25年2月)の大阪フェス系イベントの出演も既に決まっている。
・次のシングルのリリイベ(5月)もある。
書いてて多い。これほんとに半年間の出来事?
しかも羅列したのはソロ名義だけの話なので、当然この合間合間にコンテンツのお仕事もあった。
万全の体制どころじゃない。
こっちまだミット装着して準備運動してるぐらいの時に、向こうプロボクサー連れてきてゴング鳴らしてきてる。
そのうえ多分リニア新幹線とか乗ってる。スタートダッシュが速すぎて見えない。
リニア乗ってるプロボクサー、誰が勝てるんだ。
しかも楽曲もちゃんと良い。
シャニでお世話になっている方々が参戦してくれているのはもちろん、デビュー当時から繋がりのある方なども楽曲制作陣として名を連ねており、これだけで田中さんとその周囲との縁、ひいては愛を感じる。
でっかいコンテンツで関わってる人が制作する曲なんて強いに決まってるので(これはラ!~南條さん時代に学習した)、アルバム発売前、Lantisのホームページに並ぶ収録曲タイトルと、その作詞・作曲・編曲陣を眺めるだけで「一体どんな楽曲たちが田中さんのアーティスト活動を彩ってくれるのだろう」とワクワクした。
これから
順調に夢を叶えていっている姿がまぶしい。
ソロデビューも、アルバムも、ワンマンライブも叶った。さすがの強欲オタクも正直驚いている。
でも願望パワーの方が強いから。
次のシングルも楽しみだし、次のアルバム、次のライブ、イベントも楽しみにしている。もっと大きい会場で、もっとたくさんの人に田中さんの歌が届いてくれたら、それほど嬉しいことはない。アニメにだってもっとたくさん出演が決まったら嬉しい。タイアップもまだまだ可能性に満ちている。
今のところタイアップ2曲ともEDだから、そろそろOPとかどうですか?
田中さんの声質、柔らかい方だからEDに合うのも分かるけど、絶対OPも行けます。一発ギャンギャンにカッコいいOPとかキメてほしい。
原作からドカ売れしてるやつがアニメ化したときに主題歌とか担当してバカ売れしてほしい。で、リスアニとかアニサマとかにお呼ばれして武道館、SSAあたりに立ってほしい。もちろんワンマンでも。
日記noteにも書いたけど、1stワンマンは「田中有紀」さんのひとつの夢の終わりと同時に、「アーティスト田中有紀」さんのスタートラインでもある。というかむしろ、これからのアーティスト活動のことを考えたら、スタートの意味合いの方が強いと思う。
この人の活動が一冊の本だとしたら、デビューから1stワンマンまでのページは既にぎっちり、それはもう色とりどりに…いや、かなり緑多めに……埋まっている。でも後ろのページはまだまだ空いている。真っ白なページも、うっすらとラフが描き込んであるページもある。はっきりとした実線で輪郭を持つ日が、それが思い出として彩られていく日が、楽しみだ。
※もうちょい先の話
ここでひとつ伏線を回収しておくんですが、なんで冒頭で自己紹介(熱しにくく冷めやすい話)をしたかというと、将来、その本のページがかなり埋まってきている頃には、たぶん今と同じ熱量では居られないと思うから。
※数日前に15,000字の日記書いて今こんなnote書いてるぐらいだから、今すぐどうにかなるとかでは全然ない。来月大阪行くし、3月シャニも行くし、5月の名古屋も行く気しかないし、7月はシャニの駅広告出すし。だからもうちょっと未来の話。
また過去の推し(南條さん)の話に戻るんだけど(ごめん)、私が南條さんのライブに足繫く通っていた頃、彼女は自身のライブの事を「実家のように思ってくれたらいい」と言っていた。そう言っていたのを、今でもずっと覚えている。
続けてこうも言っていた。「こうやって今日ここに集まってくれている人も、きっといつか別の人の方に行ってしまうこともある。それは当たり前のことだと思ってる。けど、そうなったとしても、ふらっと"また遊びに来たよ~"って、まるで実家みたいにまたライブに遊びに来てくれたら嬉しい」と。(※もう8~9年ぐらい前のライブのMCだろうからそれなりに意訳は入ってるけど、ニュアンスは合ってるはず)
実際いまでもコンスタントにライブやってるから凄い。あんまり詳細は追えてないけど、今ガチで47都道府県をツアーで回っているらしい。本当に「またいつでも遊びにおいで」って言われているみたいだと思った。
応援していた当時と比べたら、あんまり聴かなくなってしまったけれど。
今は音楽サブスクでもかなり手広く配信されてるから、昨年の夏、そのとき最新だった南條さんのアルバムをなんとなく再生した。過去聴いてた曲も改めて聴いた。良い意味で変わらないなあと思ったのと、最新アルバム内にめっちゃドツボに入る曲が1曲あって、しばらく通勤中とかずーーーーっと聴いてた。
【tips】"ホレヴォ"って曲なので良かったら聴いてみてください。イントロのギターとドラムが気持ちいい。
この曲聴くためだけにまたライブ行きたいなあって思った。たしか24年の夏にもライブあったんだけど、そのときは都合が微妙で行けなかったから、またチャンスがあったら行きたい。
この過去話を持ってきた理由。
声優って基本コンテンツ(キャラクター)ありきだけど、アーティストとしてデビューして曲出して(ライブやって)くれると、コンテンツを媒介にしなくても"その人そのもの"に応援する(関わる)ことができる。
これ、個人的には結構でかいと思っている。
いつかこの熱が今ほどじゃなくなってしまったとしても、いま聴いている楽曲たちは将来懐かしさを提供してくれるだろうし、これだけ入れ込んでしまった人だから今の私にとっての南條さんみたいに、SNSで見かければ「お~~今話題のコンテンツ出てるんだ」とか、サブスクで見かければ「新しい曲出たんだ、聴いてみるか」とか、それこそ「この曲めっちゃ良い!これ聴くためだけにまたライブ行きたい!」って思える。
活動を続けてくれる限り、"飽きたから終わり"じゃなくて、「元気でやってるかな」って想うことができる。
有象無象のファンのひとりだから、一方通行ではあるけど。
だから田中さんがソロデビューしてくれたことが本当に嬉しい。
ここに関しては私の自己満足でしかないけど、「その時」はいずれ絶対やってくる。いままでいろんなコンテンツを渡り歩いてきた自分の事だから、分かる。
でもきっと曲は聴き続けると思う。そのときもライブをやっているのであれば、きっと遊びに行く。いまリアルタイムで愛している楽曲たちを披露しようものなら、ちゃんとコール入れるし、特定の曲でワイパーだってやる。
あとこれはワンマン日記には書いてないけど、ワンマン見てて「あ、この人、“大丈夫”だ」って思う瞬間があった。
(ここまで散々スタートだのなんだの言っておいてあんまり既存のものに例えるのは良くないのかもしれないけど、「すごい人」の例えというニュアンスでここはひとつ許してほしい、)南條さんのライブの雰囲気にどこか似ていた。
男性バンドにひとり囲まれて立派にやり遂げているところとか、挨拶とか、MCとか。あと以前から度々言ってるけど歌い方とか、アルバム全体が持つバランスの良さとかも。
大丈夫な(現にアーティストとして売れている)人に似ているから、田中さんのアーティストとしての活動、もう大丈夫だろうなって思った。
きっともう、軌道に乗っている。
だから思いのまま活躍して、歌を歌っていってほしい。これからきっと更にファンが増えるだろうから、今よりも大きな会場で。
そのときは今よりも遠い距離で見ることになる可能性の方が絶対高いから、双眼鏡持っていきます。こっちは防振機能付きだぞ!!!!!!!!
↑これ本当におすすめ 座席どこでもBlu-rayになる。
かきのこし
あとせっかくなのでこれも書き残しておく。
女性声優追っかけてもう1n年だけど、ファンレター出したの、田中さんが初めてだった。今までは書くだけ書いて会場持って行って、プレゼントボックスを前にしたら急に恥ずかしくなって、そのまま持って帰ってた(シャイでかわいい)。なんならプレゼント出すのも初めて。
(これ今まで言ったことないけど、田中さん宛に出そうと思って買ったいっちばん最初のもの、これもなんか恥ずかしくなってしまっていまだに手元にある(香り系のもの)。それ以降のものはブチ込んでるけど…)
2年前のコエモニーのライブで、お手紙出すか迷いながら物販か入場列に並んでたら、プレゼントボックス(スタッフさん)の方から「お手紙お持ちの方~~~~」って列に突っ込んできて、(そんなことあるんだ…)って思いながら勢いで出した。
個人宛ではなくてユニット宛に書いたことと、大まかにはどんなこと書いたかはたぶん覚えてるけど、お手紙の作法分からなすぎて何かやらかしてなかったか、今でもちょっと不安になってる。
そのあと、たしか7月の我儘で初めて個人宛にファンレターを出した。
お花を自分で送ったのも初めてだった。これは確かシャニ5th。
μ'sのファイナルライブのとき、お声がけいただいてフラスタの絵を描かせていただいたことはあったけど、自分でお花の手配からやるのは初めてだった。今では立派な花咲かオタク。
5thライブのとき、1日目は天気悪くて寒いしで凍えながらノベルティを配ったのを覚えている。このとき初めてエンカしたのがきっかけで(というか5thに限らずお花がきっかけで)今仲良くしてもらっている人がたくさんいる。ありがたい。
遠征も、シャニ6th大阪が初めてだった。
ひとりで新幹線乗るのは小学生の時ぶりで、自分でチケット取ったのと、ホテルも取ったのはこれが初めてだった(そのあとリリイベ~相次ぐ地方イベで死ぬほど新幹線に乗ることになるとは思わなかった)。
修学旅行みたいで楽しかったな。6th大阪の宿はフォロワーに教えてもらったところで、温泉ついててめっちゃ良かった。
あと番組にコンスタントにお便り(絵)出してたり、リプライしてんのも初めて。
ちょっとでも「応援してる人間が!ここに!います!!!いますよ!!!!!」っていうのが(おたよりの総数的な)数字として伝わればいいと思った。
これ、以前までの私が今の私を見たら「変わっちまったよ…アイツぁよ…」って泣くかもしれんね。
でも某方(コンテンツ共演者)の「陰ながら応援していたら推しは仕事が無くなります(=ポジティブな声は見えるようにしろ)」って言葉を聞いてから今のスタイルに落ち着いたから、たぶん、きっと、良いことなんだと信じて……
絵だったら、SNSに上げたらそれきっかけで番組とかに興味持ってくれる人がいるかもしれないし…実際それで「番組見始めました」「田中さんのこと最近気になりだして…」とかって言ってもらえるの、何よりもうれしい。
キャラクターより先に声優さん好きになったのも初めてだ!
いつもキャラ好きになって→中の人が気になって→ラジオとか聴きだして落ちる、が鉄板だった。田中さんだけ逆。なんならシャニは中の人一切考慮しないんだったら、たぶん透か円香を好きになってたと思う(実際シャニに初めて触れたきっかけはノクチルだった。当時は挫折したけど)。
あとは…強いて言うなら……こんなに歳近い人推してるのも初めて………………今まで……12歳以上年上の女性声優しか推してこなかったから…………。この事実にたまに寝込みそうになるけど、出てくる話題が分かることが多くて楽しい。年下推すようになったらオタクやめたいと思ってる。まだギリセーフ。
とにかくいろ~~~~~んなことを田中さんきっかけで経験させてもらえるのがありがたくて、お花もお手紙も創作活動も、やってること全部恩返しみたいな感じ。田中さん(およびシャニ)をきっかけに仲良くなれた人がたくさんいるのも本当に嬉しい。
同じぐらいの熱量の人もいっぱいいるから、地方イベントでも寂しくない。本当にありがたい。
思えば田中さんを初めて知る前にハマっていたジャンル(はねバド)、原作が完結してしまったあと2年近く、抜け殻みたいになっていた。
好きなものを好きと表現することが生き甲斐だから、熱量を注げるものが見つかっていない時期って"生きてるのに死んでる"みたいな感じ。
ハマりそうかも…?みたいなものはあったけどいまいちハマりきれなくて、その間に大学生から社会人になっ(てしまっ)て、新卒最初の一ヶ月とか慣れないパンプスで足を血まみれにしたりしてた。
そこに突然現れた隠匿シンギュラリティのHide&Attack(シャニ3rdライブ円盤)。ほとんど一目惚れだった。あのとき助けて頂いたオタクです。
今は毎日スニーカーと、オフィスカジュアルのオフィス部分がほぼお亡くなりになっているような格好で通勤させていただいております卍卍卍。
シャニマス自体は2020年?たしかノクチルが追加されたタイミングで、浅倉透の顔がよすぎてインストールはしていた。WINGわかんなすぎ、浅倉わかんなすぎて挫折したけど。一回挫折したジャンルに舞い戻ってくるの初めてすぎてびっくりした。
あとシャニの4thライブも、その当時のコンテンツ力・会場キャパの関係で当日券があるっていう情報もリアルタイムで耳にしていた。ただ、fripSideの南條さん卒業ライブが日程ドドド被り(かつfSの会場がすぐ近所)で、そっちを優先した。
このときの私、「Dye the sky.」と「あの花のように」しか知らなかったし。
今思えば行っとけよ!案件すぎるけど、たぶん4th行ってたらここまで急激にハマってなかったと思う。
初めて見たのが仮面の下から覗くあの眼光だったからこそ、転がり落ちたんだと思っている。"人は出会うべきタイミングで出会う"とはよく言ったもので。
だからこの人のためにできることなんでもやりたい!と思うし、自分に出来ること全部やりつくすぞ!って気持ちで今日もオタクやってる。
だから"その時"までは、きっと生き急いでいると思う。
明日はストレイのためだけにチケット取ったリスアニがあるし。
ストレイが3年連続出演であるように、私も3年連続、武道館に足を運んでいます。昨日は仕事終わりにパンフレットだけ買いに武道館行った。
まだまだ楽しみがたくさんあって嬉しい。
それでは超絶最新の近況を添えて。
2025.1.25
※このnoteは恥ずかしくなったら消えます😁