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PdMチーム、はじめて輪読会をやってみました
はじまり
ユアマイスターでは2021年4月にPdMチームが爆誕しました。
もとはWEBディレクターチームだったのですが、プロダクトも大きくなり、プロダクトとの向き合い方にも変化が生まれてきており、プロダクトドリブンで進めるという経営的な方針もあったため、あえて名称を変更しました。
爆誕したものの、プロダクトマネジメントとは?と聞かれて出てくる回答はバラバラ。。チームとして一丸となって進めるように輪読会が開かれました!
目的
参加者
・プロダクト部長2名
・PdMチーム4名
・マーケチーム1名
・エンジニア1名
なんとチームを横断して参加者が集まりました!他チームから考えるプロダクトにまつわる議論をできたので、横断的に集まってもらうのは面白いと思います。
何をしたの?
二部構成で、各パートのサマリとディスカッションをしました!
サマリパート:
一人あたり3章を担当し、各チャプターごとにまとめを作って発表しました。自分が読んだことのある関連のありそうな本なども紹介しました。
例)みなさんもよくご存知のプロダクトマネジメントトライアングルのこと
例)競合の話については、直接競合や間接競合という考え方もあるよね、とか、ちきりんさんの本から競合の捉え方としてこんなのもあるよというのを関連してお伝えしました。
ディスカッションパート:
毎度一番の盛り上がりを見せたディスカッションパートでは、こんな感じで、毎回発表者の方がお題を考えてきます。
この議論に20~30分ほど使っていました。オンラインでzoomの部屋を分けて、2~3チームに分かれて話し合いました。
最後には各チームの意見のサマリをシェア。
「こっちのチームはここで盛り上がりを見せたよ!」なんて感じでそれぞれ盛り上がるところが違ったりするのもよかったです☺️
それで輪読会って何がいいの?
私が輪読会をやってよかったと思うのが次の3つです。
①本の解釈は一通りではないと知れたこと
普段本を読むのって一人でするものなので、自分の解釈で読み進めることに何の疑問も持ってませんでした。
今回他メンバーが持ってくるサマリを読んだ時に「その章の中でそこが大事だと思ったんだ!」とか「それってこんなポジティブに捉えられるんだ!」とか読む人の解釈を知って、自分の解釈を広げることができました。
②知識の定着ができたこと
本って一度読んだだけでは定着しないと言いますが、まさにそれを痛感したのが、輪読会と同時期に別の本を読んでいて、この考え方わかりやすいー!と思った内容が輪読会のサマリに出てきた時。
「え、私数週間前に同じ内容読んでたのに忘れてたんだ...!」と慄きました。逆に輪読会後に別の本で同じメソッドに出会った時は、覚えていたんですよね。
そして、この輪読会を通じて定着したなと思ったのは、仕事の中で「じゃああの本に書かれていたこれで実践してみようよ」、という機会が増えたからです。インプットをアウトプットに繋げやすい状態を作れているなと思います。
③「プロダクトマネジメント」に対するメンバーのコンテクストが近づいたこと
4月に爆誕したばかりでプロダクトマネジメントとは?に対する考え方がバラバラだったメンバーたちにとって、プロダクトマネジメントにおける「大切にすべきもの」が一致するようになりました。
日頃の業務の中ではそれぞれが自分の担当するプロダクトでそれぞれの持ち場を動かしているのですが、その判断軸がとても近づいたのを感じました。そして自分たちに足りないものを補っていこうという視点も生まれたので、 PdMチームの毎週の振り返り会の時間の使い方にも変化が生まれています✨
さいごに
実は輪読会をやってみたいと思っていたものの、他の方がどうやって輪読会をしているのか知らなかったのでヒントになればいいなと思ってこちらを書きました。(3~4月に輪読会をしたので今更感もありますが...😇)
輪読会をやってみて、学びたいことの解釈のバリエーションを広げたり、より広いメンバーでのコンテクストを合わせるようなときにすごく有効なものだなと思います。
これからプロダクトマネージメントチームもメンバーが増え、更なるチャレンジをしていきます。PdMってリードする立場にいて同じプロダクトに入ることが少ないのですが、それぞれが自分の持ち場でも共通のコアを持って進めて行けたら、プロダクトの価値を上げ、世界観をより早く遠くへ届けられると感じています。
輪読会をしようか迷っている方へ、このnoteが届きますように!