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いのちの話


志村けんさまが、コロナウィルスで他界されて
これだけでもすごく人々の心が動かされた気がします。
影響力のとても強い方がこのような形で会えない人になるのが、とても悲しい。

いのちは時に、思っている以上にあっけなくこの世から無くなってしまうのを
ここ最近でとても痛感しています。


歳を重ねてやっと
人の死がだんだん現実味を帯びて。

当たり前に会えると思っていたよ。
また、次だね、って言ったところだったじゃないか。
当たり前なんてものは本当はないのかもしれないな。


悲しみがこれ以上増えないように。


ウィルスもいよいよ現実味を帯びてきて

これ以上わたしの周りも
大好きな人たちに会えなくなるのは
本当に嫌なんだ。
本当に嫌なんだよ。

当たり前なんてものはないんだな。


伝えたい時に伝えたいことを伝えたいし
自分の気持ちを、素直に伝えられる時に
いいことも悪いことも言いたい。

いつも最後みたいに全力で歌いたいし
一曲を無駄にしたくない。


だけどこの気持ちってすぐ薄れていくんだよね。
過去になっていくんだこの気持ちも。


過去にしたくないことも過去になる。


あの日に戻りたいと思っても無理だし。


こんな時に素直に曲にしたいのに
うまく言葉にならないし
形にならない。

もどかしいし不甲斐ない。

そして、わたしを代弁するかのように
新曲を作った先輩の歌詞を見て
また、自分には才がないのかと思ってしまったりして

情緒の波がすごいけれど

今できること、
今できること!!!


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