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何度も言ってるのになぜ伝わらないのか

“わたしがひどいこと言って
彼のことを壊してしまったかもしれない“

と、友人からメッセージが来た。


できれば、壊さないように、
大好きな人を傷つけないように
上手に2人で成長できれば
離れることもなかったのかもしれないね


でも、彼女もそれをしなかったら
壊れてしまっていたかもしれない。
それなのに、ひどいことを言ってしまったって後悔をするのは
それだけ彼のことを愛して心配している証拠だなと思った。


起こること全てが必然で
そこには必ず、神からのギフトや
学びがあるのだという
もはやもう座右の銘くらいになっている私の言葉を信じるのだとしたら

ひどいことを言って関係を壊してしまったのすらも必然で
そこまでしないと気づけなかった想いや思想や
学びが、双方に必ずあるはず。



愛し合うパートナー同士の喧嘩や別れは
絶対にどちらも悪いし、どちらも悪くない。

ほぼ80%以上はすれ違いなのだから。

相手の想いを聞かない
自分の心を言わない
どうせ分かってくれないという諦め
感情的になってしまう

言葉がなくたって伝わることも美しい。
だから芸術があるのだけれど
場合によっては何でもかんでも言葉にするのは、
しつこいし野暮だなぁと思うけれど

言葉にしなくていいのは
思想や、“みんな“に向けた想いや感嘆であって


対1人に対しては、
絶対に、優しい言葉で愛を持った言葉で
言葉下手でもいいから、2人が同じ理解を持つまで
話をするのがとても生産的で効率的だと思う。

優しい言葉や愛を持った言葉を使うことや
相手の受け取り方を見ながら
自分の伝えたいことの度合いを進めていくのは
何かを伝えたい!と思って伝える人の
最低限の気遣いなんじゃないかなと思う。

(わたしも全然できない、、
これができたら苦労しないんだけどね、、)


いきなり言われた方は、
受け取るのに必死なのよ。
どんなことでも。


ひとつの言葉に10くらいのことを考えながら
頑張って飲み込もうとするんだよ。
泣いてしまうかもしれないし、
それは違うよ!!!!って思って
感情的になってしまうかもしれない。

受け取る側にもトレーニングはもちろん
もちろん必要だけれど
伝える方の少しの優しさで
伝わる量は、全然違う。


感情的になっているときの言葉ほど
危ない言葉はないから、
よく言うのは、会って話すこと
さらに体のどこかにお互い触れながら話すと、
自然と落ち着いてゆっくり話せるみたい。

話したいを拒否されると
もうそれ以上は、なにも進まないんだよね。
自分が言いたいことだけ言って
相手がどう感じたかとか相手のこころに
興味がないんだもの。

相手が伝えたいことに対しては
自分勝手に要らないって言ってしまったりね
それは、対等ではないよね


だけど今は、お互いに話しても
何も生まれないから話し合いにすらも
ならないのかもしれないね。

言わなくても気づいてよ
察してよ、分かってよ

なんて、甘えだし相手に失礼だと思う。



何度も同じことを、私は彼にずっと言ってる
って、彼女はずっと言っていたけれど
それは本当に、相手に伝わる言い方だった?


相手に伝わっていなければ
伝えたことにはならない

はっきり言えばわかるのに曖昧にしか言えなかったり、
怒ってしまったり、拒絶したり
恐怖から本当のことを言えずに我慢してしまったり

人の反応には、人それぞれの癖や特徴がある。
そしてそれは、相手との距離が近ければ近いほど
分からなくなる。


逆に、
もう壊してしまうくらいじゃないと
気付けない何かも、もちろんあると思う。

それは、それでいいんだよね。


それすらも学びなんだと思う。
すっごく傷つくし克服するのに
たくさんの時間がいるけど
彼にも心の成長が必要なのだろう。

そして、彼女にもきっとたくさん
乗り越えるべき課題がある。


離れて過ごす時間も必要だよね。

次に交わる日は、
もしかしたら来世かもしれないけど
きっと深いご縁で繋がってるから安心して
自分のことに取り組んでほしいなって
思った朝でした。

2022.9.15


2年の月日が経った今、
わたしは今の自分にこのまま伝えたい。


人のことは、こんなにも明確に
わかっているのに
自分のことになると見失うものなのね。

こんなふうに
書き留めて後悔していない過去の文章が
たくさんある。



今日の、今のわたしのために、
この日のわたしが、過去のわたしが
いたのかもしれないと思うほど
今タイムトラベルしている。

パートナーがいない一人の時ほど
よくわかる。

大切な人ができたら、
大切すぎて何も見えなくなる。


大切すぎて
大好きすぎて
手放したくなくて
離れたくなくて

離れてても
大好きなままなのに

離れてても
心は離れないのに


そうやって試してくるのが
この美しい地球です。
それすらも愛おしい。

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