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[最新]Illustrious XL 1.0 & 1.1を使ってみた(AI徒然草#005)
さて、ONOMAAIより、Illustrious XLが登場している
Civitaiのサイトでは1.0が2025年2月11日に、そして1.1が2月18日に
急に掲載されているようだ。Illustriousは既に多くの派生modelが
登場しており、ある意味目新しさはないのだが、この組織から新たに
出てきたのは気になるところだ。
1.0と1.1モデルの異なる点は・・
何かというところだが、説明を見る限りほとんど一緒で区別が
つかない^^; まず、1.0はダウンロード可能だが、1.1は生成のみしか
できない。ただ、すでにPixAI, SeaART, Tensor ARTなど多くの生成サービスでこのモデルが搭載されている。(SeaARTは青クレジット(課金)要らしい)
ライセンスに関しては表記がコロコロ変わるので自身で確認したい
Civitaiの本人?の説明書きによれば1.1は「より自然言語にフォーカスした「洗練された」モデル」とのことなので、基本的には1.1を使用すれば
いいだろう。
Illustroriusの使用方法
タグベースのプロンプトを使用する
アーティスティック(スタイル)タグとコンポジションタグを混在させる
サイズ: 画像の幅と高さは32の倍数
推奨サンプリング設定:Euler A ステップを28、CFG値を5.5~7.5
・・これはいつも通りの使い方だ。プロンプトの具体例は・・
[artist:アートスタイル1], [artist:アート2~],,,,1girl, キャラ名, date a live, tsurime,solo,twintails, などなど~,,,,, masterpiece, best quality, amazing quality, very aesthetic, absurdres,
実際はキャラのみでも可だ。 android 18 のみ打ち込むと・・
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キャラ名だけで登場する。ただ、これだとどういう品質のものが
生成されるか不明であるため、色々な指定が必要になる。
まづわ生成してみる
まずはキャラはどうか。bulmaと入力した
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ここで bulma from dragon ball animeと打ってみると・・
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どうもアニメという言葉に反応して彩度の高い、明るい画像に
なったようだ。いずれにせよ、「手書き感」が強い。
・・続いて私の苦手なドラクエ4の女主人公を生成してみる。
モデルはまずは1.0の方から。
heroin, dragon quest4 , rpg, in the style of toriyama akira, wavy curl hair,
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ヒロイン・ドラクエ4などと打ち込んでみたがうまくいかなかった。。
このキャラはとても難しいため、Loraなどが必要になるだろう。
続いて同じプロンプトで1.1で生成する
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出力結果は随分異なるものだった。豊富な学習素材から作られている
ようだ。かなり要素を指定しないとバラツキが生まれる。
さらに作例で・・
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アートスタイルなどをかなり指定しないと創作は難しい
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同じく有名な作例で逝ってみたが・・、リアルと打ち込むと
美しいアニメではなく、中途半端な絵を出力するようだ。
まとめ
現状Illustrorius Ver1.0はダウンロード可能だが、V1.1からは
恐らくオンライン生成しかできないと思われる。なお、
SeaARTは青クレジット、PixAIではスタミナ消費が大きい。
個人的にはTensorARTがコスト的には良いと思われる
また、手などは・・、いや体型を含めて最近のモデルにしては
崩れやすいため、基本的には手書き調の表現を目的として、
採用して適時修正したい。幸いなことに手ぐらいなら最近は
インペイントで簡単に修正できるケースが多い。
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従って美しい絵よりも、クリエイティブな方向を狙いたいが、
試行回数がかなり多くなりそうなので向き合う人は大変そうだ(^^;
キャラは強そうだが、気軽に使えるモデルでもないような気がする。
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