納豆巻きを食べると寿司を食べた気分になった

最近セブンイレブンで売っている納豆巻きを食べる機会があったのだが、納豆巻きを食べると単に納豆巻きを食べた以上のリターン、寿司を食べたような感覚を覚えた。

私は割と裕福な家庭に生まれたが、律儀に親の言うウチは貧乏という言葉を信じていたので、回転寿司に行くときは自分が取る皿の値段に細心の注意を払っていた。
今考えるとその当時行っていた回転寿司屋は100円寿司ではなく価格帯がそこそこ上のお店だったので貧乏な家族が行くようなお店ではなかったのだが、親の言う貧乏という言葉を信じていた私は月見納豆軍艦という寿司を好んで食べていた。
恐らくそのせいで納豆巻きを食べた時に寿司を食べた時の満足感があったのだろうと思う。

まあ何が言いたかったというと、安上がりな舌が育つように意図せず仕向けてくれた両親に感謝したい。
納豆巻きを食べることによって得られる幸福度が他人よりも上であることに幸せを感じている。

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