WITHステという最高に贅沢な2.5次元舞台に行きました
舞台WITH by Idoltime Pripara、全6公演完走本当におめでとうございます。シナリオ、演出、役者さんたちの演技に歌にダンス、どれを取っても最高の舞台でした。本当にありがとうございました。
本公演、そして配信アーカイブ期間が終了して早いものでもう2週間が過ぎました。未だに余韻が抜けていない状態ですが、そんな間にも3月のイベント開催決定、アニメJAM出演、3rdライブの日程発表、そして土田先生による高瀬バースデーイラスト爆撃事件や高瀬過程動画でTLに死人が続出したりなど(???)、怒涛のWITH界隈の供給にゆっくり振り返る余裕もないままいつのまにか時間だけが過ぎて行ってしまいました。
このままでは記憶が消えていくだけなので(円盤化待ってます)、なるべく詳しく今の気持ちを残しておきたい。ついでに公演期間中にほとんど酔っ払って殴り書きしたふせったーやらツイート群やらもまとめて、自分の中のWITHについてしっかり整理しておきたいと思い今回のnoteを書いています。今年の推しは今年のうちに!!!
例によって他界隈を引き合いに出したり、キャストさんとキャラクターを混同するような発言があったり、語気が荒くなったりするところがあるかと思いますので、不快な方はご注意ください。
あと、幼なじみの過去に情緒をぐちゃぐちゃにされた高瀬担なので、多分そのあたりの話が7割になるかと思います。感想なんだか妄想なんだか自己解釈なんだか、みたいな支離滅裂な文章が続きますが、限界オタクの戯言なので広い心で見ていただけると幸いです。共感してくださる方がいらっしゃれば嬉しいです。
まず舞台が発表されたあたりのことから遡ってしまうんですけど(ダーリンマジ?)、舞台WITH、最初はもうなにを言ってるか正直わからなかったですよね。公式Twitter開設されてるのも意味わからなかったし、パラトレの日に撮ったんだろう本人たちの動画を見て、「俺らがやります」って言われてもう宇宙猫状態ですよ。
え?舞台?WITH?本人が?なんで?なに?みたいな。
担当声優本人による舞台出演って、しかもメインキャスト全員それって、多分あんまりないんじゃないでしょうか。元々担当の方が舞台俳優さんだったりとか、そういうのはまた別だと思うんですけど。
それにWITHってなんていうか、わりと3次元のWITHが確立してるところあるじゃないですか(※主観です)。ライブでずっと生身の3人を見てきたし、あの衣装でステージに立っている時、それはもう十分WITHだった。だから最初、「え?ステって……ウィッグかぶったりするの?マジで?ぶっちゃけいらなくない?」って思っちゃったんです私は(ごめんなさい)。いや、だってこばたつのウィッグ姿は見たことあるけど、他の2人は見たことないし、むしろ見ることになるとも思ってなかったし……。WITH、顔がいいとは常々思ってるけどそれはいつもの本人の顔に合ったナチュラルヘアだからであって、舞台用ウィッグで作られた2次元ヘアは果たして本当に大丈夫なのか……?みたいな……(ほんとにごめんなさい)。
結局キービジュすら発表されないまま現地チケットの一次先行抽選が始まって終わり、わけのわからない倍率の中自名義全滅した私は親切なフォロワーさんたちに拾われ無事全6公演分のチケットを得ることができました(拾ってくれたフォロワー、本当にありがとう、大好き……)。でもこの時点でもまだ正直現実味はありませんでした。まだ「WITHステってなに?」って言ってた気がします。ほんとにやるの?って思ってた。今思うと社会情勢的な不安から手放しに喜ばないようにしていた気もします。いろんな舞台の公演中止が決まったり、好きなグループのメンバーが体調不良で記念日の配信ライブに出られなかったりもしたので。なによりやっぱり3rd中止のトラウマは大きかったので、毎日毎日「当日会場入りして席に座るまでやるって信じられないな……」と思っていました。
それでも最終先行の抽選結果が出てからやっとキービジュが公開されたとき、一気にWITHステが現実に近付いたような気がしました。
うぃ、WITHステだ〜〜〜〜!!!?!??!?!?!?
エッやっぱりウィッグかぶってる!!!!!でも待って、なんか思ってたよりすごい、めちゃくちゃ自然だし似合って、いやいや待て待てなんだその後ろのメッシュの奴ら〜〜〜〜〜〜〜〜!!!?!?!?!?!?!??!?!??!?!?!!!?!?!?ていうかオタクは好きにしてのイントロに弱いのでマジ待ってほんとにお願い…………………………………………なに……………………………なにがおきたの……………………………………………。
そのあと公開されたグッズのビジュアルの仕上がり具合もマジでキービジュの比ではなく(ご本人も雑誌でブロマイドの方がすごいって言ってて笑った)、土田さんの「コヨってる」ツイートに気を狂わされ(ただのダーリンってマジなに?)、そうこうしている間に稽古報告のツイートがあがるようになり、WITHステはどんどん現実になっていきました(元々現実)。
シンヤとウシミツのビジュアルと設定公開に伴い、ずっと目を逸らし続けていた”コヨイの過去”を突き付けられて瀕死になって「許さんからな……高瀬を引き抜こうとするなんて……絶対に……」と一人で竹槍を握りしめていたのですが、シンヤ役河合さんのマメな情報ツイートやウシミツ役鵜澤さんのプリパラ愛に溢れたコメントにも徐々に絆されていき、11月23日の夢川誕生日にアップされた土田先生渾身のバースデーイラストと5人揃ってのお祝い動画を見る頃にはすっかり新キャストのお二人を好きになってしまい、マ〜〜〜ジで困るな……などと思っていました。まあキャストの2人とキャラは別だし……河合さんと鵜澤さんはめちゃくちゃ好感度高いけどシンヤとウシミツのことはまだ許してないし……(???)(何様?)。
そんなことを言っている間にすぐに公演一週間前になり、spoon.2diで3人の溢れんばかりのWITH愛♡と「暴れ拳銃時代は中2の頃」「舞台はアイドルタイムプリパラ本編中の話」などの重要情報をぶち込まれてしまい、正直あの一週間については全然記憶がありません。グッズがなかなか届かなくて泣きそうになったり、やっと届いたグッズを開封してランブロの顔の良さに悲鳴をあげたり、いいぜボタンが楽しすぎて友達に動画を送りつけたりしながら自己満足のおうちフラスタとキンブレシートを作り込んでみたりなどしました。
そうしてようやく辿り着いた12月10日、なんとかキャリーケースに荷物と謎の緊張感を詰め込んでゆりかもめに乗りました。豊洲HMVにグッズが並んでるのめちゃくちゃ感慨深かったです。WITH、現実じゃん……。
ここからやっと本編の話になります。
いろんなリスクを乗り越えてやっと現実になったWITHステ、本当にすごかったです。私たちがいたのはダンプリで、ステージに立っていたのは三鷹アサヒで、夢川ショウゴで、高瀬コヨイでした。
私はストーリーについてのネタバレが怖かったのでパンフレットは遠くから薄目で写真を眺めるだけに留めていたんです。それでもゲームプリパラミュージックコレクションvol.7のジャケットの高瀬みたいな高瀬が見えて(高瀬みたいな高瀬?)死んでしまったんですけど。 そしたら高瀬の過去や闇プリの存在に触れながらも、ゆいちゃんやドロレオの声の出演、夢を集めるために躍起になるパックにみれぃで釣られて操られる雨宮くんなど、みなさん言っているとおり本当にアイドルタイムプリパラの作中で放映されなかったWITHお当番回のような内容で、プリパラだ〜〜〜〜〜〜!!!って本当に嬉しくなりました。初演の日、ゆいちゃんからの着信のシーンでほんとに身体が飛び上がってしまったんですけど、2日目の昼公演で斜め前に座ってたおそらく初見の男性2人組がまったく同じ反応してて、わかる、わかるぞ……となった。
あんなに竹槍抱えて警戒していたシンヤとウシミツのこともすぐに好きになってしまいました。たった1時間半の舞台で、2人は私が3年間大好きだったWITHの生きる世界になくてはならないものになってしまったんです。
きっと何か悪い企みとか自分のエゴで高瀬を闇プリに引き戻そうとしてるんだろうと思い込んでいたシンヤはヤンチャではあるけどどんな事情のアイドルでも受け入れて友達として守ってやろうとする懐の深い男だったし、高瀬にクナイぶん投げてくるヤバいやつだと思ってたウシミツは殿のことが大好きな無邪気に憧れの忍者修行に励むキュートボーイだったし。俄然2人のことをもっと知りたくなってしまったし、絶対にアニメやアプリで登場するときはキャストも変わらず河合さんと鵜澤さんでやってほしい……。偉い方、もしご覧になっていたらよろしくお願いします。
ここからはそれぞれのキャラについてまとめたいなと思います。
まず高瀬について。推しなので……すみません……。
ステ公式に”コヨイの衝撃の過去”って書かれているのを読んでからずっと怖かったんです。こんなに好きになったキャラが2.5次元になるのも初だったし、その状態で公式に過去を掘り下げられるのか……。中の人がそのまま演じてくれるとはいえいろいろと、今まで私が勝手に抱いてきたイメージと全然違ったらどうしよう?と思って。
でもそんなの本当に杞憂でした。土田さん、インタビューで「コヨイをやるのは自分しかいない」、「ここまでキャラを作ってきたのは自分だという自負がある」と仰っていて、そこまで高瀬コヨイというキャラクターのことを真剣に作ってくれているのかと一人で感動に咽び泣いていたのですが、本当に高瀬はこの人しかいないなって思ったし、私の見たかった高瀬コヨイがそのまま3次元に出てきたみたいなレベルでした。
まずビジュアルの話になっちゃうんですけど、ご本人も自信満々だったとおりもう土田玲央という人間が完璧な二次元体型じゃないですか……。脚の長さも腰の細さも身体の薄さもどこをとっても高瀬コヨイの体型じゃん……。それにその細長い手足で繰り出す一挙手一投足が流れるように美しくて、本当に自分の武器をよくわかってる人だなと思いました。恐ろしい男だな……。
あとなんかインタビューで「顔は真逆だけど」とか自虐ネタかましてたけど全然そんなことなかったですよね?いやまあ確かに高瀬コヨイは垂れ目のはずなので逆と言えばそうなんでしょうけど、特に今回のストーリーから見える高瀬コヨイの”””強さ”””も相まって本当に顔面までドンピシャだったと思うんですよね……。ていうか眉毛の可動域どうなってんの?錦戸亮かディズニーのCGアニメくらい眉毛動くじゃん?私高瀬の穏やかそうな顔して意外といつもキリッとした吊り眉なところが本当に好きなんですけど、土田さん普段わりと垂れ眉の人間じゃないですか、それなのにずっとちゃんと吊り眉だったからびっくりしちゃった……。あとこれは個人的な解釈なんですけど高瀬って下まつ毛バシバシだと思ってて、だからほんとに土田さんのバシバシの下まつ毛がめちゃくちゃ解釈一致で最高でした。
それから高瀬コヨイというキャラクターについての話。伏せったーにも書いたのですが、私は好きにしての「Poison love 愛して!」を勝手に重要視して夢を見ているオタクだったので、その歌詞のルーツを見せられた気がしてめちゃくちゃ刺さりました。頭も良くて容姿にも家柄にも恵まれ、信頼する幼なじみと可愛いセンターと共にトップアイドルの地位まで手に入れた男が歌う「Poison love 愛して!」、正直そんなの絶対家庭環境まわりに何か傷を抱えているだろ……と思ってはいたのですが、ここまではっきりと家庭内不和を描かれるとは思っていなかったので(プリパラだしあってももうちょっとコミカルかなと思ってて)、ちょっとびっくりしちゃったくらい……。特にお母さんの「お友達とお茶会、行ってきていいわよね?」ってセリフがものすごく厭らしくて、すごいなと思いました。高瀬はきっと本当にいい子だったんだろうな。「いいわよね」って聞けば「うん」って答えるに決まってる、賢くて大人しくて、親にとって都合のいい子。「うん」って答えてしまったら高瀬はもうお母さんを責めることは出来なくて、ただ「行かないで」って言えなかった自分のことを責めていたんだろうなって思って勝手にめちゃくちゃ苦しくなってしまいました。減塩のお味噌汁、きっと高瀬には「息子の身体を心配してる」ってポーズだけをとって実際のところ本人とは向き合おうとしてくれないお母さんの上っ面だけの愛のような水っぽい味に感じたんだろうな。
「いい子でいるのは、もうやめる」ってセリフ、今までの積もり積もった鬱憤と絶望とをないまぜにしたみたいな地を這うような声と鬼気迫る表情がすごく印象的で、こういう掘り下げ方は本当に土田さんじゃなきゃ表現出来なかっただろうし、私も受け入れられなかっただろうなと思ってしまいました。
あと、ごくせん世代のジャニヲタなので顔の良い男が喧嘩してるのめちゃくちゃ好きで……高瀬に元不良説というのが出来た時からずっと高瀬のハイキックを見たかったんですけど、舞台でそれが叶ってしまい感無量です。土田さんの脚が5メートルあって本当に良かった。ありがとうございました。土田さん嵐好きだし絶対あのシーン沢田慎のイメージだったと思うんですけどどうですか?
それから私が情緒をぐちゃぐちゃにされた幼なじみのシーン。高瀬、親に甘えることができないまま全寮制の学校に入学して、きっと唯一甘えられたのが幼なじみの三鷹だったのかなあ。以前の雑誌の制作陣インタビューで高瀬が三鷹を「アッちゃん」って呼ばなくなった理由は「もう大人だから」だと言われていて、そんな子どもみたいな理由なのか……かわいいな……と思っていたのですが、今回のあのシーンで完全に親の役割を幼なじみに押し付けた反抗期だなって思いました。もうママって呼ばない、っていうのと同じレベルですよね。誰にも甘えられずに一人で燻っていくよりはきっと良かったんだけど、同い年の三鷹には荷が重かったんじゃないか……というのは三鷹の話の方でします。まあでも私もどちらかというと陰の者なので高瀬の気持ちもわからなくもないです。太陽は万物の生命の源だけど、日照りはときに生き物を殺すので。
「これからWITHは一人でやりなよ」ってセリフになぜか私がめちゃくちゃ傷付いてしまい(ほんとになんで?)、ずっと頭から離れません。あのときの表情と声もすごかったな。幼なじみを突き放すために声を荒げる高瀬、本当にキツくて……。高瀬、自分は闇プリとダークナイトメアという新しく受け入れてくれる居場所を見つけたくせに、三鷹には現状維持を求めていてずるいなと思いました。「WITHは解散だ」とも、「他の人とやりなよ」とも言わないところが。幼稚園から一緒の三鷹を自分から誘ってアイドルを始めて、一緒だからこそ「WITH」って名前をつけたんだろうに、自分が抜けたあともたった一人で「WITH」で居続けろというのはめちゃくちゃ残酷だと思います。でも多分、本能的に戻れる場所を残しておきたかったのかもしれないな。それはそれで、あれだけのことを言っておいてそれでも三鷹が居場所を残しておいてくれると思っているのはやっぱりめちゃくちゃ甘えだな……とも思うんですけど。
私は高瀬と三鷹が幼なじみで二人で組んでたことを知った当初ずっと三鷹が高瀬を誘ったんだろうなと思っていたので逆だと知ってびっくりした方なんですけど、ずっとどうして高瀬はアイドルになろうとしたのかなって考えてたんですよね。なんかあんまりアイドルっていうものに憧れるようなタイプじゃない気がしてて……。だけど今回のステでなんとなく、愛されたくてアイドルになったのかな……と思いました。キラキラのアイドルになったらそれが叶うと思ったのかな。当時高瀬の知ってる一番のキラキラを持ってるのが三鷹だったのかなあと思いました。だからアッちゃんと一緒ならキラキラで愛されるアイドルになれると思ってたけど、両親は結局振り向いてはくれなくて、自分は上手くいかないのに変わらず隣でキラキラしてる三鷹の太陽みたいな明るさがどんどん眩しく感じるようになって。そういう自分が嫌になって、いつからか家族だけじゃなくて友情やダンプリ、キラキラまで信じられなくなっちゃったのかなって思いました。高瀬、めちゃくちゃ思春期でかわいいな。
ほんとに推しか?というくらいいろいろアレなことを言いましたが(ほんとに推しです)、高瀬がちゃんと過去に三鷹を傷付けたことも自覚して、ダークナイトメアでいた頃のことも自分の中の糧に変えて、今ダンプリでWITHのリーダーとして、三鷹と夢川に教えてもらった友情と愛情とキラキラを返そうと頑張っていることがわかって、高瀬のことをもっともっと好きになりました。中2の男の子の反抗期といえば決して珍しいことではないというか、人間性が育っていく上で重要な転換期だったんだろうなと思います。両親とのわだかまりが解けたのかは正直わからないですけど、私は親の年齢にもなるとそう簡単には人間変わらないと思うので、高瀬がちゃんと外に居場所を作ったことで親離れしたんじゃないかな、くらいに思ってます。いつかそのあたりも教えてくれたら嬉しいな……。
高瀬がこれからもWITHのリーダーとして、三鷹と夢川と一緒にファンのみんなに愛と味噌汁を届けるのを応援したいです。
次は三鷹アサヒについて。
伏せったーに長々と三鷹アサヒの愛について書いたんですけど、本当に三鷹アサヒの愛がWITHを繋げた話だったなあと思います。あと私は三鷹アサヒのこと太陽神だと思っていたところがあるのですが(重……)、太陽みたいに熱い愛を持った人間だったな。
ドラマCDで闇プリでの高瀬のことをわりとライトに語っていた気がしてたし、フリートークで小林さんも「どんなコーちゃんでも大好きって感じ」って言ってたので、そんなに重い感じじゃないんだろうなと思ってたんですけど、めちゃくちゃに重くてボロボロになりました。幼稚園から一緒だった大好きな幼なじみに突然あんなふうに突き放されてめちゃくちゃ傷付いていたし、今でもまだ夢川の尾行について行かずにはいられないくらいには心配だし傷付いてるんだろうなと思ったら、ああちゃんと人間だなと思いました。これは本当に舞台で生身の人間が演じているところを見たからというのが大きいと思います。小林さんの傷付いてる表情と声の演技がすごくて……。回想の「コーちゃん!」って縋る声もすごかったんですけど、高瀬が夢川に闇プリの話をしている間ずっと俯いて目を泳がせていたところとか。もしかしたらアニメでは表現されなかったかもしれない一瞬の逡巡とか、そういうところにただ明るいだけじゃない三鷹の優しすぎる人間性を感じてしまい、個人的にはものすごく好きでした。
ただ、三鷹の凄いところはどれだけ傷付けられてもそれを上回る愛情で返せるところなんですよね。その真っ直ぐさがどうやって培われてきたものなのか今のところなにもわからなくて、それはちょっと怖いんですけど。
これも別の伏せったーにも書いたのですが、そんなに傷付けられたなら三鷹だって別の居場所を探せばよかったのに、それをしないでずっと高瀬の説得に必死になっていたのってめちゃくちゃ重いなと思います。それなりに一人で活動していたのかと思ったらパンフに「コヨイが抜けて活動を出来なかった時期もあった」って書いてあってびっくりしました。中学生の半年ってすごく長いと思うんですよ。その間、楽しみだったはずのアイドル活動も続けられず、毎日同じ部屋に帰る幼なじみにあんなに拒否され続けていたなんて、私だったら耐えられません。シンヤとウシミツや闇プリのことも恨んだっていいくらいだと思います。それでも三鷹はそうはせずに、ずっと高瀬を諦めなかった。
私は高瀬の名前が夜の時間帯を意味する「深夜」でも「丑三」でもなく朝が来ることで成立する「今宵」であることが大好きだったんですけど、まさか三鷹が「今宵」の「宵」の字に行き着くと思ってなかったので初めて見た日はなんかもう意味わかんなくなってべそべそに泣きました。朝と夜は交わらないって言われたの、めちゃくちゃ刺さったんだろうな。だって「難しい言葉のルビはマジかヤベーかスゲーのどれか」で処理する男が、幼なじみを説得するためにその名前の意味を調べるってめちゃくちゃすごいことじゃないですか?漢字辞典読めたのか、三鷹……(そこ?)。
私はマジックアワーをずっと2人の再出発の歌だと思ってきたんですけど、勝手にやっぱりあの曲が出来たのはあのタイミングだな……と思いました。「ダークナイトメアを抜けるって言わないと!」「俺も一緒に行くって!」のあとできっとアニメだったら「新曲が出来ました!」って着信が来ると思うんですよね……。
同行フォロワーが三鷹推しだったので、エスパレを見る高瀬を見る三鷹の表情がヤバいと教えてもらい、昼公演アサヒカメラのアーカイブでしっかり見たのですが、なんかもう、もう、すごかったですよね。これできっと大丈夫だみたいな、夢川の可能性への期待と高瀬への理解が深すぎる顔をしていて。結局三鷹一人では高瀬を掬い上げられなかったところもわりと三鷹的には地獄だなと私のような凡人は思ってしまうのですが、三鷹が高瀬を諦めずにいてくれたから、夢川という可能性を見つけてくれたから、その可能性を独り占めせずに高瀬と共有したいと思ってくれたから今のWITHがあるのだと思うと本当に三鷹には頭が上がりません。
最後の雨宮くんに駆け寄るところが三鷹の人間性の象徴のようなシーンだなと思いました。三鷹にとって雨宮くんはあの頃の自分みたいだったかもしれません。もう会えないかもしれない、戻ってきてくれないかもしれない大好きな人を、半年間の努力の末に取り戻した経験があったから言える「夢は必ず叶うよ」。三鷹が今、大好きなコーちゃんとショウゴと楽しくWITHを出来るようになって本当によかった。ヒリヒリして鬱陶しいと言われても捨てなかったその太陽みたいな明るさは、今は何よりも強いWITHの光源になっていると思います。
次は夢川ショウゴについて。夢川ショウゴのキャラクターについてはだいぶドラマCDで掘り下げられていたので大きく印象が変わったことはありませんでしたが、結成時から夢川の中でどんどんWITHの存在が大きくなっていることがわかってすごく嬉しかったです。中2の高瀬と三鷹を繋いでくれた夢川が今もちゃんと高瀬と三鷹を繋いでくれていたので、夢川がいてくれて本当によかったなと思いました。夢川が真剣に「コヨイは渡さねえからな!」って怒ってくれたから、三鷹もやっぱり高瀬の居場所は今のWITHだって自信を持てるようになったんだと思います。パックの力を以ってしても吸い尽くしきれない夢エネルギーはやっぱりゆいちゃんのお兄ちゃんだなって思ったし、ドラマCDのときもそうだったけど本当にダンプリの救世主で最高でした。
ところでちょうどこれを書いているときに山下さんのnoteが更新され、今読んでぼろぼろに泣いているのですが……。山下さんは今までWITHに関するいろんな理想を現実にしてくれて、まさに「夢はもう夢じゃない」を体現してくれる存在でしたが、今回も本当にそうでしたね。そもそも山下さんがずっとやりたいって発信してくれていたところからWITHステが始まったんじゃないかと思っているので。ご本人がラジオやnoteでも語られていたように、配信のある3日目は本当に声が苦しそうで、1日目と2日目を見ていた私は本当に悔しくて、でも誰より本人が悔しいはずだから、ただ涙を流しながら頑張れ頑張れって見ていることしかできなかったんですけど。小5のショウゴの歌うエスパレがちゃんと小5の声だったこととか、ユメメになっちゃった夢川の声が完璧だったこととか、絶対忘れません。
次はシンヤとウシミツについて。自分でもびっくりするくらい2人のことを大好きになりました。今となってはシンヤが高瀬の逃げ場になってくれて良かったとも思うし、これからも高瀬にしつこがられながらもWITHと仲良くしていってほしいです。ダパプール出身の貴族のウシミツがどうして闇プリに来ることになったのかとか、2人の出会いとか、見たいものがたくさんあります。それに河合さんと鵜澤さん、プリパラを、WITHを大好きでいてくれて、長く続く作品に舞台から登場する新キャラというめちゃくちゃプレッシャーの大きそうな役をとても素敵に演じきってくださって、本当にありがとうございます。本格的な歌やダンスは初挑戦だと仰っていて嘘だろ……という気持ちでいっぱいなのですが、3月のステイベではもっとヤバいダークネスソウルが観れるのか……と今からとても楽しみです。曲の方向性がめちゃくちゃ好みなので今後も新曲増やしてほしいしライブだってやってほしいよ……。
既に死ぬほど長くなってしまったのでこのあたりで総括に入ります。
「3年やってます」「3年やらせてもらってるんで」って、特典映像やアニメJAMのMCパートでも語られているのを見て、改めてすごいコンテンツだなと実感しました。3年、アイドルタイムプリパラの放送が終わってからの3年を、WITHはWITHというアイドルとして駆け抜けてきたんですよね。
小林さん、山下さん、土田さんの3人が、キャラクターに声をあてるという本来の声優さんのお仕事を超えて、生身の姿で歌やダンスのレッスンを重ね、数々のライブを乗り越えて積み重ねてきた経験と深めてきた絆が、舞台の上でのWITHを、三鷹アサヒを、夢川ショウゴを、高瀬コヨイをこんなにも魅力的なキャラクターにしてくれたんだな、と改めて思いました。
新曲のオレーザービーム、WITHとしての新曲であることは間違いないんですけど、3次元のWITHが2次元のWITHを表現する舞台に挑む歌のようにも聞こえてしまい、本当に舞台にぴったりな歌だと思いました。山下さんのnoteにも書かれていましたが、歌詞に舞台の告知動画で山下さん自身が仰っていた「俺ら以外いないだろ?」という気持ちが溢れているような気がして。やっぱり製作陣が天才なんですよね。これからもたくさん新曲が出るのを楽しみにしています。
山下さんが2ndライブで「プリパラじゃなきゃダメだったと思う」と仰っていたのがずっと心に残っているのですが、WITHも絶対この3人じゃなきゃだめだった。
WITHがWITHのことを、プリパラのことを大切にしてくれているのが伝わるたびに、私は本当にWITHを好きになって良かったなって思ってます。毎回「今のWITHがいるのはプリパラのおかげ」だと語っていたWITHが今度はダークナイトメアという新しい可能性を作って、その2人に「WITHがいたから自分たちがいる」って言われているのが本当に嬉しかったです。
などと書いているところでたった今土田さんのコラムが更新され、WITHステでどれだけ高瀬コヨイというキャラクターに情熱を注いでくれていたかが語られているのを読み、私はまたぼろぼろになっています。全人類絶対会員登録して読んだほうがいいですよ。
まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、あまりに長くなってしまったし本当に年内に終わらなそうなのでこのへんにしておきます。気が向いたらまた追記するかもしれません。ここまで読んでくださりありがとうございました。
また3月のイベントで、5月の3rdライブで、WITHの新しい世界が広がるのを楽しみにしています。
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