【闇、だけど現実。夢だけで人は動かない。】 〜人に貢献したい」という想いはどこから来るのか〜
こんにちは。あずまです。
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先日友人と話したテーマです。
「人に貢献したい」という想いはどこから来るか。
経営者や個人事業主の方々がよくおっしゃります。
「自分は社会のために貢献できる仕事がしたい」
それは立派で素晴らしいビジョンであり、大きな夢です。
そのような夢を抱いて仕事をしている方は本当にカッコイイです。
でも、その人の下で働く従業員の方はどうなのでしょうか。
同じ高いレベルの夢や意志を持って毎日仕事ができているのでしょうか。
従業員=雇用の身です。
会社という組織の中で「給料」という労働対価を支払われて生きています。
従業員にも経営者と同じパッションやビジョンを求める方がいますが、
そもそも、雇われの身の人に同じビジョンや夢を求めること自体、
間違っているのではないでしょうか。
同じ船に乗って荒波を潜り抜けるだけの対価を支払ってますか?
従業員の心は満たされていますか?
人は自分が満たされてこそ、はじめて人に貢献したいという気持ちを抱く。
そう思います。そして、人が満たされる要因は色々あると思います。
お金、時間、人間関係、恋人、家族、趣味。
だから僕は思うのです。個人が満たされていないにも関わらず「人にために仕事をしたい」なんて言えたものじゃないなと。ただのキレイゴトです。
そのような方は、前世で素晴らしい数の徳を積まれた方でしょう。
僕はきっとそうではありません。
だから、悲しいですが、そのような方がが嘘偽りを演じているように見えてしまいます。でも皆さんそうじゃないかなと思います。
ローランドが言っていた心の余裕。
精神的余裕、金銭的余裕、時間的余裕、人間関係的余裕。
それらがあってはじめて、人を許せる。人を見ることができる。
結局人は夢やビジョンだけでは動かない。動けない。
自分の実体験を持って感じました。
だから高い要求を従業員に求める時は、まずその従業員を満たしてあげなければならない。そのためのコストは投資だと思います。
(もちろん必要最低限の限界値はあると思いますが)
本当にそれを痛感しましたので、note に綴っておくことにします。
闇ですが、これが友人と話した事実です。