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劇団新感線『バサラオ』 観劇記録

劇団新感線「バサラオ」
日時:2024年8月21日(水) 14:00開演
場所:明治座

ずっと気になっていた劇団新感線の作品を観てきました☺️
ネタバレ含むタイミングには区切り線を入れますのでご安心ください🖊️

公式の舞台あらすじはこちら💁

濁しまくった感想(ネタバレなし)

日本ぽいけど日本じゃない、政治が天皇から武士へ移り変わる狭間の混沌とした世界のフィクションです。

人間関係が複雑で覚えられないことから歴史物に苦手意識がある私ですが、転換時に話の流れをスクリーンでわかりやすく表示があり迷子にならず最後まで楽しめました😌

わたしはこの人はきっと敵なのかな?と推理してしまうタイプなのですが、そんな単純な敵味方ではなく裏切り裏切られ、時に寝返って〜のどんでん返しの予想外!😳が味わえました〜!

正直一度の観劇じゃ物足りない。
あの時あの人はどういう表情であの人を見ているのか…とか何度も観て1人ずつ観察したい!と思わせる魔術がかけられています。

お話の面白さもさることながら大優勝だったのは生田さんのビジュアル。

生田斗真さん演じるヒュウガは「美しすぎてお顔の良さを全面に生かして生きている」つよつよ役なのですが、設定に説得力があり過ぎる。うっつくしい。

買う気なかったパンフレットもアクリルスタンドも買ったレベルでドツボ。
3回くらい観劇の機会あるならずっと双眼鏡で追いたいわって思ってました😤

そして初っ端から歌うし踊るしで
え?ここコンサートですか??って思いました。
満遍なく楽曲があったからどのキャストさんのファンで観に来た方も満足できると思います!
歌唱パートには歌詞をふちに掲示する形式なのも理解度上がってありがたかったです☺️


⚠️ここからネタバレありゾーンです🫡


印象に残ったシーン

ヒュウガの登場シーン

大きな桜をバックに天井から登場するヒュウガ
地上に着地し踊り、歌い出す🕺

事前情報なしで観劇に臨み、勝手にストレートだと思い込んでたために歌い踊る生田さんに困惑していたのですが、見ているうちにビジュアルが神がかってていることに気付く。

ぱっつん前髪、長髪、和装、濃いめのダブルライン、美しい鼻で好みど真ん中過ぎる。ストライク

あまりに美しい御尊顔にいやこれもう双眼鏡でひたすらお顔観てようか?ってまっじで悩みましたが観劇が一度の予定なのでちゃんと全景見ることにしました。えらい。

自身の美しさを武器にのし上がっていくヒュウガ。
この設定にあのビジュアル。
あまりにも説得力がある。ありすぎる。

「この顔を使って好きに咲いて好きに生きるそれがバサラ」

小さな頃にモテ過ぎて男子から妬まれいじめら
れ、出身の村を焼き払った過去があるヒュウガ。
自分が良ければ別に良いみたいな現実には自分の近くにいてほしくないなーと思いつつも己の容姿に自信満々なところがすごい良い。憧れる。
「ちょっと顔がいい男…」に対して、「ちょっとではない。唯一無二の顔を持つ男だよ」って言えるの強すぎる。
それでいて頭も良いし、腕も立つし。
俺が世界の光になるって考え方も最高。

サキドに顔を焼かれ、仮面での生活を余儀なくされるヒュウガ

ヒュウガの魅力に取り憑かれているのであの美しいお顔が2度と見れないのだと思うと残念な気持ちが大きかったです。
ヒュウガが気落ちしている様子にハウルの動く城の黒髪になってしまいネトネトし出すハウルを思い出しました。
まあ後にどんでん返しがあるのですが…

新帝誕生

ゴノミカドの息子?を新の帝として新たな政権を作ろうと企むヒュウガ。
「オラがオラと言っても怒られない国〜!」と叫ぶ新帝が純粋で優しそうでほっこり。

ゴロウザの最後

戦に巻き込まないために息子のことをひた隠しにしてきたゴロウザだが、ヒュウガは息子を見つけ出し人質に。
勝つためならどんな手でも使うヒュウガ。
ゴロウザと息子を一気に殺したときの狂気に満ちたヒュウガのお顔がめっちゃいい(やっぱりそこに辿り着く)

カイリの狙い

ヒュウガと同じ村出身。
ヒュウガと再開した際にヒュウガの取り巻きとして幕府と戦い殺された女も同じ村出身でカイリはその後にずっと気が合ったそう。
偶然の出会いが嬉しくて、あとで声をかけようとしていたら殺されてしまった女。
そして自分のために殺されたにも関わらず、弔いもろくにしないヒュウガに激おこしてヒュウガがいっちばん心待ちにしていたタイミングで殺してしまおうと決意。
人間味があって策士なのがよかった。

ラスト

最後は理解が追いつかなかった!
あのヒュウガは本当は生きてたってこと?
幽霊になってカイリの言葉に反応したってこと?

紐解くためのカイリの最後の言葉が思い出せなくてもやもや…
もう一度観てはっきり聞きたい。

騙し騙されて、いろんなベクトルの対立が目まぐるしく繰り広げられてあっという間の3時間半でした!

カーテンコール

・りょうさんに何か(落下物?)渡そうとしてびびられる中村倫也さん

・謎ダンスをするりょうさんと中村さんをみて仲間に入る生田さん

・ヘドバンしてカツラがズレ、扇子で隠される生田さん
中村さんは早く幕を閉めるよう手でジェスチャー

・ひとりセンターに戻り再度ヘドバンしてカツラ吹き飛ばしネット外してうぉおおってする生田さん
ロックだった

おわり!

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