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『波濤を越えて』の観劇にあたり平家物語を学んでみた

「学生の時さ、苦手な教科なんだった?」
「んーと、社会全般」

世界史も日本史も地理も全部ダメ。
恥ずかしながら、未だに日本地図もうろ覚え。

そんなわたしが歴史の勉強をしようと決意した。

なぜかというと、
わたしがご贔屓にしているLilかんさい 嶋﨑斗亜氏、初!!の外部舞台が『波濤を越えて』という平家物語をモチーフとした作品だったからだ。

舞台を観劇するにあたり、どうせ行くなら少しでも理解を深めたいし出来るだけ表現を読み取りたい。派生作品ならば原作を少しは認識しておいた方がきっと楽しめる。
嶋﨑斗亜は演者としてきっと舞台に全力で取り組んでくれるだろう。ならばこちらも観劇する側として全力で望まなければ、と謎の意欲が湧いたのだ。

我ながら意識の高い系オタクすぎる。くそわろ。

ということで、今回は『波濤を越えて』を楽しく!少しでも深く!観劇するために平家物語についてのお話を。


舞台『波濤を越えて』について

まずは今回の舞台について。

“古典芸能×現代演劇”を掲げる本作は、戦乱の運命に翻弄される源氏と平家の物語をつづった新作舞台。出演者には多彩なメンバーがそろい、影山拓也(IMPACTors / ジャニーズJr.)、嶋崎斗亜(Lil かんさい / 関西ジャニーズJr.)のほか、歌舞伎俳優の中村壱太郎、古典芸能から林宗一郎、坂口貴信、大槻裕一、上村吉弥、現代演劇を中心に活動する陰山泰、渡部豪太、嘉島典俊が名を連ねた。劇中では軍記物語「平家物語」をもとに、源氏と平家の戦いを現代的な視点から捉えたストーリーが展開する。脚本・演出は今井豊茂、能楽監修は亀井広忠。
ステージナタリー

古今東西ってこういうこと?(多分違う)
歌舞伎役者さんに、俳優さんにジャニーズに。
ミックスジュースだ。

現在配役が発表されているのは
中村壱太郎 祇王/静御前
嶋﨑斗亜 源義経
影山拓也 平知盛 以上。
もうちょいおしえてけろ。


ざっくり登場人物

とりあえず、上記の4人について
調べた結果がこちら。

中村壱太郎 祇王/静御前


祇王→白拍子。全盛期は平清盛のオキニで貢がれていたけど推し変されて干されまくって出家する。かなしい。

静御前→白拍子発案者の娘。白拍子。源義経と両想い。でも義経と対立した頼朝に捕まって義経とのベイビーを遺棄される。かなしい。

※白拍子(しらびょうし)
→ 男の人の格好して歌って踊る人。いわば男装アイドル?宝塚?(違うか)

嶋﨑斗亜 源義経

源頼朝の弟。特技:戦うこと。
あの丸顔のアー写が有名。日本史でよく見る。
父(源義朝)を平氏に殺されてちっちゃい頃から打倒平氏!!
兄(頼朝)と協力して念願の平家をぶっ潰しに成功。
天皇に功績認められて兄に褒められるかなってワクワクしてたら手柄独り占めしたと思われて対立。
その後追い込まれて自害。かなしい。

影山拓也 平知盛 

平清盛の四男。義経に追い込まれたラスト平氏武将。
源氏に負けるのを察して「ここまでか…」って船の中全部綺麗にして、大切な人が沈んだのを見届けて、自分も海に沈む。かなしい。


はい、そして本題の平家物語。
劇的に間違っている部分があったらやさしく教えてください(小声)

ざっくり平家物語

※平氏と源氏は武士家系のライバル

平清盛 vs 源義朝(平治の乱)
平氏の勝利!

源義朝死ぬ → 息子たち(頼朝、義経)はバラバラに地方に飛ばされる。

平清盛が天皇に認められて武士と貴族のトップに立つ。
清盛、平家フィーバーさせすぎ一族経営しすぎて周りの武士から反感食らう。

源氏(源頼朝&義経)「今こそ父の仇!ねえ!みんなで平氏を潰そ?(土地あげるから!)」
みんな「土地…!やってやるか!」

平氏追い込まれて追い込まれて壇ノ浦
平知盛 vs 源義経(壇ノ浦の戦い)
義経勝利! 

平知盛「もはやこれまでです」→ 平家海に沈む

ここまでが平家物語。


その後の源氏

義経の活躍が天皇に認められる
頼朝に褒められるかなって思ってたら手柄取られたってキレられ対立→全国指名手配

義経と静御前 逃げる

静御前捕まる
→義経とのベイビー取り上げられて捨てられる

義経
→追われすぎて逃げ場なし、自害


以上!

歴史みんなしぬ…心がしんどい…
平氏も源氏もハッピーエンドな人いないの?

今回の舞台に頼朝さまは出てくるのでしょうか。
祇王さんはどこで出てくるのでしょうか。

って思ってたら南座さんが最新情報出してきた。

公式からの供給 ストーリーガイド

…歴史改変的なあれか!!
ってことは、尚更調べておいてよかった気がする。

さて!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
もし観劇される方いらっしゃいましたら楽しみましょうね〜☺️

おわり。

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