【理系・非情報系・大学院生】基礎情報技術者試験の攻略法【IT系志望者必見!】

みなさんこんにちは、あるみです。 先日基礎情報技術者試験を受験し、無事に合格しました!

今回は合格するまでどの期間どのような勉強をしたのか、 使った参考書について紹介したいと思います。 受験を考えている方の参考になりましたら幸いです。 それではどうぞ!


基礎情報技術者試験について

基本情報技術者試験は、ICTや情報処理の分野の国家試験として 数十年の歴史をもつ「情報処理技術者試験」の区分の一つで、 情報処理技術に関する基本的な知識・技能が問われる試験となっています。 CBT方式で全国各地の会場にて通年で受けられます。 試験は

  • テクノロジ系(技術的内容)

  • マネジメント系(管理的内容)

  • ストラテジ系(業務的内容)

の領域の4択問題であるA問題(90分)と、

  • プログラミング

  • 情報セキュリティ

の領域の多肢問題であるB問題(100分)に分かれています。 前年度まではB問題のプログラミング領域は言語別で選択問題だったのですが、 今年度試験から擬似プログラミング言語による全問必答の出題形式となりました。 出題形式が変わったこともあり過去問や情報が少なく、 対策が少々不安でしたね……。

期間別・試験勉強の流れ

試験勉強期間としては2~7月の5ヶ月間でした。 ただ忙しくて勉強ができない期間もあったりしたので、 熱心に勉強した実質の勉強期間としては2ヶ月くらいです。

https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fwww.ipa.go.jp%2Fshiken%2Fkubun%2Ffe.html

www.ipa.go.jp 2月 卒論が終わったタイミングで試験勉強を始めました。 A問題対策としては栢木厚・著の参考書を使って、 【知識をインプット=>掲載されている過去問を解く】 というサイクルを回しました。

https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-13130-2 また授業形式で知識をインプットできる

【基本情報技術者試験YouTuber】すーさんというチャンネルにも

大変お世話になりましたね。

B問題は橋本祐史・著の参考書を使って勉強しました。 解説がとても丁寧で、プログラム中の計算や変数の変化を紙に書くことで プログラムを理解する作業(トレース)のやり方、選択肢の絞り方など、 試験を突破するためのテクニックが参考になりました。 筆記試験ではプログラムを実際に動かしてテストすることができないため、 コードを書くのとはまた違った難しさがありましたね……。

2月中は平均して毎日2時間ほど勉強していました。 3~5月 え〜……正直に言います。 全く勉強しませんでしたorz!! (何やってたんだよ、自分!!) インターンやら研究やらでなかなか勉強の時間が取れず、 3ヶ月ほど空白でした()。 そうして2月に蓄積した知識は薄れていったのでした……。 6月 ラボ生活にも慣れて時間ができたということもあり、 空きコマの時間を使って勉強を再開しました。 2冊の参考書で2月に学んだ内容を適宜復習しつつ、 なんとか問題を1周したのでした。 7月 問題集を1周できたものの、出題傾向が読めないB問題にビビって 申し込みを渋る日々が続きました。 準備不足で挑むのは良くないが、先延ばしにしても仕方がない……。 逡巡を打ち切るため、模試形式の問題集で力試しをしました。

https://gihyo.jp/book/2023/978-4-297-13523-2

恐る恐る解いてみたのですが、 なんと初手から 得点率70%を超えることができたのです!! 基礎情報技術者試験は60%が合格のボーダー。 「これは……いける!!」


ウマ娘風に「いける……!」 そう自分の能力に自信(過信?)をつけて、 7月下旬を目標に本格的に勉強をスタートさせたのでした。 それ以降はひたすら過去問を解きまくりました。 過去問演習は「基礎情報技術者試験ドットコム」というサイトが便利でした。 詳細な解説つきで、参考書を使わず このサイトだけで合格したという人も聞いたくらいです笑。

www.fe-siken.com

3週間で10年分を遡りました。10年分くらい解いておくと、 同じ問題が出題されているので出題傾向を掴むことができます。 過去問演習は必須です!! (受験生時代に耳にタコができるくらい聞いたセリフwww) 間違えた問題は解説を読む、 まぐれで解けた問題や曖昧な問題は 他の選択肢がなぜダメなのかをしっかり理解するなど 受験勉強で培った「勉強のノウハウ」を十二分に生かして 演習で力をつけました。 最終日に向けてはパーフェクトラーニングを時間を測って解き 本番に向けてのコンディションを仕上げていきました。 試験勉強期間は平日は1日2~3時間、休日は5時間ほど勉強に充てました。


受験した感想

CBT方式なので定期圏内にあるテストセンターまで受験しにいきました。 土日は特に席が早く埋まってしまい、駅から徒歩10分という 少々立地の悪い会場しか空いておりませんでしたw。 テストセンターにこだわりのある方は早めに申し込むと良いでしょう。 本番はA4のメモ用紙2枚とボールペンが渡されます。 試験終了ボタンを押すと即時採点&結果発表がありました。 合格をすぐに知ることができて、試験が終わった瞬間ホッとしました!。 A問題に関しては、初見の問題や新しい技術や法律についての問題が多く、 思ったより点数が伸びませんでした。 過去問と同じ/似た問題も出題されていたので、 それを死守して新出の問題は捨てました……。 逆に新試験制度になって従来の過去問が使えなくなってしまった B問題は簡単に感じました。 授業や実験を通してプログラミングに慣れ親しんでいたからかもしれません。 トレースしなくても解ける問題が半分以上でしたし、 パッと解読できないプログラムでも、 具体的な数字や配列を代入してトレースすることで 選択肢を絞って答えを導き出すことができました。 あとは問題文をよく読み凡ミスを防ぎました。 特に「0から始まる」「1から始まる」など添字の定義には 最新の注意を払って問題を解きました。

終わりに

私は今のところ民間、特にIT関連の企業の就職を希望しています。 基礎情報技術者試験は通常、IT関連企業の研修の一環として 利用されることが多い試験なのですが、 「この試験に合格すれば自信を持って就活に挑めるのではないか」 と思い、あくまで自主的に、趣味として受験しました。 受験勉強を通してCPUやWi-Fiなどハードとソフト両面の IT技術について学べるだけでなく、ビジネス用語や経営のモデルなど、 就職した後に絶対に役に立つであろう知識を学ぶことができ、 社会人に一歩近づいた気がします! 高校時代に情報の授業でプログラミングを学んで以来、 ITに興味を持ち続けてきました。 しかし大学で必修の情報で単位ギリギリの成績を取ってしまったことが トラウマとなってしまい情報系学科には進学しませんでした。 それでもITへの未練を断ち切れず、競プロをやったり 初学者向けのPythonの授業を履修したりと自主的に プログラミングや情報関連の知識を蓄積してきました。 この資格が独占業務につながるというわけでは全然ないのですが、 授業や実験でプログラミングを学んだ成果を 資格という形で残すことができて満足です。 ここまでお読みいただきありがとうございました! また次の記事でお会いしましょう〜〜〜。 おまけ ちなみに競プロはC++ユーザで茶に近い灰でランクは止まっています……。 Pythonしか使ってないからもうC++は書けないかも() ブログランキングに参加しています!クリックお願いします。 大学生ランキング

いいなと思ったら応援しよう!