再チャレンジ!新潟からリモートワークでしがみついたSAPコンサルタントの話
社員紹介第11回目は、新潟在住の泉 貴詞をご紹介します。
ご挨拶
はじめまして!新潟生まれ新潟育ちの泉と申します。現在は、SAPの財務会計分野でコンサルティング業務に携わっています。今回は、少し変わった私の経歴と、アルベナでのリモートワークを活用した働き方について、お話ししていきたいと思います!
会計事務所勤務からSAPコンサルタントへの挑戦
大学卒業後、私は地元新潟の会計事務所に就職しました。そこでは中小企業のお客様を担当していましたが、まだまだ多くの企業が手書きの伝票を使っている状況です。
ITを活用することで会計業務の効率化ができると感じ、ITシステムをいろいろと調べていたところ、SAPというERPパッケージがあることを知りました。そうした中でご縁があり、静岡のSAP導入・運用保守を行っている企業に転職し、IT業界未経験からSAPコンサルタントとしてのキャリアをスタートすることとなりました。
SAPは基本的な機能が初めから揃っているパッケージシステムのため、プログラミング経験のない私でも業務知識を活かし、企業の業務プロセスを効率化できる強力なツールだと感じました。SAPコンサルタントとしての業務は、忙しいながらも非常にやりがいのある仕事でした。
結婚・育児と故郷新潟へ
静岡で結婚し、長男が生まれ新しいライフステージに進む中で、家族との時間をもっと大切にしたいと考えるようになりました。そこで、故郷の新潟に戻る決意をしました。
しかし、新潟で自分が希望する業務内容や働き方の転職先を見つけることは簡単ではありません。最終的に、SAPとは異なる情報セキュリティ関係の仕事に就き、新しい分野での経験を積むことにしました。
帰郷した新潟での働き方
新潟に戻ってから就職した会社では、慣れない仕事ということもあり、仕事の忙しさが日常の一部でした。平日は週に1回家族と晩御飯が食べられれば良い方で、家族との時間を確保することが難しい日々を過ごしていました。家族との時間をもっと大切にしたいと思いながらも、仕事の状況に合わせて生活せざるを得ない日々が続きました。
アルベナ入社のきっかけ
そんな時に静岡時代の元同僚太田さん(弊社社員)の紹介で、出会ったのがアルベナでした。アルベナのリモートワークという働き方に魅力を感じ、もっと子供と過ごす時間を確保できるのではないかと考え、入社を決意しました。SAPの仕事から5年以上離れていたため不安もありましたが、金さん(弊社取締役CXO)から入社後の具体的な話を聞くにつれて、徐々に気持ちが楽になり再びSAPに挑戦することに決めました。
少林寺拳法から学んだこと
そんな私は学生時代に野球やバドミントンなど様々なスポーツを経験しました。大学では少林寺拳法を始め、部長として部を任されるまでになりました。少林寺拳法は戦後、香川県で創始された日本の武道です。少林寺拳法は、身体を鍛え、技を磨くだけでなく、自信を持って行動することの大切さを教えてくれました。
部長として後輩に指導する中で、相手が理解できるように様々な角度から工夫して説明することや、相手の立場に立って考えることの重要性を学びました。この経験は、社会人になった今でも意識していることの一つで、お客様にご説明する際などに活かされています。
地元新潟の魅力
私が考える新潟市の魅力を一言でいうと、ほどよく都会でほどよく田舎なところです。新潟市の中心街には商業施設が多い一方で、車で郊外に向かって走れば1時間もかからずに豊かな自然が広がります。美しい山々に囲まれたスキー場やキャンプ場、海水浴場なども充実しています。海、山、川が身近にあり、子供たちが自然と触れ合える環境が整っているため、子供を育てるうえでも良い場所だと思っています。
終わりに、アルベナの魅力
私はITコンサルタントとして輝かしい経歴を持っているわけではありませんが、IT業界外の経験も評価し迎え入れてくれたアルベナには本当に感謝しています。個人の状況や希望に合わせたプロジェクトを調整してくれるので、自分のペースで成長できています。また、家庭を大事にしながら、SAPコンサルタントとしてのスキルを磨くことができています。これからも、家族とともに充実した生活を送りながら、仕事に励んで社会に貢献していきたいと思います。