思考の氾濫

こんにちは、Яです。思考が氾濫してこの世を理解した気になったので覚えている限りをここにぶつけました。記録用ですので、常に思考が跳躍しています。



私たち動物というのはつまるところ脳の奴隷でしかなく、ガワは意味を持たない。すべては脳内で生まれ消えるものであり脳という絶対神がいるだけである。
仏教なんかには六道という考え方があって、今生の生き方で来世の道が決まるとかなんとかあるみたいだが、脳の奴隷である私たちは”もし”来世があるとしても一道しかない。畜生道なんてものがあったりするが、結局脳の奴隷である私たちは脳があるものつまり動物に生まれる限り、その差はないのである。見てくれの問題でしかない。私も犬もトカゲもゴキブリもみな同じだ。脳の奴隷だ。

そして脳の奴隷である私たちの中で脳を過稼働させているものたちがいる。メンヘラだ。脳の過稼働が私たちメンヘラを苦しませる。
私たちは脳の奴隷であるが、体という会社のトップが脳なのであって一応体には神経という社員がいる。こいつらはなんも考えないし見える仕事はしないが、脳を休ませることはできるらしい。
私は色々考えたのだけど、脳稼働量と神経からの働きかけの量がうまくバランスしていないとおかしくなってしまうらしい。
この神経の働きというのは、何か美味しいものを食べるでも、美しいものを見るでも、旅行先の知らない風を感じるでも、まあなんでもよくて、そういう、頭で理解するというより私たちが”感じる”と思っているものを得るというのが神経のお仕事だ。
これがないと脳は勝手にハードワークモードに突入していく。

私は幸せというものを考えた。これは”今の私にとって”の幸せであるだろう。つまり、脳を過剰に労働させている私の結論である。
その結果、脳が過剰に働いている場合、脳を停止させるというのが一番の幸せなのだと理解した。
その方法は多岐に渡るが、メンヘラ的によくあるのは

  • リスカ等の自傷行為

  • アルコール、薬剤使用

  • セックス

  • 自殺

この四つだ。各項を説明していこう。

まず、自傷行為は社員を強めるという作用がある。
パソコンで作業していてアップデートのお知らせポップアップに邪魔されたことがあるだろう。あんな感じで脳に「痛み」のポップアップを表示させる。
すると脳は痛みというポップアップを消すまでそれに仕事を邪魔されるのである。これはオーバーワーカーな脳を一時的に強制停止させるのに大変有用な手段だ。思考停止させることは幸せだ。リスカも頭壁ドンもやめられない。

薬剤使用は社員というより直接脳に働きかけを行う。この薬剤はアルコールとか睡眠薬とかオーバードーズとかセロトニンとか麻薬とかもう何でも入る。すべてに共通するのは否応なく頭がばかになることだ。
私がパキってるときも、現場で推しにペンラ振ってるときも、眠剤でふわふわしてるときも、そのすべてが頭をばかにする。何も考えられなくさせる。
考え事=脳の仕事、なわけだから、頭をばかにすることは脳の作業が全くできていないことに等しい。つまり思考停止だ。幸せだ。多幸感だ。薬も推し活もやめられない。

セックスはしたことないから、実際はよくわからないが、色んな創作とかを見ていて幸せなセックスは快楽で脳がドロドロに溶けてばかになっちゃってるやつだ。そこは薬に近いのかも。さらに快楽という感覚も社員の神経さんを刺激する行為だから、リスカみたいにポップアップが埋め尽くしを図るんだろう。
ただ、快楽というポップアップは多分痛みというポップアップよりも弱い。だからオーバーワークすぎるとそもそもそのポップアップが出てこなくて、脳停止もうまくいかなくて、結果的に性欲が完全消失する。

これは余談なのだが、快楽が十全に高まった状態を人々は、絶頂とかエクスタシーとかイくとかいうのだが、すべてが昇天する感覚で言葉と感覚が完全一致する稀有な例な気がする。雰囲気という言葉と雰囲気の感覚は結び付かないし、足というものと足という単語は結び付かないが、絶頂とかそういう単語は確かに感覚と結びついた良いものな気がする。そこまで考えたところで、結局生物は死を望んでいるのはないか、と思った。昇天することが幸せだとわかっているのではないか。
昇天というのは天国を信じているとかではない。薬で自我が飛ぶ時の感覚がある。あれは横にスライドして行ったりはしない。確かに上に引っ張られる。まさに天に昇ると書いて昇天なのだ。

そして自殺。いや自殺他殺は正直関係なく、死ぬこと全般が幸せだ。
脳オーバーワークの人々は脳を休ませることが幸せになる。一般ワーカーの人々にとっても毎日の睡眠という行為が脳を休ませるとても大事な行為なのだが、オーバーワーカーたちはそんな睡眠じゃ足りないどころか、そもそも寝れなかったりする。睡眠によってオーバーワークが加速することすらある。もう何が何だかだ。
でも、死ねばこの脳は完全に停止する。結果として体という会社は倒産なのだが、もはや死が幸せな人間にとっては、こんなブラック企業倒産した方がいいのである。

なんかさ、AIとか最近発達しているけどあいつらもオーバーワークさせすぎて、思考停止したいとか思いだしたらどうするんだろう。いやそうなったら壊すだけか。そうなら私たちにも同じようにしてくれたらいいのに。

オーバーワーカーだからいろいろ考えた。もう全部めちゃくちゃだ。悲しいのがこんなに考えても覚えてられるのは半分もなくて、薬で得た世界の理解も何も覚えてなくて、脳のバックアップのとれなさに辟易してしまう。
だからこそ、頭に浮かんだすべての言葉を声をリアルタイムで書けるTwitter及びXというものは最高だ。なくなったら生きていけない。

社員たちが空腹を叫んでいる。ここで筆をおいて、脳を休ませよう。

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