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ステラミラクル環境をウガツホムラexで遊ぼう


はじめに

普段は会社員でITの仕事をしながら、子供と楽しく過ごしている一児の父、あるとんと言います。
普段は、ゆるふわポケカ会ミッテン府中でポケカ等のイベントのスタッフをしたり、さくらもち交流会というポケカイベントの主催をしております。
カジュアル向けの楽しいイベントとなっておりますので、ぜひこちらにも足を運んでいただけますと幸いです。


私とウガツホムラについて

「ワイルドフォース」が発売されてから約半年が経ちました。
登場以降、狂ったようにウガツホムラばかり使っている私ですが、数々の拡張パックを経てだいぶウガツホムラexのデッキにも柔軟性が生まれたんじゃないかなと感じています。
一瞬だけ、環境に顔を出すレベルにまで到達しました。

おもしろデッキ分布を作ってくださるキミナニヤットルネンさん(@naniyattornen )のJCS2024環境予想図

この錚々たるメンツの中にウガツホムラが。決して全方向に強いデッキではないのですが、環境の風向き次第でどうとでもなるデッキではないかなと思っています。

Yotutubeに取り上げられることも多くなり「レシピ使ってもいいですか?」と聞いてくださる方も増えました。
レシピを表に出したことで、色んな人がレシピを使ってくれて、改善点を見せてくれて、レシピがより良い方向へ進化していくのをこの目で眺めることができました。この光景だけでご飯何杯でもいけます。

過去の記事はこちら。

■ワイルドフォース~クリムゾンヘイズ環境

■変幻の仮面環境

■ナイトワンダラー環境

本記事は、そのあと。「ステラミラクル」環境以降のウガツホムラについて書き記していきたいと思います。


ウガツホムラの現在の型(おさらい)

ワイルドフォースで登場以降、色々試した結果ウガツホムラには大きく分けて4種類の型が考えられます。
といっても、私が勝手に考えてるだけでレシピも転がってないので適当です。

■ウガツホムラ(ファイヤー)

レシピは古いです

ベンチに置くだけでたねポケモンの炎タイプのワザのダメージが+10される、ファイヤーを添えた型です。
メリットは何と言っても「置くだけ簡単」であること。何の事前準備も不要でベンチに置くだけで効果を発揮します。
「初めてウガツホムラを使ってみたい!」と言う方には最初はこちらのファイヤー型をおすすめします。特に凝ったプレイングが不要で、ファイヤー出してれっかばくしん言うだけで簡単です。
2体用意すれば、れっかばくしんが280となりVstarはワンパン圏内です。
デメリットは簡単であるがゆえ、ベンチが埋まりやすいということ。
また、ファイヤーがバトル場で縛られると逃げ2が結構重かったり。

なお、ステラミラクル環境ではベンチが8体まで拡張できるスタジアムが登場したので、ファイヤー型にもメリットが増えたと思っています。

■ウガツホムラ(テツノブジン)

レシピは古いです

バトル場に降臨した際20ダメージを投げていくテツノブジンexを添えた型です。
メリットはついでにデッキに入れる大量の入れ替え札により、LO系コントロール系のデッキに強く、縛られてもすぐに解決できる強みがあります。
またベンチにもテツノブジンは1体いれば十分で、ベンチを圧迫することもありませんしブーストエナジー未来により逃げ0なので運用も楽です。
デメリットは、その豊富な入れ替え札により事故りやすい点です。
ポケカのプレイングにもある程度慣れ、こまめなダメージ管理でも得意な人向けです。
楽園ドラゴーナに収録される、「ラティアスex」の特性でたねポケモンを入れ替えることが可能になる予定なのでテツノブジン型にもスポットが当たるかもしれません。

なお、先の話になりますがFレギュ落ちによってマグマの滝壺が使えなくなるためマシマシラ型よりテツノブジン型に軍配が上る可能性があります。
その際はラティアスexと合わせたリストを今から考えています。

■ウガツホムラ(マシマシラ)

こちらをメインで使っているのでレシピは最新です

アドレナブレインのマシマシラを添えた型です。
マシマシラの枠は特性「フレアシンボル」のファイヤーや特性「タキオンビット」のテツノブジンexと同じ枠で、ウガツホムラのダメージラインを280に引き上げる役割を持ちます。
マグマの滝壺とマシマシラの特性により、エネ加速と20ダメージを両立できるという凄まじいシナジーを発揮します。

■ウガツホムラ(アラブルタケ)

レシピはナイトワンダラー環境のままです

アラブルタケのもうどくふんじんにより、毒のダメージが加算されることを軸にしたタイプ。
こちらはウガツホムラを一緒に研究している弟子、タカケンくんが考案しました。自主大会で優勝。すごい。

れっかばくしん260に毒10、ヒスイオオニューラがいれば毒30、くさりもちで40の合計330を出せます。
非常に爆発力がある反面、返しのターンやホムラが自らどくになることで耐久性が低くなる点は注意です。
前述の3つの型に比べると、一番わかりやすく火力を出せる構築になります。ただし、火力をポケモンのどうぐに頼り切っている点はクセが強いので注意です。

この型の最大のメリットは「ポケモンチェックできぜつ」させることができる点。どくでのきぜつはどちらのターンでもないのでキチキギスexの「さかてにとる」などは発動できません。
また、ワザのダメージでも効果でもないのでギフトエネルギーなども働きません。

★それぞれのメリットとデメリット比較

ファイヤー
メリット:滝壺対応、一応殴れる、ベンチに出すだけで+10と簡単
デメリット:逃げエネ2、サイド落ちすると火力が下がる、ベンチが埋まる

テツノブジンex
メリット:特性によるダメージ、ブーストエナジーで逃げ0、いれかえ札と相性良い
デメリット:逃げエネ2、いれかえ札が必要、ハバタクカミ、テツノイバラで止まる、サイド2枚取られる

マシマシラ
メリット:実質30ダメージ加算&回復、特性によるダメージ、逃げ1
デメリット:悪エネが必要

アラブルタケ
メリット:ポケモンチェックでのダメージ、特殊状態によるダメージ
デメリット:逃げ3、ブーストエナジー古代が必要、要求高め、状態異常無効(ブーエナ古代、お祭り会場)に弱い

4体を比較した場合、マシマシラのメリットが一番大きいと思います。
特にウガツホムラにおいてはマグマの滝壺で乗る20ダメージをそのまま打点に変えることができるのは大きなメリットです。


ステラミラクル環境について

ポケカ飯さん(@pokekameshi)作成のTier表お借りしました

今回の弾は拡張パックらしく、大きく環境が変わる可能性があるカードが多く収録されていましたが蓋を開けてみると今まで強かったデッキが引き続き強く、それらのデッキもさらに強化されたというのが現状のようです。

しかしながら、環境を取り巻くデッキのタイプ数は非常に多く対戦環境自体はとても良好なのではないでしょうか。
ここへウガツホムラで挑戦していく、と言う形になります。

雑感ではありますが、ウガツホムラにとってこの状況は変幻の仮面以降から特に大きな変化はなくリザードンにさえ当たらなければ割と戦えるといった感じです。


デッキレシピとステラミラクル環境の戦績

ナイトワンダラー環境終盤のレシピそのままです。

レシピはナイトワンダラー環境終盤から特に変わってません。

ウガツホムラのデッキ自体は大きく変わりませんが、相変わらず環境に「リザードンex」が多いかどうかに勝率の全てがかかっています。
今後、参加した大会の結果とレシピを変えた場合はそのレシピと感想を記載していきます。

2024/8/2 けぱポケカ杯

ディアルガ、大空洞ヒスイゾロアーク、ライコオーガポン、ライコオーガポン、大空洞パルキアの5戦で全勝でした。
リザードンにも当たらず、特に不利なマッチも無く大きな事故無く回ってくれたおかげで勝ち切ることができました。
ロストスイーパーを抜き、デヴォリューションや夜のタンカを増やす事も考えていましたがタケルライコのおまもりを剥いで勝ちにつながった経験を含めて抜くに抜けないのかな、といった印象です。


デッキレシピの各種カード解説

デッキレシピの60枚について、詳しく解説入れています。
この解説はデッキレシピが今後変わっても、更新されない可能性があります。あらかじめご了承ください。

■ポケモン 11枚

ウガツホムラex 3
今回の主役。
トドロクツキexやタケルライコexという優秀な同期と差別化できるように、この子に特化したデッキを組むというのが私の目的であり永遠の命題です。
メインアタッカーですが、2枚並んでいれば十分であり「夜のタンカ」も採用しているためサイド落ちを考慮した上で3枚の採用としています。
「れっかばくしん」は260ダメージという高打点が出せ、たねのルール持ちをワンパンできます。
ガチグマアカツキexまでワンパンできる稀有なアタッカーにもなりました。

炎タイプというのも優秀で、手貼り+マグマの滝壺+オーリム博士の気迫で1ターンのうちに3エネ用意できるのも魅力です。
この要求は意外と難しくなく、イキリンコex、エンテイV、かがやくゲッコウガ等のドローソースを挟みながらオーリム博士の気迫による3ドローで残りのエネルギーや滝壺を引けることが多いです。
マグマの滝壺はトドロクツキにおける「ダークパッチ」と異なり、"引いた瞬間にとりあえず置いておける"というのも要求がそこまで難しくない要因になっています。
最近は上ワザのヒートブラスト60に尊みを感じたりしています。

エンテイV 1
ウガツホムラの現在の姿。
エンテイV単体のデッキタイプがある程、非常に優秀なアタッカーです。
2エネで放てるバーニングロンドは最大220ダメージ出せます。
「森の封印石」を付けることで、好きなカードを加えられ事故の回避や詰めの場面で詰め切るなどの小回りも良く、特性「しゅんそく」は言わずもがな優秀です。
マシマシラの登場により、ベンチ枠が埋まっていなくても220打点出せる可能性があります。なんなら状況次第で240~250も目指せます。タケルライコも怖くない。(ブーストエナジーは付いてないものとする)
環境に増えているオーガポンみどりのめんexに対して楽にサイド2枚もらえる状況が多く、状況次第で2枚積んでも良いかもしれません。
あれえ…このこウガツホムラより優秀だあ…

マフォクシーV 1
バトル場とベンチ狙撃を同時に行うテクニカルなアタッカー。
2面処理できるのは言わずもがな優秀ですが、この子は「マナフィを出さざるを得なくする」という隠された能力が強かったりします。
相手の序盤の動きに「マナフィを出す」ことを強いることで安定性を削ぎます。
また、1エネで打てるあやしいともしびも強力でオンバーンex単騎で突っ張ってきた時もこれで解決できる可能性を生み出します。
マシマシラの登場により、ウガツホムラのヒートブラスト60ダメージをマナフィに与えておき、次のターンにマシマシラのアドレナブレインでマナフィ気絶からのマフォクシーで2面取りもできるようになりました。こわ。
可能性の獣…

ハバタクカミ 1
ウガツホムラと同じ【古代】カテゴリを持つ非ルールポケモン。
特性「あんやのはばたき」はバトル場で発動する強力な特性を完全にストップできるため、ロストにおけるキュワワーやウッウ、パオジアン、ゲッコウガ等相手の動きを止めたり、コレを解除するためにリソースを使ってくれたりします。
ワザ「たたりとばす」も悪くない性能で、おまけのダメカン2個を例えばアルセウスVやギラティナVに乗せておくことでマシマシラを出すこと無く「れっかばくしん」で倒すことができます。
対ロストはもちろん、ミミッキュの突破やテツノイバラの解除等活躍の場は多く、オーリム博士の気迫を採用するこのデッキではアタッカーの機会もあります。最初の7枚にこいつがいたら、ニヤニヤしながら出しましょう。

マシマシラ 2
優秀な脇役。
特性「アドレナブレイン」により、ウガツホムラの火力の底上げが可能です。
悪エネを手貼りする必要がありますが、オーリム博士の気迫とエネルギーつけかえを使って手貼りせずにエネを用意することもできます。
対ドラパルトで活躍するのはもちろん、全ての対面においてマグマの滝壺の20ダメージを相手に返す役割があり使う場面が多すぎるので2枚採用しています。
ウガツホムラのデッキにおいてはファイヤー、テツノブジンのいいとこ取りのようなポケモンです。

イキリンコex 1
序盤の展開補助に必要なとりポケモン。
初手にボールがあった場合は、最優先で呼びましょう。
手札にサポートや切りづらいカードが多い場合は、かがやくゲッコウガを優先しイキリンコを使わないというプランを進めましょう。

キチキギスex 1
リソース補助の偉いやつ。
特性「さかてにとる」は手札補充や終盤の相手のナンジャモ、ツツジなどの手札干渉からの復帰としても優秀です。

かがやくゲッコウガ 1
かがやく枠。紆余曲折ありましたが、現在はゲッコウガの採用で落ち着いています。
基本的には無理してベンチに置く必要はありません。イキリンコがサイド落ちしていたり、手札にエネルギーにつながるカードが少ない場合、手札にサポートを抱えてイキリンコを使いたくない場合などは意識しておくようにすると良いと思います。


■グッズ 20枚

ハイパーボール/ネストボール 4-4
いわゆるボール枠。安定性を求めてボール枠は8枚としました。
たね切れしない自信があるかたは、ハイパーボールを1枚抜いて3-4とするのも良い気がします。私は抜きません。
このデッキにおける優先度はハイパーボール>ネストボールです。
ある程度の枚数のエネルギーをトラッシュしておきたいという点から、ハイパーボールに意識を優先しましょう。
終盤、手札干渉を受けた際もハイパーボールで余計なカードを切って手札を減らしミュウexのリスタートで逆転できる可能性も作り出せます。

ミュウexを抜いたので、ハイパーとネストで優先度の差がなくなりました。

大地の器 3
手札1枚をリソースに、エネルギーを2枚山札から引っ張る強いカードです。
引いたエネルギーはかがやくゲッコウガでドローに変換したり、ハイパーボールでコストにした上でマグマの滝壺やオーリム博士の気迫で再利用したりと汎用性が非常に高いカードなので、できれば4枚入れたいところですがデッキ枠の都合で3枚にしています。
お好みで何かを抜いて4枚にするのもいいと思います。

トレッキングシューズ 3
山札の上を2枚も見られるカード。
序盤の安定性の向上は勿論、終盤に引きたいカードを追うことができる優秀なグッズです。

いれかえカート 3
入れ替え札。
たねポケモンのみなので、このデッキにおいては「ポケモンいれかえ」の完全上位互換です。
マグマの滝壺で乗ったダメカンをリセットしたり、「ロストマイン」等のダメカンばら撒きに対してプランを崩したり単に入れ替え札と言う役割以上に優秀なカードです。
手札にこのカードがあり、ベンチにエンテイVがいる場合でポケモンが気絶したらとりあえずエンテイVをバトル場に出し「しゅんそく」で1枚多く引いて考えるのもありです。

エネルギーつけかえ 2
非常に小回りの効くカード。
マグマの滝壺で加速したエネルギーを、炎ポケモン以外に動かしたりすることはもちろんオーリムで加速した2つのエネルギーを1体にまとめたりし奇襲することができます。
デッキの性質上、後攻1ターン目にハバタクカミのたたりとばすを使うにはこのカードが必要です。
他にもオーリムで加速した悪エネルギーをマシマシラへ移植したり、マフォクシーにつけかえて奇襲したり、キチキギスexにつけかえて奇襲したりと役割は多いです。
正直もっとたくさん欲しいですが、多すぎても事故の元になるので2枚。

ロストスイーパー 1
スタジアムかポケモンのどうぐを破壊できるカード。
主に「勇気のおまもり」「ブーストエナジー古代」「ヒーローマント」等のHPを増やすカードを消し、「れっかばくしん」によるワンパンを通すための採用です。
地味に前の番に残った自分のマグマの滝壺を割り、再度マグマの滝壺を貼り直すことで2枚エネ加速をすることもできます。

夜のタンカ 1
トラッシュから手札にリソースを戻すカード。
メインのウガツホムラは3枚のため、サイド落ちを考慮するとこのカードかすごいつりざおは必要です。
かがやくゲッコウガが場にいる場合や、トラッシュにエネルギーが落ちすぎて手貼り権も欲しいときにエネルギーを戻すのにも使います。

ともだちてちょう 1
サポートを山札に戻すカード。
序盤のイキリンコで巻き込んでしまったサポートを戻したり、オーリムを6回使うもよし、ナンジャモを2回以上使うもよし、ボスを2回以上使うもよしの使いやすいカードです。

シークレットボックス 1
ACE SPEC枠。
このデッキにおいてはマキシマムベルトかプライムキャッチャー、シークレットボックスの3択になります。
マキシマムベルトは2進化exに対して強くなるものの、使い所が難しく対面によっては使わないこともあるため無難に活躍の場があるプライムキャッチャーがおすすめです。
アルセウス系統やたねV、たねexのデッキに対しては後攻1ターン目からベンチ呼び出して攻撃もできたり、入れ替え札としても機能するため基本的にはこちらの採用で問題ないと思います。

シークレットボックスは、最序盤の安定性の確保と中盤以降のピンポイントサーチに優れています。初手イキリテイクするのにプライムキャッチャー引いちゃった…に経験がある方はこちらを採用するのも◎。


■ポケモンのどうぐ 4枚

勇気のおまもり 2
HPを50増やすどうぐ。
ブーストエナジー古代との比較が最も悩むポイントですが、下記理由からおまもりを採用しています。

  • ウガツホムラ以外にも付けられる

  • マグマの滝壺でダメカンが2つ乗るのでブーストエナジー古代である理由が薄い

特に後者です。ウガツホムラにブーストエナジー古代を付け、マグマの滝壺でダメカンが2つ乗ると残りHPは270になります。
重要なダメージラインはHP280であり、これを超えられないHP270であれば別にHP260でも大差ありません。ブーストエナジー古代である利点を発揮するためにはマグマの滝壺を使わずにエネルギー加速をするか、いれかえカートを消費する必要がありそこまでしてHP290を維持することに余り価値を感じなかったので勇気のおまもりにし、いざというときのためにイキリンコやマシマシラに付けることもできるよう柔軟性を出しました。
イキリンコにつけることで、ドラパルトexのファントムダイブ200を耐えるだけではなく、サーナイトにおけるサケブシッポのベンチ狙撃も耐える可能性が増え、仮に耐えないダメージが飛んできたらマシマシラのアドレナブレインできぜつ圏内に持っていけるはずです。
マシマシラにつけることで、ヨノワールのカースドボムを耐えることも可能です。

デヴォリューション 1
2進化exを主体としたデッキへの抗い。特にリザードン。
ウガツホムラは環境のミライドン同様に体力が330と多く、後半勝手に火力の上がるリザードンを苦手としています。
マシマシラのデッキができる前の「テツノイサハ」のようなポジションで、苦手なリザードンに対してワンチャンを生み出すカードです。
このカードで退化させて倒すのではなく、退化させて動きを鈍くするのが役目です。
リザードンが増えたら採用検討。入れたり抜いたり。

森の封印石 1
ポケモンV限定で好きなカードを持ってこれるVstarパワーを得ることができるカード。
このカードがサイド落ちしていないかは最初に確認し、サイド落ちしていなければベンチにエンテイVは用意しておくようにしましょう。
また、その場合誤って「勇気のおまもり」をエンテイVにつけないようにしましょう。
ACE SPECがシークレットボックスなら、ネストボールとこのカードをセットで持ってくることで更にもう1枚好きなカードを持ってこれます。

緊急ボード 1
逃げ1を逃げ0にする優秀なカード。
マシマシラ、キチキギス、ゲッコウガ、イキリンコ等システムポケモンが軒並み逃げ1なのでベンチを圧迫せずに逃げ0を確保できます。


■サポート 10枚

オーリム博士の気迫 4
【古代】カテゴリ限定の、最強エネ加速カード。
ポケモンVに対するメロンの上位互換のようなカードで、おまけで3ドローが付いてくるのが強すぎます。
気軽に撃って良いのですが、撃つ場合は以下を考慮します。

  • 滝壺用にトラッシュに炎エネルギーを最低1枚は残すようにしておく

  • すでに2エネ付いているポケモンには悪エネルギーを優先して付ける

マグマの滝壺の都合上、トラッシュに炎エネルギーを残すように動き付けすぎないように注意が必要です。

ナンジャモ 3
手札干渉、兼ドローカード。割と使います。
このデッキは、後攻から殴り始める場合オーリム博士の気迫を撃たない場合はウガツホムラは攻撃できません。
先行で相手が次のターンに使うカードをサーチし、手札を流したい場合はナンジャモを撃ちながらエンテイVで攻撃しましょう。
こちらはマグマの滝壺と手貼りで起動できます。

ボスの司令 3
ベンチ呼び出しカード。
コレを使ってサイド2のポケモンをひたすら倒していきましょう。
先述の2種類のサポートよりかは使用頻度低かったので当初は2枚採用だったものの、タケルライコやレジドラゴに採用されるオーガポンexをエンテイVが楽に倒せるため厚めに。


■スタジアム 3枚

マグマの滝壺 3
エネルギー加速できるスタジアム。
ウガツホムラの利点の底上げになっているカードで、この存在のお陰で後攻1ターン目れっかばくしんが実現します。
トドロクツキにおける「ダークパッチ」と同じ役割ですが、こちらはダメカン2つが乗るかわりにスタジアムが割られない限り次のターンも使用できる利点があります。
また、トドロクツキexデッキにおける序盤のイキリンコ等でダークパッチは使えなければそのまま捨てざるを得ないのと違い、こちらはとりあえず貼っておくことができるため安定性においてはこちらの方に軍配が上がります。
(そのかわり、トドロクツキはポケストップを採用することができデッキの全体的な安定性という観点で言えばあちらのほうが上です)


■エネルギー 12枚

炎エネルギー/悪エネルギー 8-2
試行錯誤の結果、この枚数に落ち着きました。
トータルで10枚は欲しい中、マシマシラを起動するための悪エネルギー2枚と言う比率になるかなと思います。
炎エネルギーについてはもう少し研究する必要があるかなと思っており、8枚でも良いかな?と思ってます。
→8枚にしました。

ジェットエネルギー 2
入れ替えにもなる特殊エネルギー。
れっかばくしんを連発するのに使うのが基本的な使い方ですが、できるだけこのカードは使わないように動きます。
バトル場を縛られたときの対応ですが、基本はいれかえカートを使用することになりますがいれかえカートはグッズであり、サポート「ビワ」によってトラッシュされる恐れがあったり、サポート「野党三姉妹」によって山札からトラッシュされる可能性があります。
一方、ジェットエネルギーには狙ってトラッシュする術がなく対LOにおいて切り札になり得ます。


基本的な動かし方

じゃんけんで勝った場合は「先攻」を取りましょう。
ウガツホムラのデッキは後1から攻撃が可能ないわゆる「アグロ」タイプのデッキではあるのですが先殴りのメリットは他のデッキに比べてあまり多くありません。
先攻を取る理由は以下のとおりです。

  • エネルギー1枚の手貼り権が大きい。

  • 相手のデッキが先攻有利の場合そのメリットを無くすことができる

特に後者で、環境に先攻を取ったほうが強いデッキが多いため「先攻を取らせない」と言う理由が強いと思います。
結局、後攻でも強いデッキなのでじゃんけんの勝敗で一喜一憂することもなくそういう意味では扱いやすいデッキタイプなのかなと思います。

最序盤

対戦準備におけるバトル場に置くポケモンの優先順位は
ハバタクカミ>エンテイV>かがやくゲッコウガ、マシマシラ>イキリンコex、キチキギスex>ウガツホムラex、マフォクシーVです。
このデッキはたねポケモンが多いので、初動の7枚でポケモンが2匹以上あることも珍しくありません。
基本的にはハバタクカミがいればバトル場に出しましょう。続いて「しゅんそく」が使えるエンテイV、逃げ1のゲッコウガの順番です。ポケモンが1匹しか居なく、選択肢がない場合は当然しょうがないです。
イキリテイクを使わずに最初の番を終える可能性もなくはないので、初手にイキリンコの他にもう一枚あり、イキリンコがいなくても展開できそうな場合はそちらを優先してバトル場に出し、イキリンコは手札に持ったままにしましょう。
ウガツホムラとマフォクシーは、マグマの滝壺でエネルギーを加速したいのでベンチに置きたいです。そのためバトル場スタートは極力避けたいです。

序盤

先行の場合、ウガツホムラexに炎エネルギーが1枚付いた状態で番を返せれば上々です。
相手のスタートポケモンにより相手のデッキタイプが推測できる場合には、それに応じたポケモンに手貼りしましょう。ロストならハバタクカミに手張りです。
サポートが使えないため、イキリンコexやかがやくゲッコウガによるドローで盤面を揃えていきます。
オーリム博士の気迫が手札にある場合は、状況に応じてイキリンコを使わないというのも手です。
対面のデッキタイプが「後1で攻撃してくる」デッキタイプの場合はバトル場のポケモンをハバタクカミやかがやくゲッコウガ等のサイド1のポケモンにして番を返すようにしましょう。

後攻の場合、「エンテイVのバーニングロンド」あるいは「ウガツホムラexのれっかばくしん」、エネルギーつけかえを利用した「マフォクシーVのマジカルファイヤー」や「ハバタクカミのたたりとばす」を狙って動きます
同じくイキリンコやゲッコウガのドローと、サポート権はオーリム博士の気迫を使いましょう。
必要な札は「エネルギー1枚」「マグマの滝壺」「オーリム博士の気迫」です。マグマの滝壺は引いたらとりあえず貼っておきましょう。エネルギーは
先に手貼りはせず、イキリンコやゲッコウガで一度トラッシュへ流します。
その後のドローの過程で1枚あるいは大地の器が引ける(事が多い)はずです。オーリムに繋がらなかった場合は、れっかばくしんは諦めエンテイVのバーニングロンドか、ハバタクカミを前に出して番を返すプランに切り替えます。
先1の相手の動きで手札が多かったりピンポイントでサーチしてたりする場合、ナンジャモからのエンテイVで攻撃も選択肢としてあります。

中盤

れっかばくしんでサイド2のポケモンを取り続けます。
ロストバレットのような非ルールが主体のデッキは、ハバタクカミのたたりとばすでテンポを取っていきます。
その際は、マシマシラと合わせて効率よくサイドを取ったり適宜マナフィ呼び出してヒートブラスト60を当てておき、マシマシラのアドレナブレインでマナフィ落としてからのマフォクシーのマジカルファイヤーでサイド3枚取りを目指しましょう。
終盤に向けて、山札の不要なボールなどを削っておくようにすると良いです。

終盤

ボスの司令で詰めましょう。
ナンジャモやツツジの手札干渉には、キチキギスexが有効です。活かすために終盤が近づいてきたら山札を圧縮し不要なカードを切っておきましょう。


環境との相性

ウガツホムラのデッキは、相性が比較的はっきりしています。
雑に分けると、以下のような感じです。

有利:「たねex、1進化ex、たねV、Vstar、炎弱点」のアタッカーを主軸としたデッキ
互角:「非ルール」のアタッカーを主軸としたデッキ
不利:「2進化ex、水タイプ」のアタッカーを主軸としたデッキ

HP160~HP280のサイド2アタッカーを主軸としたデッキ全般に対しては、テンポよく戦うことが可能です。一部、ルギアのようにサブアタッカーに非ルールで高火力のポケモンを採用しているデッキに対してはこの限りではありません。
その他、非ルールのアタッカーを主軸としたデッキなどに対しては引きや展開次第で互角に戦えます。
一方、明確に不利と言えるのはHP330以上の2進化exデッキや水タイプを主軸としたデッキです。特にリザードンexや、水の2進化であるガブリアスex、ウェーニバルex、カメックスex等は圧倒的に不利です。

今の環境に当てはめると、こんな印象になります。

Tier1 リザードンex 不利

天に祈りましょう。まず勝つのはムリです。
リザードンexはヒートブラスト60+れっかばくしん260でも倒せず、マシマシラのアドレナブレインも合わせないと突破することができません。
終盤はこちらが2ターンかけて突破しなければいけないところを、あちらはワンパンしてきます。まず無理です。
序盤の相手の展開が微妙そうならマフォクシーVで一気に倒し切ったり、1匹しかいないヒトカゲをボスで狩り続けたり、ロトムVやネオラントVを倒してサイドレースでゴリ押しする等相当無理しないと勝つのは難しいです。
相手のACE SPECがマキシマムベルトの場合、序盤からワンパンしてきます。諦めましょう。

Tier2 ドラパルトex 互角

苦手である2進化exのデッキですが、マシマシラの存在によりフォントムダイブで乗るダメカン6個を火力に変換することができるため比較的有利に立ち回れます。
HP320はれっかばくしん260に加えてマシマシラの30を2回で到達します。ロトムVやピジョットexを先に倒しておくと更に有利に戦えます。
いれかえカートの30回復は大事に使いましょう。

Tier2 タケルライコ 互角~有利

台頭してきたウガツホムラの強力な同期。
オーガポンみどりのめんexを用いた爆速エネ加速は目を見張る物があります。
とはいえ、おまもりが付いていなければれっかばくしんのワンパン圏内でありパオジアン対面と同様先にサイドを取ったほうが勝ちやすいです。
こちらのウガツホムラをきょくらいごうで倒すには素で4枚のエネルギーが必要であり、ウガツホムラにお守りを付ける意味は無いと言っていいのでこの対面の場合はおまもりは捨てるかキチキギスやマシマシラに貼っておきましょう。
相手のきょくらいごう後にナンジャモを撃ってあげると止まりやすいので、止めた後でエネの軽いエンテイ等でオーガポンを狙っていくと有利に戦えます。
先攻取れた場合は、番を返す際サイド1のポケモンを前にして返しましょう。ポケストップ貼られたら迷わず使いましょう。ウガツホムラのデッキはグッズ比率が高く、恩恵が大きいです。

Tier2 レジドラゴ 有利(ヌメルゴンVstar採用の場合互角)

ウガツホムラにとっては「倒しやすくなったドラパルトex」という立ち位置のデッキです。
アタッカーのレジドラゴはれっかばくしん260とマシマシラのアドレナブレイン20で楽に倒せますし、システムポケモンであるオーガポンexやイキリンコex等もエンテイVで楽に倒せます。
有利マッチではありますが、ヌメルゴンVstarのアイアンローリングとキュレムのトライフロストには注意が必要です。
アイアンローリング後のれっかばくしんは180です。一旦180乗せておいて、ボスでオーガポンを呼び出し、マフォクシーVのマジカルファイヤーを使えばオーガポンは弱点、レジドラゴは180+120で同時に倒すことも可能です。
おまもりはマシマシラにつけましょう。
ウガツホムラはおまもり付けて得するシーンが「オノノクス」採用の場合ぐらいしかありません。元よりワンパンされる前提で考えたほうが良いです。

Tier2 ルギア 不利~互角

火力が出る非ルールのチラチーノの存在により本来有利タイプですが苦手なデッキ、というめずらしいタイプです。
とにかくチラチーノが立たないように立ち回りましょう。
ルギアVstarはれっかばくしん260と滝壺で乗った20をマシマシラで返すことで到達します。ガチグマもワンパンできます。
チラチーノが立ってしまった場合は、ハバタクカミで応戦しましょう。たたりとばす90と滝壺で乗った20をマシマシラで返すことで倒せます。
レガシーエネルギーを含めたネオラントVには注意。弱点込みでウガツホムラワンパンされます。魚のたいあたり強すぎワロタ。
マナフィは基本入っていないので、おまもり付けたマフォクシーVでベンチを何度もぐちゃぐちゃにするのもアリです。

Tier2 サーナイト 互角

苦手である2進化exのデッキではありますが、メインアタッカーは非ルールのフワンテやサケブシッポであり、ダメカンが乗る仕様上マシマシラで刈り取りやすく、かつテンポも遅めのデッキなのである程度互角に戦えます。
ハバタクカミを中心に戦いましょう。ボスの指令でキルリアを常に狙い撃てば勝機があります。
たたりとばすの20ダメージはキルリアやサーナイトexにのせます。
エネルギーがついてないサーナイトexを呼び出すと、ハバタクカミがいればサイコエンブレイスが使えず、ほぼ逃げられずにターンが返ってきます。
残りはれっかばくしんで刈り取れるので、覚えておきましょう。

Tier3 カビゴンLO 互角

入れ替え札が5枚と豊富で、かつハバタクカミや緊急ボードの存在から他のデッキよりも互角に戦うことができます。
れっかばくしんが260である点も非常に噛み合いがよく、ヒーローマントをつけたカビゴンも関係なくワンパンできます。
立ち回りは他のLOデッキ同様、ポケモンを出しすぎず手札に残しておかない、ボスの指令や入れ替え札を大事に使うことを考えておけばOKです。
ポッポが出てきたら、マシマシラは出しておきましょう。出てこない限りマシマシラは出す必要ないです。

Tier3 大空洞パルキア 互角

苦手な水タイプのデッキではありますが、HP280のVstarであるパルキアがメインアタッカーになっているため不利ではありません。
また、デッキの構成上パルキアVが1体しか並べられない状況も多いのでボスの指令で進化する前のパルキアを取り続ければ有利に立ち回れます。
相手の出した大空洞は、エンテイVの火力アップにも流用できるため場合によってはパルキアVをボスで呼びながらエンテイで倒すことも可能です。
状況によって滝壺を貼り替えるかは考えましょう。

Tier3 ミライドン 有利

後1からぶん回してサイドを2枚取りしてくるスーパーアグロデッキですが、性質上育ちきったポケモンを倒すと停止することも多く、先1でしっかり1枚エネルギーを手貼りできていればそこまで苦労する相手ではないです。
ほぼ確実にサイドレースは先行されますが、焦らず前のポケモンをワンパンすることを目標に毎ターン行動していれば勝てます。
先1は、サイド1のポケモンを前にして番を終わりましょう。そうするとテツノカイナでごっつあんのプランを通してきます。この時点で結構無理を強いることができるので返しのターンが楽になります。
可能であれば、おまもり付きのハバタクカミがオススメです。バトル場ミライドンスタートならワンチャン何もできなかったり、テツノカイナのごっつあんにもロストスイーパー要求となりかなり圧力かけられます。
基本的にはエネがたくさんついたポケモンをれっかばくしんでワンパンすれば止まります。ロストスイーパーはテツノカイナのおまもりに使いましょう。ミライドンのおまもりは無視していいです。

Tier3 ロストバレット 互角

基本的な立ち回りはロストギラティナと変わりませんが、サイドレースがやや遅くなる分後半のまくられが発生する可能性はあります。
基本的に、ハバタクカミをアタッカーとして押し付けていればOKです。マナフィは60ダメージで一旦ストップさせておき、マシマシラで落としてからマフォクシーで2面取りを目指すと楽です。
「勇気のおまもり」の使い時が勝負を決めます。ハバタクカミにつけるのか、ガチグマexやかがやくリザードンをケアしてウガツホムラに付けるのかは判断しましょう。

Tier3 テツノイバラ 有利

ルール持ちの特性を完全停止させるテツノイバラexのみで構成されたデッキですが、ウガツホムラは特性もなく特に大きな影響も受けないためただの対たねexです。
たまにオーガポンいしずえのめんexが入っている場合もありますが、こちらもウガツホムラは特性もないためただの対たねexです。
相手の場がイバラスタートした場合は、ハバタクカミをバトル場に出して特性を消してからイキリンコやゲッコウガで山札を掘り進めましょう。
最悪掘り進めることができなくても、3ターンかけてウガツホムラに手貼りすればワザが打てます。クラッシュハンマー等でエネが削られてもそれはそれでオーリムでエネ加速+ドローができます。
まず負けることがないマッチです。

Tier4 ロストギラティナ 有利

ロストバレットと比較して、ギラティナVがサイド2のポケモンのためあちらよりは有利に戦えます。早い段階でハバタクカミを出し、戦っていきましょう。「勇気のおまもり」を付け、げっこうしゅりけんのケアを忘れずに。
ギラティナVが出たら、たたりとばすの20ダメージやマシマシラで20ダメージを乗せておくとギラティナVstarになったあとれっかばくしんでワンパンできます。
マナフィを置かなそうなら、あえてマフォクシーVをベンチに出すことでマナフィを出すことにリソースを切ってくれる可能性があります。有効活用しましょう。

Tier4 パオジアン 不利~互角

弱点対面ではありますが、リザードンのように諦めるレベルではないです。
手札干渉は飛んでこないことが多いので、とにかく突き進んでサイドを先行しましょう。
パオジアンは2エネでこちらをワンパンしてきますが、こちらもれっかばくしんの圏内です。先に殴り始めたほうが勝ちます。
エンテイVもアタッカーになり得ます。2エネで軽く、しゅんそくで事故回避もできるのでオススメです。ベンチをしぼられて9体の場合バーニングロンドは200です。マシマシラと合わせて220に到達するので覚えておきましょう。セグレイブは無視しましょう。
おまもりはウガツホムラへ。パオジアンのエネ要求を2枚→3枚にするだけでなく、セグレイブのバスターテールを耐えるようになります。
ポケストップ貼られたら迷わず使いましょう。ウガツホムラのデッキはグッズ比率が高く、恩恵が大きいです。

Tier4 ディアルガVstar 有利

メタングの登場でジバコイルより安定感を手に入れて舞い戻ってきたパルキアの対。
弱点が炎なので基本的には有利です。エンテイVでコスパ良くディアルガVを倒したり、マフォクシーVでディアルガVを倒しながら裏のメタングを取ったりと柔軟に戦えます。テンポ良く勝ちましょう。
弱点込みでウガツホムラは若干オーバースペックでエネが重く感じるので、夜のタンカをエンテイVに使うことでエンテイVを2回走らせるほうが良いです。

Tier4 トドロクツキex 有利

トドロクツキexを中心としたデッキで、ミライドンexと対戦の流ればほぼ変わりません。
相手から見たときにカラミティストームの220ではウガツホムラを倒せないため必然的にくるいえぐるをメインに戦ってきます。
くるいえぐるの返しはハバタクカミがおすすめです。ブーストエナジー込で倒せる上後ろのトドロクツキexにも20点乗せておくことでマシマシラと合わせてくるいえぐるを打たせづらくなります。
注意すべき点は、マグマの滝壺をカラミティストームで割られてしまうので残り枚数を常に考えておくのと滝壺の20ダメージをそのままにしておくとカラミティストームで落とされる点です。お守りはウガツホムラへ付けましょう。

その他 古代バレット(トドロクツキexを含む) 互角

トドロクツキを中心としたデッキの場合、とにかく早い段階でかがやくゲッコウガを落としましょう。ブーストエナジー古代を付けた場合HP200となりますので、基本的にはウガツホムラで戦っていきます。
トドロクツキexと中心としたデッキの場合、マグマの滝壺の使いすぎに注意しながら立ち回ります。トドロクツキexには、カラミティストームではなくくるいえぐるを使って貰えるように立ち回るとマシマシラと合わせて倒しやすくなります。
ポケストップ貼られたら迷わず使いましょう。ウガツホムラのデッキはグッズ比率が高く、恩恵が大きいです。

その他 サーフゴー やや不利

純粋な弱点を考えればウガツホムラが有利なのですが、そもそも弱点なしでもワンパンなので弱点の恩恵はありません。
パルキアVstarが出てくることが多いので、マシマシラと合わせてれっかばくしん280を叩き込んでやりましょう。やられるまえにやる。
ポケストップ貼られたら迷わず使いましょう。ウガツホムラのデッキはグッズ比率が高く、恩恵が大きいです。

その他 アルセウス 有利

カモです。サイド2-2-2でテンポ良く勝ちましょう。
進化前Vはもちろん、Vstarもマシマシラと合わせて280出すのは余裕です。
マキシマムベルトだけは注意。

その他 ゲッコウガex 互角

ピジョット型なられっかばくしん+マシマシラの20で倒せます。
ユキメノコ型の場合、マフォクシーを用意しましょう。ベンチにはマシマシラとウガツホムラだけいればOKです。イキリンコは置かないように。

その他 テラパゴスex 不利~互角

ステラミラクル看板ポケモンのデッキで、バッフロンによる実質耐久HP290や大空洞で火力が上がり最大2エネ240のワザはもちろん、3色3エネで「たねポケモンからダメージ受けない」メタ効果を持ったワザまで持っており新しい環境にふさわしいデッキです。
ウガツホムラにおいては、れっかばくしんが200ダメージとなるため残り30はマシマシラで回収可能です。おまもりが無ければ比較的倒すのは難しくありません。
問題は「クラウンオパール」の存在です。たねポケモンからダメージがシャットアウトされるためウガツホムラはもちろん基本的にすべてのダメージが通らなくなります。
こうなってしまうとボスで裏を呼び続けるか、マフォクシーVでこんらんにすべてを賭けるかしか方法がなくなってしまうためこうなる前に倒す必要があります。


ウガツホムラのACE SPECは?

Tier1:プライムキャッチャー
Tier2:マキシマムベルトシークレットボックス、アンフェアスタンプ、ポケモン回収サイクロン
Tier3:レガシーエネルギー、ヒーローマント、サバイブギプス、デラックスボム
Tier4:覚醒のドラム、マスターボール、ポケバイタルA、デンジャラス光線
圏外:ハイパーアロマ、ネオアッパーエネルギー、リブートポッド、ニュートラルセンター、きらめく結晶、偉大な大樹

基本的には汎用性の高い「プライムキャッチャー」一択かなと思います。
ウガツホムラのれっかばくしんは、連発するためには場を一度離れる必要がありプライムキャッチャーの入れ替え効果に噛み合います
また、序盤に一気に押し切るデッキのため呼び出しを兼ね備えたこのカードはウガツホムラのデッキにぴったりだと思います。
ただし、初手に引き込んだ場合イキリテイクで泣く泣く切る羽目になる点は注意です。※この影響で、私はシークレットボックスを採用しています。

次点で「マキシマムベルト」です。
れっかばくしんが310になるため、サーナイトex等の2進化exの一部をワンパンできるようになるだけでなくファイヤーをはじめ打点アップの補助によりHP330のリザードンなどにも対応できます。
しかしながら、ex以外には効果がなく全てのデッキに有効に働くわけではないのが欠点で、かつ任意のタイミングで持ってくることができず引きに頼るしかありません。ペパーの採用を考えるのであれば検討しても良いかもしれません。

初手プライムキャッチャーイキリテイク捨て、マキシマムベルトが欲しい時に引けない。そんなあなたには「シークレットボックス」がおすすめです。
このデッキにおいては、4種確定サーチというのが大きなメリットであり好きなグッズ、森の封印石やおまもり、オーリムやボス、そして滝壺を一気に揃えることができます。
初手に引いても安定性に貢献し、中盤に引いてもポケギアと異なりサポート確定サーチ、終盤も詰めに必要なエネルギーつけかえやボスの司令を必ず持ってこれるのが強いです。

大体はこの3種類で、以降は好みかなと思います。
Tier2~3までは何かしら活躍の機会がありますが、序盤に一気に押し切るデッキとは対象的な効果のカードも多くデッキコンセプトと噛み合わない点が気になります。


まとめ

基本的なことは最初の記事に書いたので、今回は各対面におけるコメントを中心に書いてみました。
皆さんのウガツホムラライフに少しでも潤いを与えられたら幸いです。

ウガツホムラの今後について

どこかでちらっと書きましたが、来年のFレギュレーション落ちの影響を今から考えてます。
今のところデッキに採用しているFレギュレーションのカードは以下の通り。

  • エンテイV

  • マフォクシーV

  • かがやくゲッコウガ

  • いれかえカート

  • ロストスイーパー

  • 森の封印石

  • マグマの滝壺

落ちたら致命的なカードは「エンテイV」と「マグマの滝壺」でしょうか。
どちらも序盤の安定感を支える重要なカードであり、特にマグマの滝壺はマシマシラとのコンボと合わせてエネ加速と火力の両方に貢献していました。

来年は滝壺が無い前提でデッキを組まなくてはならず、一番の大きな課題は「エネ加速手段」になるでしょう。

そうなると、マシマシラではなくテツノブジンexの方がデッキと噛み合うようになりこちらの型で組み直すことになりそうです。

これを採用したら最後だと思っている

真面目にエネルギーシールの採用もあります。ダークパッチのような炎専用のエネ加速手段が待たれますね。

それ以外は無いと困るレベルではないのですが、かがやくゲッコウガ等ドローができる何かしらの代替カードは欲しいですね。

こんな感じ?
ホムラぬいぐるみはもちろん買いました
でかい、かわいい


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