ポケモンカード公認資格を取得して感じたこと
はじめに
普段は会社員でITの仕事をしながら、子供と楽しく過ごしている一児の父、あるとんと言います。
今回はタイトル通り、2023年に【ポケモンカードの公認資格】を取得してみて感じたことについてふわっと(重要)書いてみようかなと思います。
私のことについては、以下の記事でダラダラと書いていますので今回は省略します。興味がある物好きな方は、後でふらっと見てみてください。
取得したのは2年がかり
私が公認資格を知ったのは、今から約2年前の2022年3月のことでYoutuber「はじめしゃちょー」がポケモンカード公認資格を取ったという動画をアップしたことがきっかけでした。
この動画の時は私がポケカにまだ復帰していない頃で、「はじめしゃちょー」のチャンネルも別に普段見ておらず本当に偶然この動画が目に入る事になった訳なんですが…
※ちなみに「はじめしゃちょーの畑」のほうをよく見る人でした。柴田アナを最初に知ったのもポケカではなくはじめしゃちょーの畑でした。
「ポケカに資格なんてあるのか、へぇ~」
というのが最初の素直な感想でした。その後、旧裏で辞めていたポケカに復帰することになったのですがこの資格のことを忘れており、応募期間をスルーしてしまいました。
時が過ぎ2023年3月、「ゆるふわポケカ会」という公認自主イベントのスタッフを担当することになりました。
「そもそも公認自主イベントってなあに?」という疑問があるまま、やっちゃえ的なノリでお手伝いをはじめました。
たくさんの先輩オーガナイザーやジャッジから、助力やアドバイスもあり。
約1年間の間、毎月お手伝いする中で様々なスキルが身につきました。
そのうち、自分一人でイベントの流れの把握やティーチングのやり方、子供への接待の仕方(笑)などを一通りできるようになりました。
スキルがつくと、他のイベントのスタッフにもお誘い頂くようになりました。
こうして、公認資格を持たないけれどもポケモンカードのイベントでお手伝いをしまくる謎のモンスターが生まれたのです。
※この間、別のTCGではイベント主催やスタッフもやってました。いつ休んでんだこいつ。
ここで、ゆるふわポケカ会から始まった数々のスタッフ経験を通して、徐々にある気持ちが芽生え始めます。
「自分でイベントを開き、ポケカが遊びたくても遊ぶ場所がない人たちに思う存分遊んで欲しい」
月並みではありますが「目の前のイベントの手伝い」から「ポケモンカードのお手伝い」がしたいのだと考えがステップアップしていたのです。
別に資格を持たなくてもイベントができることはわかっていましたが、こうした素敵な体験や経験をさせてくれたポケモンカードへの貢献もしたいという思いから、公認資格にチャレンジすることにしました。
そして、2023年の11月。
ポケセンオンラインの仮想待合室にて、運命の時を迎えたわけです。
仮想待合室の表示が「待ち時間の目安:1分」と表示された瞬間湧き上がるような嬉しさと、資格をカートに入れるボタンを押す瞬間手が震えていたことを覚えています。
無事、挑戦権を得ることができました。
その後、なんやかんや試験や面接を経て資格取得となったわけですがその部分は割愛させていただきます。
取得してからの活動
こうして、イベントのスタッフから始まった公認資格の取得物語は終わった訳ですが当然ながら本当の本番はここからです。
まずは資格取得したてのオーガナイザー向けに開催される「オーガナイザーズキャラバン」へ4月に参加しました。
詳細は、上記noteにまとめておりますがイベントオーガナイザーってなあに?からイベントを作るまでの一通りの流れを知ることができる嬉しいイベントでした。
そして、5月にはオーガナイザーズキャラバンで得た知識と今までのイベントスタッフの経験を生かして、自身で開くはじめてのイベント「さくらもち交流会」の第1回を開催しました。
開催場所付近には満足にポケカができる環境がなく、かつファミリー層が多い場所でもあるため「ポケカやってるけどやれる場所や相手がいない」問題が有り、そこをうまくカバーしたいなと思っていたので参加頂いた方から「また開いてください」という声が本当に嬉しかったのを覚えています。
その後も、月1ペースでイベントを主催を続けたり
引き続き、いろんなオーガナイザーのイベントのスタッフでお手伝いしたり
ユーキャンさんの「#ポケカ初心者交流会」のようなティーチングのスタッフもしたり…
資格取得してからは、更に他のオーガナイザーとの繋がりが増え、イベントのスタッフを手伝ったりと活動の幅が広がったと思っています。
今後も引き続き、ポケモンカードがたくさん遊べるような場を作っていきたいなと思っています。
公認資格を取って何か変わったか?
ここからが本noteで書きたかったことです。
※ここからの話は「ジャッジ」の事は除きます。まだ未稼働のためです。
さて、とてつもない販売方式の中をくぐってたどり着いた公認資格を手にして私はなにか変わったでしょうか。
結論、取る前とほぼ変わりません。
公認資格を持っているから〇〇が変わった、できた、ということはほぼありません。パックが配れるくらい?
オーガナイザーとの繋がりが増えたメリットはありますが、特段資格を持って無くても繋がりは得られます。資格の有無は自身の活動にはほぼ影響しません。
様々な活動をする中で結果的に資格が後から付いてきたという形になります。
「資格を持っているだけ」は何もすごいことはありません。
また、資格を持っているから何者かになれるわけでもありません。
何者かになりたいがための資格取得なら、国家資格を取得したほうがよっぽど有意義です。
ではなぜ皆さんはそこまでしてポケモンカードの資格を求めるのでしょうか。
ポケモンカードに何かしらの形で貢献したいから取得したのではないでしょうか。
形の大小は問いません。ジャッジとしてポケカの競技シーンを支える重要な役割を担ったりするような大きな貢献から周りの友人、友達へポケモンカードを広める小さな貢献でも良いと思います。
ぜひ、資格取得したらポケモンカードへの貢献を率先して活動してほしいと思います。いえ、一緒に頑張りましょう。
こうした歴代ジャッジ、歴代オーガナイザーの活動のチリツモで今のポケモンカードがあると感じています。
ジャッジはやるの?
結論から言えば、今は考えていません。
ポケモンカードは好きですし、イベントを開くのも好きですし、ジャッジの話を聞いて勉強するのも好きです。
ただ、私にとって「家族」の方が大事です。
自身のイベント主催、他のオーガナイザーのイベントのスタッフをすると自然と土日が埋まっていきます。
挨拶ついでにイベントへ参加する側、プレイヤーとして参戦することもあります。
平日はもちろん仕事ですし、余った土日にジャッジ活動を加えることはできません。家族のイベントも大事だからです。
ポケモンカードは好きですが、ライフイベントを削ったり命を削るような活動は私にはできません。
上手いこと自分の生活にジャッジ活動を取り入れてる皆さんは本当に凄いです。マジで凄い。
ですので「ジャッジをやらないのにジャッジを取るな」「家族が居てフットワーク重いのわかってるのにジャッジ取るな」「地方でジャッジを取りたい人のために枠を寄越せ」「東京だからジャッジやらなくても許されるんだ」と言われるとごめんなさい、としか言えません。
オーガナイザーとジャッジの資格、また分けてほしいよなあ…
ことジャッジについては、本当にいろいろな意見が飛び交う昨今なので話題に上がりがちですがオーガナイザー同様に「一般人がボランティアしてる」ことを忘れないでください。
本当に足りてないのが現状だと思います。足りてない中、シティリーグはじめ様々なシーンでジャッジ活動されているジャッジの皆様には本当に頭が上がりません。いつもありがとうございます!
とはいえ今後ジャッジをやる可能性がまったくないわけではありません。
何かが落ち着けば、何かが始まる。そう思っています。
まとめ
今回、公認資格の挑戦権を得ることができた方おめでとうございます。
手に入れたチケットは「何者かになる」ためのチケットではありません。
ポケモンカードにほんの少しだけ、近くで貢献できる。そんな権利だと思ってます。是非一緒にポケモンカード、盛り上げていきましょう。
今回残念ながら抽選に落ちてしまった方、ここまで書いた通り資格の有無は(ジャッジを除いて)活動にほぼ関係ありません。
今からでもイベントを開いたり、広める活動はできます!一緒に活動してみませんか?
イベントのスタッフにお困りの方、都合が合えばお手伝いします!
ぜひぜひ連絡ください!
イベントの作り方のnoteも書いてます。イベント開いてみたいけどどうやったら良いかわからない、な人はぜひ。
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