50歳が思うLIFE
今年を振り返ると、モヤモヤしていた前半・開き直った後半、という一年だったように思います。
前の派遣就業先で、自分は残れるのか、さよならなのか、年明けからずっと疑心暗鬼なまま仕事していたし、
終了が決まってから始めた次の職場探しはまったくピンと来ず。
遠回しに年齢がネックになっていると、派遣のコーディネーターから言われたことも何度かありました。
プライベートの方でも、2月に開催予定だったオケの本番が中止になり、つば九郎先生の公演も延期となり。
4月になって、ホームオケではないけれど以前からつきあいのあったオケの練習が始まり、
苦戦しつつも5月になんとかいまの職場への就業が決まり、6月からはいろいろなことが良い方へ回転し始めました。
結局、8、9、10、12月といろんなオケで本番ができ、コロナ直後で無期延期になっていたアンサンブルも再開し、
オリンピックでは野球が優勝、我らがキャプテン山田哲人選手がMVPになり、
東京ヤクルトスワローズはマジック点灯からの勝率1位でリーグ優勝、さらには日本一にまでなりました。
その間、私もとうとう大台に。自分の誕生日以上にスワローズのリーグ優勝&日本一を行く先々でおめでとうと言ってもらえました。
去年の12月、まだギリギリ40代なのに五十肩と診断されてショックを受けていましたが、実際50歳になってみると、なんかもうどうでもいいという気分に。
同学年の人たちも当然50歳になったけど、皆前向きに受け入れている。
自分はその人たちのように結婚していろいろ責任を負っていないという引け目は少しはあるけど、それならそれで今までどおり自由を満喫すればいいじゃないかと。そんな自分もちゃんと受け入れてもらえているしね。
50歳にもなるとその辺を人からあーだこーだ言われることもなくなるし、言われても聞き流せる。
オケも野球も、どちらも出会いには事欠かない趣味なので、これからもいろんな人と出会って世界を広げていきたいな。気分的な縛りがなくなって、すごくラクです。
仕事の方も、いまの職場はあんまり年齢とか気にしない職場のようで、チームにもいろいろな年齢層の人がいます。年齢を気にする会社もあるけどそうでない会社もあるんだと思いました。だから次また探すときもそういうもんなんだというふうにどーんと構えていられたら、と思います。
「Life is beautiful」
M-1優勝ネタの最後で、同い年の長谷川さんが言った台詞。
シュールなようで、真実だと思います。かなり響きました。
来年もマイペースに、楽天的に過ごしていきたいです。