私はディープ・ステートではありませんなぜ私がキム・ゴーゲンと話すのか~ペニー・ケリー
ペニー・ケリーという人が不思議な声明を出していました。「わたしはディープ・ステートではありません」ということです。この人は、昔はクライスラーのエンジニアをしていたり、自然療法(naturopathy)のお医者さんだったり、教育コンサルタントだったりしたようですが、今は、「心と意識」(mind and consciousness)に関して教えていると言っていました。
2021年10月末に出された短い声明のようなビデオです。どうやら、彼女がトランプ大統領に対して懐疑的なことを言ったということと、キンバリー・ゴーゲン(もしくはキム・ゴーゲン、キム・ゴーグエン)と対話をしている、という二つの理由により「ディープ・ステート」の一味ではという嫌疑をかけられているようです。それだけでDSと呼ばれるとは、それ自体結構興味深いです。少し共有します。
記憶があいまいなので、ここからは覚えていることを書きます。ペニーはその声のトーンを聞いて、キム・ゴーゲンが本当に何をしているのか調べてみたそうです。調べたところ、彼女はキムが本当に新しい世界を作ろうとしていることに気づいたと言っていました。他のみんなが、トランプの動向や恐怖心を煽るような情報に心をかき乱されている間に、キム・ゴーゲンは人々に地域に根差した集会(議会)を作ることを呼び掛け、民衆による誰もが伸び伸びと生きるための新しい仕組み(エコ・システム)を作ろうとしているという事に気づいたそうです。
ペニーが言っていることは、全て上記のLife Forceというウェブサイトにて見ることができます。2022年1月初旬の段階で議会の数はもっと多いはずですが、興味のある方はここで見てください。アメリカやカナダの各州や、メキシコ、アルゼンチン、ペルー、オーストラリア、ニュージーランド、ケニア、ブキナファソ、カメルーン、ルワンダ、ナイジェリア、フィリピン、ベトナム、ドイツ、ベルギー、ポーランド、フィンランド、フランス、スイス、スロベニア、オランダなど、沢山のグループがいま集会・議会(アッセンブリー)を作り、参加しているように見えます。日本は見当たりません。
面白いのは確かにペニー・ケリーが言うように「国」のレベルで参加しているように見えるところや(ペルー、ボリビア、ブラジルなど)や、州のレベル(カリフォルニア、サスカチュワン、マニトバ、テキサスなど)で参加しているように見えるところがあるという事です。また、完全にできていない集会も登録されているうようで「議会結成を希望」と書かれているところもあります。シンガポールは「議会結成を希望」(Want to Form an Assembly)となっていますし、アイルランドは「議会結成を希望、批准書を提出」(Want to Form an Assembly, Ratification Package Submitted)となっています。
アイルランドの下にアイルランドの議会のウェブサイトがありクリックするとこのようなページに辿りつきます。開いてみると2021年8月15日20時から独立した自分たちで組織した自主政府であること、またIMFや、世界銀行などとは一切かかわらないことなどが書いてあります。これはつまり「独立宣言」?
ペニーは、キム・ゴーゲンが私たちの文明を変えるためにやっていると言っていて、議会から、警察、健康、保険まで作り上げようとしていると言っています。確かに、ビデオを見ても、ウェブサイトをみても言っていることと一貫しています。キム・ゴーゲンは世界金融のカギを握っていると言っていて、今までのような使い方をする組織にはお金は渡さないと言っています。彼女は新しい何かを作ろうとしているのに、周囲では何もしないで彼女の悪口しか言わない。ペニーは、もう少し心を開いて、キム・ゴーゲンとの対話を続けいたいという話でした。
確かに、ペニーが言うようにキム・ゴーゲンのグループは毎週Zoomでミーティングをしているようで、その一部と思われるものが代替メディアに上がってきます。その中のキムのインテル報告がいつもすごいです。(ここに書くのにも勇気がいる感じにすごい。)見たい人はどうぞ、下にリンクを貼ります(英語です)。
このグループがどんなことをしたいのかという一例で、「保険」をみてみます。普通保険はInsuranceという言葉を使いますが、ここではAssurance「保証」という言葉を使い、病気の人でも誰でも加入することができて、また、今までの保険は病気になった時、けがをしたときなどに使うためのものだったが、そうではなく「保証」は健康を保つために使えると言っています。例えば健康を保つためにカイロプラクターに行ったとすると、すぐにそのカイロプラクターの元に施術費が入るような仕組みだそうです(まだ、この仕組みは完成していないようでした)。
そういえば、今回の一連の政治的な流れで経済的に損害を受けたビジネスを金銭面で支援するシステムはすでに出来上がっていて運用されているようでした。
この間、「スターシード 今、わたしたちは何をすべきか?」という記事を訳しましたが、それに人々が組織化すること、同じ志を持った人たちが集まり、話し合うことが重要であるとありました。まさにキム・ゴーゲンはそれを行っているのかもしれません。巷に溢れる情報をいかに識別するか日々問われていますが、「心に希望をもたらし、勇気を奮い立たせてくれる」情報というのも識別の一つの尺度かもしれません。