たまたま聴いた曲についてきいてほしい。 #3 - 星街すいせい

「たまたま聴いた曲についてきいてほしい。」とは、
筆者・氷霧涼々が特にアーティストの事前知識がなく、ただ聴いたら「いいな」と思った曲をPUして書いていく連載記事です。
それゆえ、アーティストについてはよく知らないため、何か間違いなどありましたらご指摘いただけると幸いです。


今回取り上げる楽曲は、星街すいせいの楽曲「みちづれ

実は、配信の勉強がてらVtuberをみようと思ってた時期がありまして。なので1stアルバム出る前の地点ですいちゃんの存在は知ってて、曲は何となくわかる、みたいな感じだったんです。チャンネル登録もしてました。
1stライブは見れていないのですが、2ndライブは配信で見ました。東京ガーデンシアターいっぱいのブルーのペンライトは見てて壮大でした。

そんなすいちゃんの2ndアルバム「Specter」のリード曲。
すいちゃんのアルバムって、豪華なクリエイター陣が参加しているイメージで、今回はヒゲダンのサポートで入ってる宮田“レフティ”リョウさんや、アニメの方だと田淵智也さんなど「知ってるわこの人!!」ていう人たくさんいたし、1stアルバムでは「自分勝手Dazzling」といういかにも、あの人がつけそうなタイトルやなぁとか思ってたら、ビンゴで東方界隈からもAbsoЯute ZeroのRuteさんが参加してました。すごい世界線だ…。

脱線しましたが、楽曲について。Ayaseさん提供楽曲だそうで、それ知って「あ〜!」となりました。オケがほんとにそうなんだもん。
愉快なのにどこか暗い感じ。疾走感溢れるとは違う、自分たちだけがどこかに置いていかれていったような。表現が難しいんですけど、この曲はライブの序盤だろうが中盤だろうがアンコールに来ても大丈夫な曲だと思ってます。序盤だったらすいちゃんの世界にこれからみちづれにしてくれるし。アンコールだったら、終わった後でも魅力にみちづれされる。一人称の物語が語られるように綴られる言葉たちは鮮やかに道を彩ってくれるよう。

「これはパレードさ」と歌詞で人生をパレードと表現しているところも、物語性の強い楽曲を作成するAyaseさん節を強く感じて、興味深い楽曲だったと感じています。
すいちゃんの惹き込まれるような歌声でようやく完成する楽曲だと感じています。ただこれ歌うの難しそうだな、と思ってたら本人もそうだったらしく、レコーディングには苦労したんだとか。

ライブでは、確か花吹雪が舞ってからの衣装チェンジ直後の披露だったので、すいちゃんの新たな一面を魅せようというのが伝わってきました。

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氷霧涼々
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